マリグナント 狂暴な悪夢のレビュー・感想・評価
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エドワード・モードレイク
面白い!
予想外の真相とアクション
ジェームズ・ワン監督なので期待してたけどちゃんと期待に応えてくれてまた個人的ジェームズ・ワン株が爆上がり。
ホラー、ミステリー、サスペンス、アクションと色々な要素てんこ盛りなのに全て面白いという離れ業。
魅せるカメラワークや円熟のホラー演出も上手い!
音で驚かせる演出が少な目なので大きな音でのビックリ演出が苦手な人でも観やすい。
死霊館やインシディアスのようなオカルトホラーよりもSAWのようなクライムサスペンスの色が強いので終盤は怖いというより盛り上がる。
主人公マディソンの幼少期を演じているのがマッケナ・グレイスというのも見所。
女好きのイケメン刑事が単にチャラいだけかと思ったら仕事熱心だし熱血でかなり好きなキャラだった。
同僚の鑑識の女の子も終始癒しキャラで可愛い。終盤の電話の下りが特に最高w
あとはジェームズ・ワン作品の特徴かもしれないけど普通疑うような事でも主人公を信じてくれる味方が多いのも良い。
アクション・ホラーの新たな可能性
言わずと知れたジェームズ・ワン。
ホラー映画の製作及び監督として、まさに代表格的な立ち位置にいるが、何年か前に一度ホラーというジャンルからの脱却を公言している。
もちろん、その翌年くらいに発言を撤回し、死霊館 エンフィールド事件の監督を務めている。
今やホラー映画のパイオニアとして名を馳せるジェームズ・ワンでも、やはり一度は情熱を失うもんなんだなあ、と当時は思ったんだが、発言撤回とホラーへの復帰が早すぎて、一体あれは何だったんだろうと、彼の新作を観るたびに時々考える。
本作もそんな過去など微塵も感じさせないアイデアとストーリーに仕上っている。
何気にアクション映画としてのクオリティも高い本作は、今後のホラー作品への新しい指針となるのではないだろうか。
個人的には、大好きな07年の「狼の死刑宣告」のようなジャンルにも、ジェームズ・ワンには再び挑戦して欲しい。
久しぶりに
サイコー!
思ったのと違った…
いないない〜ばあ
私がよく見ている映画レビューチャンネルの「シネマンション」にて、芸人のあんこさんとジャガモンド斉藤さんが2021年ベスト1に入れていた本作。特にみたいなと思わず、完全スルーしていたらまさかの大絶賛だったから、なんだかすごく悔しくて。早く配信で来てくれないかな〜と思っていたら、Netflixで配信開始のお知らせが!意外にも速くて驚き。早速、鑑賞しました。
度肝を抜かされるってよく言いますけど、今までのは全部嘘でした。これが本当に度肝を抜かされるということです。ってくらいの衝撃的な作品でした。あまりにも面白い。間違いなく、今まで見てきたホラー映画の中でベストでした!!!ここしばらくはこの映画をおすすめし続けることとします。
ネタバレ大厳禁映画なので、あまり踏み込んで語れないのが惜しいところ。なんの情報も入れずに見て欲しいのですが、これだけだったら見たいとは思えないでしょうから、「これを聞いたら見たくなる!マリグナントの魅力、徹底解説!」という動画の企画のような感じでレビューしていきます。
まず、どのような話なのか。
ざっと説明するのがなかなか難しい映画ですので、序盤のストーリーだけお話しようかなと思います。何も聞きたくない!完全にゼロで見たいんだ!という人は、星マークが羅列してある行が1番上に来るまでスクロールしてください。
主人公のマディソンはお腹に赤ちゃんを抱えながら、夫と2人で小さな屋敷に住んでいました。一見、幸せそうに見えるこの夫婦ですが、実はマディソンが赤ちゃんを授かったのはこれが初めてではなく、過去に3回流産を経験していました。そのせいか、夫は妻のマディソンにだんだんと当たりが強くなってしまい、遂には手を出してしまうのです。壁に頭をぶつけた彼女からは血が流れてき、流石に慌てた夫は焦って氷水を取りに行きますが、もう嫌気をさしたマディソンは鍵をかけ、その日は別々の部屋で寝ることになります。
