「楽曲はとても良い。」ディア・エヴァン・ハンセン mamiさんの映画レビュー(感想・評価)
楽曲はとても良い。
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楽曲やメッセージ性は素晴らしいのですが、やはり自死の遺族への嘘というのはわたしは最後まで許すことができなくてモヤモヤが残りました。
ギブスのサインなどから親友と誤解されて本当のことが言えなかった、まではまだ物語の発端としてはアリだと思うのです。予告編のように。ただ、遺書の件はすでにやりすぎだし、そしてもっと早い段階で、トラブルになる前に自分から本当のことを打ち明ける、それがエヴァンの「殻を破る成長」であって欲しかった。クラファンまでやるなんて。
自分がコナーの家族だとしたら?息子を亡くしたお母さんや兄を亡くしたゾーイの気持ちを考えると、エヴァンの行為に言い訳や正当性はないと思えました。
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