「何かを感じる箇所はあったが」ディア・エヴァン・ハンセン 山田Cさんの映画レビュー(感想・評価)
何かを感じる箇所はあったが
ミュージカルありきで作ったのか、強引でかえって白ける要素になってしまってると感じた。
また主人公が気持ち悪い。弱ってる隙を突いてくる、それも悪意なくやるのは最悪だ。弱い心を出してはいけないという戒めにはなった。
主人公が高校生だから許されてる感がある。
気になったのは、主人公がメンタルあそこまでやられてる時に、私だったら読書や勉強は到底できないなと。
コナーの父は割といい父のように見えたが、それでも解決できなかったコナーの心の問題がどれ程のものかについて、「薬物やってた」だけではピンとこない。
まあ主題はそこではないし、まして孤独を出さない同級生でもなく、あくまで主人公にフォーカスして物語を収めたようだが、その辺にモヤモヤが残った。
主題は伝わってきたが、そもそもの物語の流れが好きになれなかった。
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