「村上淳と嶋田久作は仕事選んでくれ…祈」Pure Japanese 葵蘭シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
村上淳と嶋田久作は仕事選んでくれ…祈
これはあれだ…
たまに世に出てくる、成り上がりの社長さんだとかが、自分をハリウッドスターだと勘違いして、その勇姿を映像化しちゃったりするオ◯ニー作品の類か…
とにかく、テンポ悪し、設定滅茶苦茶、芝居は言わずもがなの三拍子揃った超絶破天荒な作品。
働き口がなく、やむに止まれず女子高生がスナックでホステスのバイトをしているというド田舎設定(これ自体どうかと思うが…)にも関わらず、広場には渋谷スクランブルに負けず劣らずの超巨大液晶ビジョンがあったり、市会議員だか県会議員だか知らないチンピラ政治家は、一般客が集うスナックにヤクザと同席しながら、「学校には黙ってるから…」なんて台詞でホステス女子高生を脅す…失笑
挙句の果てには、有権者に向けて「国政に打って出ます!」なんて発表した懇親会には、ヤクザ同伴で寿司や酒の大盤振る舞い…
更に更に、拳銃で至近距離から撃たれたディーンが息を吹き返すと、何と何と革ジャンの胸ポケットに偶然忍ばせていた手裏剣が銃弾から身を守ってるなんて、一体いつの時代の演出なのか…
終始、空いた口が塞がらない程の酷さだったが、こんな作品に起用されたディーン・フジオカに些か同情を覚えるとともに、大笑いさせていただいて楽しんでいる自分に驚いた…
のも束の間、エンドクレジットに「企画・プロデュース:ディーン・フジオカ」って、おい!ええ加減にせいよ!笑
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