「未だ解釈に悩んでいる映画」Pure Japanese かあさんの映画レビュー(感想・評価)
未だ解釈に悩んでいる映画
予告動画を見て、バイオレンスが凄そうで少し尻込みはしたものの、あのディーン・フジオカが企画した映画だから、ただ怖いだけの映画じゃないだろうと思い鑑賞した。
公式サイトに載っているトリビア等を読み、軽く予習をしてから観たが、正直、解釈は難しい。
いや、映画自体は普通にバイオレンスアクションムービーとして楽しんだ。
意外と自分は血飛沫系に耐性があったようで、具合が悪くならずに済んだし、ディーンや坂口征夫らが繰り広げるアクションは見ごたえがあった。
撮影の舞台となった日光江戸村も、子どものころよく訪れていたので、その街並みに懐かしさを覚えていた。
ただ、私はそんなに物事について深く考えられる人間ではないので、残念ながら、彼が二重三重の意味を持たせたこの映画の真髄を、核となる部分を未だ理解できずにいるのだ。
日本人の定義とは何か?
100%ピュアな日本人とは、どのような日本人なのか?
日本語OSが日本人を乗り物として扱っているのなら、あの結末は何を意味しているのか?
分からないことがあり過ぎて、「早く答えを教えてくれ!」という気持ちにもなるが、そうやってすぐに答えを求めようとするのも、なんだか自分自身に負けたような気がしてもやもやする。
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