ミラベルと魔法だらけの家のレビュー・感想・評価
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許し合うことによって幸せは勝ち取れる!
ちょっぴりヒロインがなぜ家族を救えたのかと言うところが、分かりにくいという難点こそあれ、ラストに近づくに従って、ディズニーらしいハッピーエンドに、スムーズに持っていくところはさすがだと思いました。この作品はそれほど長くはないので、複雑なストーリーはありません。家族が崩壊していくところを、その崩壊の原因だと思っていた家族やヒロインが、実はヒロインこそ修復させる力があったというストーリーは、昔話にある、探していたものは外にあるのではなく、実はそばにあったと言うようなニュアンスです。ヒロインは魔法が使えないので何者かになりたいと必死に願いますが、結局自分の中に答えがあったのです。それは、最高のギフトは魔法ではなく「人間の優しさ」であると言うことを指し示しています。やはり家族とは、許しあうことによって初めて本当の幸せを掴むことができる、というテーマなのだと腑に落ちました。家族も家も壊れましたが、それでも前を向いてどちらも立て直していけば良いのでしょう。それが人生の未来を輝かせる鍵なのだと、切々と語っているような気がしました。
10回は映画館で見たい
ミラベルが良い子過ぎて泣けてくる。
ミラベルは1番強くて1番前向きで1番優しくて1番賢くて1番諦めなくいから、ミラベルなら魔法がなくても前を向いて頑張れるから、特別な魔法を持たない子に選ばれたんだと思ってる。ミラベルにしか出来なかったから。
でもミラベルの頑張りのおかげで家族の魔法が守られたんだし、どうせ魔法を持ってても持ってなくても特別な家族の一人なんだから、最後くらい魔法をくれても良かったと思うけど…
映像美を楽しむ映画
ディズニーアニメはわりと毎回映画館で見ていますが、物語自体は正直、面白味に欠けるなという印象でした。ラストも結果オーライな感じ。日本語吹き替え版で見ましたが、主人公役の声優さんがイメージにあまり合っていないんじゃないかと思います。字幕版を見ていないので比較は出来ませんが…。ちょっと大人っぽい声質すぎたのでは?と。
また、ミュージカル調にするのであれば、もう少しキャッチーな曲があったらいいなと思いました。映画を見終わって、残念ながら一曲も頭に残りませんでした。
ただ、映像がとにかく綺麗でリアルで、その点はすごく目の保養になりました!
スッキリしない
空気を読まずに突っ走る主人公
劣等生にはトコトン冷たい祖母
余程祖母が怖いのかそれに乗っかる家族
イジメの映画?と思わせる展開
最後の方は
魔法の家系を途切れさせてはいけないと必死になり過ぎて周りが見えなくなっていた祖母
祖母に気にいられようとだけに集中して思いやりに欠けた家族
それをまとめる為にミラベルはいたのだ
的な終わり方も取ってつけた感がしました
普通に面白いかな
内容は、普通に面白い。ただ、良くも悪くも普通。
ミラベルの家族たちの能力で1つ言いたいのが
聞こえる能力。強いか?あと、もう少し一人一人に対してピックアップしたほうが愛着が湧くのにと思う。
展開として、家族の絆や魔法はあくまで魔法であり、力を合わせれば〜的な感じは良き。だが、最後らへんが力技すぎる。無理やりこじつけでミラベルの魔法を考えたけど、説明ないからあくまで予想だし。
でも、歌がいいね。みんな上手いし歌詞とか、演出とか好き。ディズニー推してたから期待しすぎた的なとこあるかもしれないが、普通に面白かった。
ストーリーの深掘り
ナオト・インティライミが歌う日本版エンドソング「マリーポーサ ~羽ばたく未来へ~」
歌詞が心に染みる…
リメンバーミーを彷彿させる映画ですね。
魔法だらけの家になって50年
だんだんと家族の愛情が薄れつつあり、魔法が使命になってしまった為に家族が崩壊しだした?のかな?