その日の夜、夫は何者かによって殺されてしまいます。マディソンも犯人に追いかけられますが、ケガはなく、しかしながらまたもや流産をしてしまいます。しかも、その犯人の足跡や形跡がなく、警察はマディソンを疑うのです。疑いが晴れたものの、精神的におかしくなってしまった彼女は、退院してから家に戻った日の夜、とある悪夢にうなされてしまいます。悪夢の内容は、とある病院の先生が惨殺されてしまうというもの。恐怖に怯え、飛び起きた彼女は、現実ではなかったことに少しばかり安堵しますが、なんとテレビには夢で見た内容がそっくりそのまま映し出さられているのです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
さて、彼女が見ている夢はなんなのか。そして、夫を殺し、自分を追い詰めた犯人は誰なのか。何のためにそんなことをしたのか。謎だらけで物語はスタートします。
そこまで捻りが無いように思えるストーリー。
確かに、序盤は少しつかみが弱くてあまり興味がそそられませんが、それすらもジェームズ・ワンは計画的。ベタベタなホラー要素を詰め込みながら、ひっそりと伏線を張っておく。観客はお見事な音楽とカメラワークにビクビク。でも、知らぬ間に物語の地盤は固まっていく。
中盤からはもちろんホラー的な怖さもあるけど、それ以上にミステリー要素が強くなり、心理的な怖さも加わってくる。しかもハイテンポで、時間の経過を忘れてしまう。どういうことなんだろうと、気づいたら映画の虜に。家で集中して映画を見ることが苦手な私は、自分の没頭具合に驚きました。いつの間にこんなにハマっていたのか!と。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、物語の深みがじわじわと底知れぬものになっていく感覚が、異常なまでに気持ちいいのです。
そして、驚きの結末。
ぐわあああああ!!!そういうことだったのか!!!と体が思わず動いてしまう面白さ。そして、それだけで終わらないのが本作。ちゃんちゃんじゃなくて、結末こうなんだけど、更に見せちゃうよみたいな感じで、尺を贅沢に無駄なく使っているのが、本当に本当に最高。その怒涛の伏線回収が、ジャガモンド斉藤さんも言っていたように、ズルくない伏線貼り?回収具合?なので、見ていて超爽快だし、後味がめちゃくちゃいい。ホラーでミステリーで、ラストはまさかの○○○○○。ジェームズ・ワン、脱帽です。
こんなに怖くて、後味が気持ちいい映画は見たことないし、これからも見ることないだろう。さすが、ジェームズ・ワン監督。してやられました。これ、もし2021年に劇場で見ていたら、クルエラに次いで第2位でした。本当に悔しい。映画館で見たかった。もう1回みます。その時に改めて、またレビューしよっかな。この夏に、ぜひ。
絶対観ないと思ってたけど
一緒に観ようって言ってくれて友達と観ました。怖いのは怖いんやけど最後まで観たらあの家にいつまでも住む理由とか分かって凄いなーと。まぁでもこれピノコやんって分かってしまった。あとガブリエルはフルCGかと思いきやスタントの女の人が演ってて驚き。あと画作りのためだけに崖ギリギリに車止める妹のサービス精神に頭が上がらない。映像リテラシーが高すぎる。以上!
なにやら、評価が良いし、コメントもそこそこなので、観てみました。そ...
メリメロサラダ
良質なホラー映画。真相があまりにも読めやすいのが欠点。
良質なホラー映画。
妹ちゃんがおバカでかわいい。
真相(=ガブリエルの正体)は、開始30分の時点で予想が付き、60分の時点でどうやら当たりらしいと分かる。
そこから暫くは「もう分かってるって」ってことを警察や妹ちゃんが捜査するからちょっと辛い。
前半でヒントを与えすぎかも?あれじゃ早い段階で真相に気づいてしまう。
ただそれでもクライマックスが良いから楽しめた。
90~100分にまとめるか、少しヒントを抑えめにするとさらに良かったと思う。
なぜこれでR18?全然グロくない
新感覚ではあった
やはりジェームズ・ワン監督の代名詞と言えば『意外性』。
マリグナントも毎度おなじみの伏線回収、ストーリー性抜群、衝撃の真実、と言った感じ。
ネタバレを知ると伏線の隠された意味を知った時の爽快感が減るので言いませんが、ホラー映画として見たらダメ。
ジェームズ・ワン監督はホラー映画として見るより、「ジェームズ・ワン監督の映画」として見るのが1番の正解な気がする。
でもちょっと思ったのは、「そんなCGの使い方いる?CGのせいでホラー映画として見れない」と思いました。
終わり方が完全にアメコミで、そこだけは心底ガッカリしたのでホラー映画、アクション映画、サスペンス映画を同時に見たい時にいいな。
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