ミラベルと魔法だらけの家のレビュー・感想・評価
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魔法がなくても大事な家族の一員
ディズニー長編アニメーション映画60作目で、キャストやスタッフの気合いが伝わってくる作品となっていました。
今回は南米が舞台ということで、ラテン系の音楽やダンスが多いだけでなく、家族の物語が展開されているので、ピクサーのリメンバーミーと共通点が多い印象を受けました。
主人公であるミラベルは、マドリガル家で唯一魔法がもらえなかった上に、家族からなかなか認めてもらえず、自分も魔法が使えたらいいのにと悩む姿は、特別な才能がない私達を表しているようで、とても共感できる人物となっていました。
また、魔法が使える人達にも悩みを持っており、ルイーサは周りからのプレッシャーに追われ、イサベラは完璧な姿を演じることに疲れ、更におばあちゃんのアルマは亡くなったおじいちゃんのために魔法の蝋燭を守るのに必死だったことをミラベルは知ります。
最終的に意見のすれ違いで家が壊れてしまいますが、ミラベルがみんなで力を合わせれば元通りになると励まして和解する姿に感動せずにはいられませんでした。
本編では、ミラベルが魔法のギフトをもらえなかった理由について具体的に描かれていませんでした。私は、ブルーノの予言にあったように家から魔法が消える運命から逃れることはできず、そこで魔法が失った人達を励まして家族の絆を繋げる役割を持っているのではないかと解釈しました。ミラベルがいたからこそ、魔法を持っている人たちの悩みを解決することができ、家と魔法を取り戻すことができたように感じました。
ちなみに、私は劇場で日本語版、ディズニープラスで英語版を鑑賞しましたが、どちらとも歌やセリフの表現に細かい違いがあって面白かったです。
気になった方はそれぞれの違いを楽しんでみるのもよいと思います。
家父長制からの解放。
家族=血族を無条件にいいもののように謳い上げるものが苦手だ。それこそ『リメンバー・ミー』なんかは提示している家族像が「全員が善良かつ音楽的才能がある」という極端に限定されたもので、そこに当てはまらない敵は家族を持つこともできずに退場していく。いや、家族はそんなに都合のいいものではないし、そもそも善悪とかを超えたところで否応なしに結ばれるのが血縁ではないか。そして血族は、ときには喜びにも呪いにもなる。と、そんなテーマ性にちゃんと踏み込んだのがこの映画だと思う。
ミラベルの家族に特に悪人がいるわけではないのだが、誰もが家父長制に囚われたり、能力を発揮して家族(とコミュニティ)に尽くすことが最上だという価値観のせいで、内心ではプレッシャーに悩まされている。しかし、貢献度や能力ではないところで、一人ひとりは好きにしていいし、認められていいのだというメッセージは、短絡的な家族礼賛からようやくここまで来たかと思わせてくれるものだった。
……なのだけれど、バラバラになった家族がもう一度ひとつになるための手放したのが「魔法」だったのに、なんか奇跡が起きて魔法も戻ってきたよやったね!のラストはちょっと唖然としたし、正直蛇足だったのではないか。ファミリー映画だからと言う人もいるかも知れないが、せっかくここまで踏み込んだのだからどうしても勿体ないと思ってしまう。
自力をつけて、強くなりたい人におすすめの映画
スペイン語では「ENCANTO」というタイトルのこの映画。
色がカラフルで歌が耳に残り、絵がとても綺麗なので見入ってしまった。
代々何かしらの魔法を与えられる一家に生まれ育ち、唯一与えられなかったことから
常に疎外感や悲しみを抱えているミラベル。
そんなミラベルが、家族の一大危機に立ち向かう。
魔法がなければ家族ではない
魔法がなければ認められない
そう思っていた一方で、魔法を使える姉たちは、姉そのものを見てもらえなくなり、
「魔法がなくなれば自分も一緒になくなってしまう」という不安を抱えるようになる。
魔法は本来、家族が幸せに暮らすために与えられたものだったにも関わらず、
結果的に家族を苦しめていたことがわかり、魔法を一番最初に授かった祖母アルマは悲しむ。
私たちも自分以外の何かによって自分を支えていたり強くしようとしている節が少なからずあるかもしれない。そうではなく、皆それぞれ生まれ持っているものだけで十分だということを教えてくれる素敵な映画だった。
Encanto
