「無類のお人好し物語」私はいったい、何と闘っているのか odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
無類のお人好し物語
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終始、心の声と言うかモノローグで主人公の心情が語られる稚拙な演出、原作がつぶやきシローなら仕方ないか・・。
大泉洋さんと小池栄子さんは息の合った名コンビだがお相手を同じNACSの安田顕さんに替えて訳ありの夫婦役、微妙に不釣り合い加減が面白い。
もう一つ感心したのが、知る人ぞ知る、名言
「努力をしても報われない奴はいる、ただ成功した奴は必ず努力をしている」
まさか、プロレスラーの長州 力さんの名言とは、実に奥深い。
万年、副店長という主人公のことだろう、確かに今の資本主義社会では人が悪いくらいでないとのし上がれないというのもある種、現実かも知れません。そういう意味では無類のお人好しを皮肉った社会派コメディなのかも・・・。
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