「後が大変そう」マリグナント 狂暴な悪夢 Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
後が大変そう
ジェームズ・ワン
マレーシア出身の映画監督
オーストラリアで大学で知り合った
リー・ワネル(この人も昨年透明人間という傑作を撮る)
と練った企画「SAW」が低予算ながら高評価を得て
大ヒットを記録し一気にスターダムへ
その後は「ワイルドスピードSKYMISSION」
「アクアマン」なども手掛ける
死霊感シリーズなどボチボチホラー映画も
撮っていましたが今作もその一作
感想としては
最近のホラー映画ではちゃんと怖く
真相がちゃんと後半までわからなく
なるよう作ってあり楽しめたと思います
冒頭びっくりするような低クオリティの
断崖絶壁の病院のCGで面喰いますが
どうも謎の生物を女医がどうにかしようと
しているシーンから始まります
その後現代に戻りとある街で
夫婦で暮らしているマディソンは妊娠しても
妊娠しても流産してしまうという悩みを抱え
その話題で夫に暴力を振るわれると
その晩夫は何者かに惨殺されてしまいます
警察は現場で気絶していたマディソンの
事情を聴くも状況からマディソン自身の犯行
ではないかと疑いと持ちますが
徐々に同様のやり口で次々に惨殺事件が起こり
その現場をマディソンがハッキリ記憶している
ことがわかりマディソンは妹に
実は血が繋がっていない事などを話しだします
その真相はマディソンは実は
双子だったが身体が融合してしまった
「寄生性双生児」であり背中にくっついてしまった
「ガブリエル」を当初は研究対象として
精神病院が預かったものの電波を操ったりあまりに
狂暴なため完全に融合してしまった脳を除いて
切り離したのですがガブリエルの体を
のっとるべく胎児の栄養等を吸い取って
ガブリエルは成長していたのでした
マディソンはガブリエルを認識しており
幼少期は話し相手になっていましたが
切り離されガブリエルが成長してからは
凶行の間別の記憶を見せられているため
気付かなかったのです
こうなってくるとそこまで観てきたシーンも
本当なのか悪夢なのかと言う感じに
なってきます
警察はやっぱりマディソンの犯行じゃい
と留置所に入れてしまいますがそこで
女チンピラに絡まれガブリエルが覚醒し
大変なことになってしまいます
最終的にはガブリエルは実母に復讐しに
行きますがそこでマディソンに
本格的に脳内に閉じ込められて事なきを得ます
最初からそうし・・いやなんでもない
EDは妹と抱き合ってよかったよかった
的なんですが何十人も殺害した
犯人としてはマディソンになっちゃうんだろうな
この後どうするんだろとは思ってしまいました
なんかショボい画と妙に凝ったカメラワーク
CGなどが入り乱れクオリティが安定しない
感じが終始ありワザとなのか班の違いなのか
と思ってしまいましたが