バイロン・ハワード監督、ジャレッド・ブッシュ監督作品は『ズートピア』のみ観賞済。
公開前に予告編を見て面白そうだとは思ったものの見逃し、第94回アカデミー賞でこの作品の劇中歌「秘密のブルーノ(We Don’t Talk About Bruno)」のパフォーマンスが行われた際に、アカデミー賞のパフォーマンス曲の中でも特に耳に残る曲だと思った記憶がある。
その後、金曜ロードショーとしてテレビ放送される際にまだ未鑑賞なのを思い出し、時間差はあるもののようやく観た。
観終えて思ったのが大家族の話でありつつ家父長制の話であり、かつマジョリティとマイノリティの話でもあるとても間口の広い話ってことだった。
同じ大家族を扱った話で個人的に思い浮かぶのが(劇場やテレビ放送、DVDなど観賞回数が多いのもあって)細田守監督の『サマーウォーズ』なんだけれど、個人的にはこの作品の方が(どちらも好きなのは大前提として)大家族モノとしては刺さった。
それは "人種のサラダボウル"と言われるコロンビアを舞台にしていることで、同じように "人種のサラダボウル"と言われるアメリカ、その中でもハリウッドをも表し、そんな違う人間が互いに(血縁だけじゃない)”家族”として支えあうことを(日本だと核家族以前のように)描くことで、コロナ禍以降の我々の行く(ドアの)先を照らしてるように感じたからだった。
更にそこに能力を”持つ者”と”持たざる者”って面も入れることで”主役(マジョリティ)”と”脇役(マイノリティ)”というメッセージ性も絡む、これまでの家族モノとは一味違う作品になってるのもあり、それをディズニーが制作してるってのは子供たち(未来を担うもの達)にその認識を広めていくって意味でも、2020年代の作品として後世にも語るべき一本として残るような作品になっていると思った。
個人的にはそれぞれ能力のある家族の中で、唯一能力の無い家族を主人公に据えてることがディズニープリンセス(憧れられる対象)に対してのアンチテーゼに(集合写真のシーンが顕著)感じたし、能力がある人も無くなる恐怖を持つことや、関わり合いの中で自分を押し殺すこと、期待に応えられないことで逃げ出してしまうことに対して”そのままのあなたでいいんだ”と、能力が無い主人公が輝けることを相互理解を通じて見せる、原題の「Encanto(魅力、魔力を意味するスペイン語)」その名の通りの人間賛歌の作品だと感じた。
そんな観終えた後も重く悲しくなりがちなテーマを据えてるのに、ミュージカルとして包むことで観終えた後に笑顔で送り出してくれるような楽曲の構成やバランスも絶妙だった。
楽曲も素晴らしいと思ったら作曲担当のリン=マニュエル・ミランダさんは『モアナと伝説の海』や2023年版『リトル・マーメイド』の作曲家でもあることを知って、どちらの作品も気に入ってたので素晴らしい出来に納得した。
メイキングでコロンビア現地に取材に行くだけではなく、制作が始まった後も(過去の情勢によってそれぞれ事情がある)コロンビアの家族や製作スタッフそれぞれの家族の話を聞き脚本に反映させたり、コロンビアの文化(食べてるものや調理方法、建築物、ダンス、ファッションなど)を都度現地の人々に監修を受けリテイクしているのを見ると、コロンビアを舞台として描くことに対して真摯に描き、かつ世界にも通じる普遍なものを描こうとしてるように感じられた。
だからこそ観終えた後にメイキングや吹き替え版、ハリウッド・ボウルでのコンサート映像も続けて観賞したくなったり、劇中に登場するアレパも食べたくなったんだと思う。
惜しむらくはこのムーヴメントを公開当時に感じたかったことだけ。
魔法使いの家族で、一人だけ魔法を使えない主人公の物語
はじめての鑑賞
簡単にストーリーを確認すると・・
主人公のミラベルの家族は魔法使い
不思議な力を持つ家に住み
5歳の誕生日に不思議な力が与えられる
ミラベルも5歳の誕生日に儀式を行うが
何故か力を持つことが出来なかった
ある日、家族が住む家にひびが入り
不思議なろうそくの灯が消えそうになっているのを見る
という物語
ディズニー作品なのに家族が仲良くないし
主人公は街の人とは仲良しなのに、祖母から見下されえていたり
チョット違和感を覚える
結論を言ってしまうと
魔法の家が崩壊してしまうが
家族が和解し
ミラベルの不思議な力で
壊れた家に魔力がよみがえるのだが
なぜかハッピーエンドに感じなかったので
評価はこのくらいかな?
実は祖母がヴィラン?
