PIG ピッグのレビュー・感想・評価
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鑑賞動機:紹介等から連想される映画とは全く違うらしい10割
兎にも角にも全国公開されてよかった。『ザ・ロック』以降のアクションスター化する前のケイジに原点回帰した、と言ったら、言い過ぎだろうか(言い過ぎ)。
ボーッと観てると置いてかれてしまうが、この余白を自分で埋めていく感じは好き。まさかそういう方向だったとは。
ケイジ以外もアレックス・ウルフをはじめ脇役が、また一々人生を感じさせるというか、存在感があった。余計な説明をしないのがとてもよい。音だけの部分も含めてラストシーンもじんわり沁みる。
好きかと言われるとまたちょっと違うけど。
あ〜あ 何これ?
こんなグルメ映画観たかったんじゃない!
どこがサスペンススリラー?
ブタを盗んだ犯人を突き止め、ボコボコにしてブタを取り返す。というのを予想してただけに残念。
公開1週目から1 日1回しか上映されないから嫌な予感はしてましたが。
料理の匂い、ワインの香り
「俺たちのニコラス映画」を観に来たつもりが、己の琴線をギンギンかき鳴らされる出会いになってしまいました。同じ様に想定を外されてへそ曲げるのも大いにわかります。しかし、個人的には今年の3本に食い込むのはほぼ確実でしょう。飲食業従事が長かったからなのかもね。
序盤でいきなり(というかタイトルがそもそも腹減る)胃袋を掴まれた後は、ずっと味も素っ気もない感じが続く。その答えにとあるレストランで気が付いてからは、ずっと何かの衝動で震えておりました(良い意味で)。そんな自分が欲しい展開が散りばめられていた第三章(タイトル思い出せないのが悲しい。)もう一緒に食べてたし、飲んでたよね。匂いや香りまで感じる作品には中々に出会えない気がしました。エンドロールの最後の最後まで丁寧でとにかく気持ち良かった。監督の食事への丁寧さが滲み出ていて素晴らしかったですね。
終わった後に、マッシュルームのタルトが食べたくて食べたくて街を彷徨うハメになる(半分ホント)。塩バゲットを添えで。
愛豚とアミールが愛おしい。
リベンジスリラーではなく熟睡系癒し映画
ニコラスケイジに特に思い入れはないんですが随分老けてかつての面影なくなってきたと思いました。それとトリュフを探す豚が毛が生えててイノシシにしか見えなかった。水曜日だったので安く観れましたが睡魔に負けてしまうような場面が多い映画でした
メスブタを愛する男
オレゴンの森の奥でブタと暮らすロブはブタが探し出す貴重なトリュフをカマロに乗る青年に売り生活していた。そんなある夜、ロブは何者かに襲撃され負傷し、ブタを連れ去られてしまった。愛するブタを奪い返すため犯人の行方を追うロブは・・・どうなる、という話。
なぜか引き込まれるニコラス・ケイジの演技に尽きる。
ストーリーなど説明不足でよくわからないし、観終わってもスッキリ感も無い。
イマイチでした。
やっぱり愛していたんだ
予備知識無しだったので楽しめました
ただ、何か裏があるかと思わせながら、ただそれだけ・・・・的なところもある
しかし、トリュフさえあれば素晴らしい料理になるのか?
過去の栄光は面白かったが、ファイトクラブは?
ここ掘れ、ブヒブヒ。
山奥でトリュフ狩りをしながらの豚と慎ましく暮らすじぃが、豚を取り返そうと仕事仲間の若造と街に出る話。
大切な人を牛ない孤独にひっそり暮らす中年男、追い打ちをかけるように殺されるブタ、そのためになら行動を起こす男、誰もがジョン・ウィックを連想するけど中身を開けば全く真逆の話。もはや反ジョン・ウィック的な雰囲気。
主人公かなり殴られ蹴られるけど、反撃はできないし、何より主人公最大の武器は料理の腕と対話。喪失を暴力で解決するんじゃなくて、共に失った何かを思い慰め合う話だった。
でもだいぶ思わせぶりに演出してる感じがズルいなと(笑)何やら街を支配しているラスボス的なおっさんに、それに立ち向かうために"ブツ"を揃えろと支持する主人公が殺し屋のそれ(笑)というか料理振る舞う時もワインに毒入れてるんじゃないかとギリギリまで疑った(笑)
『ドライブ・マイ・カー』がなぜ海外で評価されたか、大切な人の喪失というテーマがコロナ禍で日本の何十倍の死者が出た海外の状況とリンクしたことも一因とスッキリの映画紹介の人が言ってたけど、確かに今年入ってから見た"こういう系"の映画『ラム』『林檎とポラロイド』とか、全部喪失を許容したり立ち向かったり転嫁したり、同じ雰囲気だなと思った。
あとまぁ、私はこの話めっちゃ花咲かじいさんだなと思った。トリュフが宝とも思えるけど、息子と自分より仲良くやってる主人公が羨ましくて豚盗んだのかも。
豚を無くした美味しんぼう。
彼にいつものB級感を求めて見てしまうと良くないかも。
シリアスな話、絵のトーンも良い。
本人も良い演技出来たとインタビューで言ってる模様。
トリフを見つける高いスキルを持つ豚は優秀なコックだった彼のメタファーかな、、、?
