「予告編の出来が良いパターン」ディア・エヴァン・ハンセン shihoさんの映画レビュー(感想・評価)
予告編の出来が良いパターン
映画館で見た予告編が良くて、今年はイン・ザ、ハイツが素晴らしかったから、またミュージカル見たい気持ちもあって、行ってみた
率直な感想は、予告編の出来上がりが良かったんだな
確かに発端はやむを得ずついた優しさからの嘘だけど、その後のエバンの態度も、いかにもアメリカ社会らしい展開も、私は好意的に受け取れなかった
また、歌と歌声は素敵なんだけど、ダンスシーンはあまりなく、正直歌わなくても…ミュージカルである必要あるのかな?と思ってしまった
あと、主人公は歌も演技も良いのだけど、20代後半にしか見えず、高校生役はちょっとムリやりに感じた
多分、辛口になる理由の一番がこれ
母親役のジュリアン・ムーアが母親に見えない…
終盤、エバンが解決に向けて行動した後の展開があっさりし過ぎているのも、誰も1人じゃない、と歌っているのに、あのエンディングなのも納得いかない…
舞台版は大ヒットロングランらしいので、映画化に失敗したんだろう、と勝手に思うことにする
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