「観て良かった」ディア・エヴァン・ハンセン ぴくにっくさんの映画レビュー(感想・評価)
観て良かった
エヴァンは寂しがり屋…
嘘をついたのも優し過ぎるから…そして家族愛に飢えていた
そして骨折も自害失敗…
対するコナーは発達障害?で家族も友達らも手を焼いてた(母親だけは味方で愛情注いで見守ってた)
コナーも自身の行動を持て余し孤独と闘っていた
そんなコナーが自害した事で、それまで上手くいってなかった人々の心に芽生えた、わだかまり(後悔)
それぞれのわだかまりをエヴァンの嘘が解きほぐす…
しかしエヴァンにとってみれば罪悪感が日々募る(コナーの家族の温かい空気も心地良いから余計に)
結果的には、その嘘によってエヴァンの周りに人が集まり…いつの間にか孤独から抜け出せていた
孤独の殻を破り人と交わる事で自分に自信がついたのも良かった
あなたは独りじゃない
きっと、誰かが見つけてくれるよ
ウツと社会不安って、完璧じゃないと嫌われるって固定観念があるからなんだな
幼少期とかに経験した認めてもらいたい気持ちが大きいと劣等感も生まれやすい(エヴァンの場合、父親が出ていった事で自分が置き去りにされる不安)
でも、それは大きな間違い…違うんだな
自分に素直になって、自分をさらけ出しても大丈夫
必ず受け入れてくれる人はいる
素直に自分を出して、自分を好きでいよう
悩んでいない傷付いていない人なんて、くまなく捜しても何処にも居ない
ただ平気な顔をして仮面を被り陽キャラを演じてたりする…不安薬を手放さずに…
陽キャと陰キャってあるけど、自分が思うキャラは他人とは一致しなかったりする…
こういった心の問題は、翻訳で全てが決まるから難しかったと思います
エヴァンが堂々と前を向き、歩き始めた明るい未来が予想出来て安心しました
はじめまして。ぴくにっくさん。
みかずきです。
色んな作品の私のレビューへの共感、フォローありがとうございます。
こちらのサイトには先月登録したばかりですが、
宜しくお願いします。
さて、本作、シリアスなミュージカル作品でした。
主人公の誰かに声をかけて欲しいと願う孤独感、
胸に迫るものがありました。
人は人との結び付きを心の糧にして生きているんだなと
あらためて実感しました。
では、また、共感作で交流させて下さい。
-以上-
今晩は。初めまして。
今作はミュージカルと言われると、少し違和感を感じましたが、全体の物語構成が秀逸で、私はエヴァンもそうですが、脳内でコナーも同じ孤独感を抱えていたのだろうな、と勝手に推測しながら鑑賞していました。
あと、アメリカの高校生が結構な割合で抑鬱薬や、向精神薬を服用している事にも驚きました。(日本も、そうなのでしょうか・・)
生きる上での様々な障壁を、哀しき出来事を乗り越え、自ら真実を打ち明ける勇気を持ったエヴァンの姿には、涙腺が緩みました。では。
あ、返信不要です。