南米系音楽好きには、たまらない映画だと思います。
思うに、ミラベルは魔法を持っていない
持っていないからこそ「愛」であったり「家族に対する想い」であったりが人一倍優れている。
だからこそ、家族が窮地にたった時には、その威力を発揮出来たんじゃないだろうか…
夢を持って夢中になれる人(陽キャラ)は眩しいのは確かだけど、平々凡々に生きてる人が持つ優しさだとか包容力にも胸を張ってもいんじゃないかと、この映画を観て思いました。
実は私、体調が悪くなったせいもあるのですが…仕事をしてない事に自虐の念と言いますか申し訳ないような気持ちを持ってました
(みんなが退職しだした今でもある)
「普段、家で何してるの❓」
と悪気もなく不思議がる友に聞かれると…
「仕事探してるけどなかなかね〜」
なんて誤魔化しながらも傷付いている…
心優しい友が
「デーンと構えて私達を見守ってくれていれば良いんだよ☺️」
とフォローしてくれたのが凄く嬉しかった事をずっと覚えてる…
仕事をしてる人は偉い
家にいる専業主婦はダメ
この方程式で、安倍さんは一億総活躍社会を提案したなあ…
それなりに「言い分」はわかるけど…
それぞれの事情をお汲み取りください💦
平々凡々な(これといった特技のない)私に寄り添ってくれた映画でした
どの人も悩んでる
家族みんなの気持ちがそれぞれに描かれることで、おばあちゃんが抱えているものの大きさ、それに板挟みな状態の親の気持ち、魔法によってプレッシャーを感じる姉妹、主人公の気持ち、のどれも知った。姉妹と比べて自分にはなにもないと感じてしまうのは魔法があるかないかってゆうのを基準にしてたからやと思う。魔法家族と言うだけあってそこに劣等感は絶対感じてしまうと思う。でもお母さんだけはミラベルの強さ理解してた。ないものに目を向けるのではなくて、その人のステキな部分を探せる人になりたい。正直見えるものでその人を判断してしまいがちやけど、見えるものの奥になにかその人のストーリーがあると思う。その人のやり方や考え方を頭から拒否するんじゃなくて、理解しようとしたり理解してもらうために言葉を使いたい。
自分たちの弱さを受け入れて、認め合った時、ほんまの家族になれるんかなって。
「こわれたら何回でもなおしたらいい。」
でもこれがなかなか難しくて、うまくいくか不安やし、そもそも両方にやりなおしたいって気持ちがないといかん。やっぱ相手を信じることから始めなあかんのやなと。
あと自分次第でどんな家族にもなり得るんかもしらんなと思った。とりあえず早く帰省しないと。笑
家族の物語なんだけど
コロンビアを舞台にした家族の絆を描いた物語ですが何かストンと落ちない感じでした。
魔法を与えられなかった少女とその家族の物語。
そして魔法は何故この家族だけに与えられたのか。同じ様に逃げてきた人々には与えられなかった理由は何故か。そのことを避けて物語を語ってて入り込めない感じでした。
そしてこの作品にはディズニー映画に登場する物語をなごますサブキャラたちが居ない感じです。
ディズニーのメッセージ性
ロンといい今作といいディズニーは製作者のメッセージを伝えるのが本当に上手だと思った。
主人公のように自分だけ特別じゃないという劣等感は魔法に限らず誰もが持っているものだと思う。
例えば職場で自分だけ仕事ができない等々。
自分自身もそういう持たざる者側なのでミラベルの苦しみにとても共感した。
そして、ミラベルが憧れる持ってる人たちも皆それぞれ苦しみを抱えてるんだというメッセージもよかった。
そして祖母。
この祖母が人々に不安を与えたくない、私たちは“特別”でなくてはいけないという考えからついつい厳しく当たってしまう守るものとしての苦しさも描かれていて良かった。
ブルーノ役の声優さんもお上手だったし完璧なお姉さん役の方も歌声が素晴らしくて良かった。
ただ、最初の人物紹介の歌がごちゃついてわかりにくかったのが難点。
これは吹替特有のものなのだろうが。
同時上演のツリーから離れても本編以上にとても素晴らしかったので短編を見るだけでも1800円の価値はあると思った。(短編が刺さる人はミラベルも刺さるだろうが。)
夢のまにまに
ディズニーアニメやっぱりクオリティ高い!正直キャラデザはあまり好きではないんですが、滑らかに動く踊るキャラクターたちのイキイキとした表情が素晴らしいです。色彩豊かな映像に魔法で動く壁や床などの演出もアニメーションならではの魅力がこれでもかと詰め込まれていました。
ミュージカルシーンが特に楽しく美しく、吹き替え版で観ましたが、どの方も見事な歌声を披露されていて、特に3時のヒロインゆめっちさんの太い声から甲高い声までバリエーションの広い強いミュージカルが見れて最高でした。ガタイのいいキャラクターなので、ゆめっちさんとの普段とも重なって楽しく観れました。斉藤瑠希さん、今作で初めて聞いた役者さんですが、とても声の演技がお上手で、次に関わる作品が今から楽しみです。