映画公開中に一度観たきりで、金曜ロードショーで放送されるとの事で改めて録画して視聴しました。
一度観た時に感じた違和感が蘇ってきましたが…
気持ち悪い、というか不快感を強く感じてしまいました。
ミラベルという主人公の少女は小さい頃に祝福を受けられず、家族(特に祖母)からは冷遇され、比較され、蔑まれて今日まで過ごしてきました。
それでも健気で、自分は魔法が使えないけれど出来ることをしたい!と頑張っている姿に数年前から流行った転生ものというか、ラノベ感が否めない。
ブルーノ(おばあちゃんの息子)も祖母の期待に応えられず、失踪。
まず祖母
言うまでもなく、ミラベルは落ちこぼれ、マドリガル家の恥、と感じていますし明らかに下に見ています
母
言葉では優しく、ミラベルを大切にしているように見えますがアントニオ(ミラベルの甥)が祝福を受けた際に家族写真を撮る時にミラベルを呼ばず、ちゃっかりミラベル以外(魔法持ちや夫)と楽しげに写ってます
え?呼ばないの?と娘を大切に思う母親に矛盾が生じました
姉ルイーサ
下には見てないけど、自分を追い込み過ぎで強迫観念が強い
ポジティブに見えるメンヘラ?
姉イザベラ
(会心前は)くっそ性格悪い
完璧であろうとするばかりであり、魔法が使えないミラベルは妹というか侍女扱い
「謝って」という床を指さしながら実の妹を見下すシーンはゾッとしました
悪役令嬢やん
街の人や家族から苛まれ、それでも家族の為に、傷付くカシータ(家)の為に奔走し、最終的に皆が魔法を使えなくなった時は「魔法が使えなくたって一人一人が輝く星のように主役なの」というラストの歌はそのシーンだけでも泣けます
しかし
魔法が戻りました
「おーーーい!!!!」とツッコミを入れたくなりました
結局凡人は凡人、天才は天才
輝くのはいつも特別な人
なんじゃそりゃ
いい感じにミラベルが歌ってたじゃん!
全否定かよ!!
あのまま魔法が使えないままの方が良かった…
ではミラベルは祝福を授からないままか?というのは、祝福は生まれた瞬間から受けていました
それは「カシータ」です
最初は祖母や家族を守るために、祖父の強い気持ちが命と引き換えに魔法のロウソクとなったのでしょう
祖母が家族ではなく、「魔法」というものを大切にし、その魔法が使える「マドリガル家」を貴族なのだと、特別な家系なのだと、いつしか「権力」を愛してしまったから、祖父は本当に家族を愛し、家を愛してくれるミラベルに「カシータ」を授けたかもしれません
だからミラベルが傷つき、感情が爆発した時に家にヒビが入ったり壊れたりしたのではないでしょうか
カシータはミラベルが主人だから、ミラベルを守ろうとしたのかもしれない
そして、最後にミラベルがドアノブをつけた際にカシータが復活したのもミラベルがマドリガル家の真の主(あるじ)だからでは?
特別な人はいない!みんなが主人公だよ!輝いてるよ!!と、伝えたいのかもしれませんが、結局は魔法が戻り、特別な人はやはり特別なのだと…なんというか、あらゆる差別を見ているようで最後までモヤモヤしたままでした
ミュージカル映画!
ディズニーは元々歌が多いとは思うけど、この映画はミュージカルで展開するのが面白いと思った。
ミラベルは姉のイザベラはめちゃくちゃ仲が悪いけど、イザベラの本音をきっかけに歌が始まって、なんか知らんけど仲良くなる。これがミュージカルなしでやったら結構大変だったし、寒い展開になったんじゃないかと思う。歌で盛り上がったからこそのハグのシーンが印象的になったと思う。
最後の方で家出したブルーノと家族が和解するシーンもミュージカル調だからいい感じにまとまっていると思った。
ただ映画の始めはマジでミラベルに対する扱いが酷い。家族写真を撮るのにミラベルはハブ。
そんな扱いなのに前向きなミラベルがまた良いんだけど、結構心がキュッとなるくらい可哀想なんだよね…。そこさえ乗り越えれば楽しい話だと思う。
「もっと才能があったら良かったのに」という問いかけのひとつの解
誰でも「もっと才能があったら良かったのに」と思うことがあるでしょう。その問題をはっきりと突きつけられて、背負っているのが主人公ミラベル。子供の時のミラベルが「お前はダメだ」と審判される場面で、かなしそうな顔で助けを求めるように見上げるところが涙を誘う。
ミラベル以外の家族がみんな魔法の才能を持っているという状況は、そうとうきつく耐え難いはず。ミラベルは明るく元気にしているが、屈折せずに育ったことが奇跡だと思う。
おばあちゃんが改心して、ミラベルのことを「あなたが生きているだけで良い」と認めてくれるという解決は納得できた。自分の子供、孫がいて才能がないと思っても(例えばどこかに障害があったとしても)、やはり生きているだけで幸せにしてくれる存在なのだと思う。
ミュージカルなのは、どちらかと言うとうっとうしかった。歌詞が大事なセリフなのに、聞き取りにくい。それから、おばあちゃんが改心した理由が弱いと思う。物語の大きな転換点なのに、唐突な感じがした。
結局何が伝えたかったの?