内容は約「美味しんぼう」グルメ復讐劇です。
思ってたのと違った…
ジャケットや予告から感じる予想とは違ってた…
何を描きたかったんだろう?
動物愛護?
うーん…まあまあ…
肩透かし食らって拍子抜け、ズッコケた…(笑)
評価は甘めかな?
ニコラス・ケイジじゃなかったら、カルト映画の扱い受けたかも?
豚さんは繊細だから
ニコラスを名乗るものとしてケイジ様の作品を見逃す訳には行かぬ!園子温作品で目を覆いたくなったトラウマがあり、こわごわ見始めたが、なかなかの重厚感。
ただね、豚は超デリケートだからあんなに手荒にしちゃうと、ほらね。ではあった。
ストーリーのところどころに説明不足を感じるのだけれど、作風からするとそこは画像から行間を読めということかもしれない。
世捨て人のような生活であっても調理のためのものは整然と綺麗に設えられているし、料理の手さばきは流麗、そして作る側も食べる側も記憶は舌に腕に脈々と残り続けるのだと、すべてを理解しきれていない頭でも、なんだかジーンときてしまった。
年をとってもなお新たな一面を見せてくれたニコラス・ケイジに感謝!
してやられた
スリラーにもいろいろ種類があり、ドンパチなものもあれば、謎めいたものもあります。今作のあらすじを読んだ限り、ドンパチなんかはしたりしそうになかったのですが、豚を返せという強力なキャッチコピーを見せられたら何か派手なことが起きるのでは…!と少し期待をしてしまいました。
そんな事は無かったです。だいぶゆったりしながら主人公の過去や料理についてを聞き回るスローな探訪でした。いや、期待しすぎた自分が悪いのは重々承知なんですが、これ本当に91分か?と思うくらい長かったんです。特に後半の中弛み感はかなりのものでした。
細かい事を覚えていないくらい集中力が切れてしまったのもあり、豚がトリュフ取ってたなーくらいしか濃い記憶がありません。賞レースを騒がしているみたいなんですが…良さはあまり分かりませんでした。
鑑賞日 10/12
鑑賞時間 20:50〜22:25
座席 H-7
シネマカリテ満席でした!
ロブを演じたニコケイが、役にはまり過ぎ〜彼も監督も天才か〜!勝手にジョンウィックみたいな無双を想像していたのですが....あれ?!んん!?そうだったのか〜(;゚Д゚)!という感じです。観終わった後、じわじわ感動が...傑作でした🐷ブヒ!
サスペンススリラーかと思ったら
味覚と生で結んだヒューマンドラマでした。
ブタは奥さん?って感じでもなし、子供はいなそうだから子供の代わりでもなし…そうだった愛だった!
平日の昼間なのに満員御礼!
泣けるニコラス・ケイジ
「PIG ピッグ」まさか、ニコラス・ケイジで泣くとは思わなかった。観ていて思い出したのは、ミッキーロークの「レスラー」なんだけど、決してマッチョイズムには走らず、全てが終わってしまった男の悲哀を描いていた。全てが終わってからも、ささやかな出会いと再会と共に人生は続く。
不思議な魅力の映画 色んな意味で切ない余韻が残る 豚さん取り返して...
不思議な魅力の映画
色んな意味で切ない余韻が残る
豚さん取り返して、はい、終わり!
だと思ってたら全く違った。
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