物語は主人公だけが特別な魔法を使えるとか、全世界の人間が魔法を使えるというものではなく、主人公が魔法一家の中で魔法を使えないという設定は、「僕のヒーローアカデミア」の緑谷出久の"無個性"に近いものがあるなと思いました。魔法が使える親子からは同情を受け、侮蔑も受け、意図せず孤立してしまう瞬間が怖かったです。と同時に違和感を覚えてしまいました。長女とお婆ちゃん、特にお婆ちゃんなんかは差別的なくらいの厳しさがあり、どうしてもイライラが拭えませんでした。大体の出来事をミラベルのせいにするし、野放しにしたらミラベルの両親を責める、その割には自分が許してもらうときにはすぐに謝らない、本当の悪はお婆ちゃんじゃないか、と思ってしまいました。そこがとびきりのノイズでした。
あと家族の魔法が中々個性的なものだったのにも関わらず、オープニングのミュージカルでしか活かされてなかったのも勿体ないなと思ってしまいました。終盤も魔法が使えなくなったはずなのに、割と壁や床は自由自在に動いているのも不思議な感じでした。そこ雑なんだ…。
ミュージカルやアニメ部分は◎でしたが、ストーリーは粗雑な感じ。どうしても目に余る部分が多いなと思いました。ジャンルこそ違いますが、「ラーヤと龍の王国」、同じミュージカルアニメ映画の「アイの歌声を聴かせて」の出来が良かったが故にストーリーもしっかりしてて欲しかったなぁ。ちょい残念な作品でした。サントラはとても聞き応えがありました。
鑑賞日 11/27
鑑賞時間 13:50〜15:50
座席 J-25
魔法の家がひたすら可愛い
吹き替え版観てきました!
まず、世界がとっても鮮やかで綺麗!!
相変わらずの映像美で、さすがディズニーです。
衣装も伝統的なデザインでとっても可愛い!
繊細な刺繍にスカートのたっぷりの布感や揺れの美しさに驚きました。
細かいところまで作り込まれている技術には脱帽です。
コロンビアの踊りによくあるのかスカートを持ちながら動かす仕草が楽しげで素敵だなぁとため息が溢れました。
音楽もラテン系でとてもよかったです。
歌がまた良くて、吹き替えの皆さんもハイレベルでとてもお上手でした!
どの歌も好きなのですが、ゆめっちさんの歌う『増していくプレッシャー』が印象的で好きです。
とくに音があがったときの声がとても素敵でした。
また聞きたいです。
秘密のブルーノも妖しくて素敵な曲なので気に入っています。
あと外せないのは家の可愛さです。
カシータ!可愛い!
カタコトと音がなるだけでも可愛いのに、意思表示をしてくれて、それがまた可愛いです。
いろんなお手伝いをしてくれるとても良い子なのも可愛いです。
ドアもお部屋もデザインが凝っていて素敵でした。
個人的には名前の入ったお皿がめっちゃ可愛かったので売って欲しいです。
ディズニーさんよろしくお願いします。
お話の内容としてはふわっとしたところが多くて、もう少し説明があるといいなと思いましたが、字幕版ではもっと説明してたり、重要なワードがあったりするのかなと思うので、両方見てみたいと思います。
なぜ家がひび割れ、魔法が消えていったのかは、吹き替え版だけではあまりよくわかりませんでした。
今のところは、もともと家族を助けるために守るために生まれた奇跡が、逆に家族を苦しめ始めていたことによって、力が弱まったのかなという認識をしています。
ギフトが家族のためにならなくなる=家の存在意義がなくなる=力が弱まる?
みんなのために力を使いなさい、それがあなたたちの存在意義というのは、ギフトを持っている方からすると少し苦しいですよね。
自分に特別な力がなかったら、何もないの?
みんなのために力を使わなかったら、誰も私を必要としないの?
なんて、持っている側の悩み、辛さがあるんだろうな。
おばあちゃんのやり方を止めるために、ミラベルはギフトを与えられない、何も持ってない人間として選ばれたのかな?
なぜミラベルだったのかはわからないですけど、なぜだかミラベルが選ばれたのもわかるような気がするんですよね。
心が真っ直ぐで、行動力もあって、優しくて、勇気があって…
魔法のギフトは持ってないけど、たくさんのものをもっている彼女じゃなきゃなしえなかった気がします。
アントニオとベッドの下にいる時のやりとりは本当にミラベルの素敵なところ全部つまってるシーンなのでとても好きです。
ミラベルは確かに特別な子だよ…!
みんなのために自分の気持ちを抑えて頑張りすぎなくていいよ、何も持ってなくてもそのままの自分で素敵だよというテーマは元気がもらえました。
ありのままの自分を少し好きになれる、そんな素敵な映画でした。
最後のシーンが本当によかったので、そのためにまた見に行きたいです。
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