家族が大切!魔法がなくてもあなたは家族!魔法が使えなくてもあなたには魔法がつかえる!みたいな、ディズニー節が悪い意味でもいい意味でも伝わる作品だと思います。悪役がいないので主人公や周りの葛藤が雑かな、自分らしく生きよう!押し売りキャンペーンしてればいいやろ、みたいな感じです。その吹っ切れシーンだいたい歌唱が入ります。5,6曲入ります。多いです。体感2時間映画中、10曲くらいに思えます1曲4分くらいだとおもいます。ミュージカル好きではない人はこの長時間歌唱シーン辛いと思います。私は辛かった。踊って歌って映像がキラキラド派手高速テンポな感じ、見るのめんどくさいのですよね、、1,2曲でいい。
あと個人的に、私が思ってたディズニーの顔じゃない主人公なので違和感がありました。コロンビアが舞台なのかな?顔の特徴を出しているのは理解しているのですが、どうも無理してデザインされてる感があって。古い人間で申し訳ない。。家族も多過ぎて誰が誰だかわからないし子供はこれ見て誰が誰だか分かるんだろうか、家族で見てましたがコイツがこれでこうこうこうで…と登場人物を長文で説明しながらじゃないと紹介できないって、果たして子供向けかな?と思いました。実際キッズ映画の方が昨今ディズニーよりクオリティ高い気がします。シンプルでぶっ飛ぶところ吹っ飛んで。メリハリがあるので見ていて楽しい。最近のディズニーそれがないんですよね、全部抽象的。これが善これが悪。がない。わからない。もうすこし単純でいいと思います。
ペドロじいちゃんの死ぬシーンもご丁寧に描かれていて、そのシーンが一番ドラマチックに高クオリティで演出がかかってベイマックスのタダシの最期を目の当たりにしたヒロのあの表情ばりに感動しました。ゆうとそこのシーンしか高クオリティではないかもです。中身がカッスカスでいつものディズニー映画でした。ウィッシュもどうなるか、スタフィーとバンビを連れてどんな冒険が待っているのか忖度度合いに映画に期待ですね!
全編、中南米音楽のミュージカルが新鮮。みんな陽気で色彩や美術も凝っ...
全編、中南米音楽のミュージカルが新鮮。みんな陽気で色彩や美術も凝ってて楽しい。
ストーリーは予告編で大体読めてしまったが、祖母の立場や感情を想像しながら観るとそれなりに楽しめた。何かを守るための強さが、守られる側への抑圧として働くという話。わかっているはずなのに守る側の立場になると忘れがちなんだよな。
エリート家族の中の劣等生
実力至上主義の家系の中の劣等生としての主人公。
年下にも抜かれていく。
医学部や法学部だらけの家族で大学受験に失敗したりしたらこんな感じになりそう。
自分の中の劣等感や、家族の中での居場所のなさ、必要とされていない感覚。
ビジュアルだって天然パーマに眼鏡と、明らかに冴えていない女の子を意図的に描いている。ルッキズムの恩恵を受けていない側。
あげくコミュニティを壊してしまう存在になる。
必要とされないどころか邪魔に思われる。
これほど辛いことはない。
じゃあいかにしてこの子は自分を認められるのか、という話ではあるが、、、
エリートにだってエリートにしか分からない悩みがあるよ、という話になり、みんな悩みがあるんだねとなる。
そして根本の原因は祖母にある。祖母の無責任な責任感が子供を縛り付けているのだと指摘する(実際こういう親世代は多いっすよねー)
そして祖母と和解する。
まあここまでは悪くはない
魔法がなくなりみんながフラットになったところで主人公が登場。
マンパワーの大切さをみんなで実感。
最後にはなぜか主人公の力によって魔法が復活。
主人公は実は救世主でした。
いやいや!
これじゃあ最初の主人公を救ったことにはならないでしょう
結局フラットな才能、あるいは自分に才能がある場合しか自分を認められないじゃないですか
最初主人公に共感したであろう観客を置いてけぼりにしているでしょ
ただの非エリートの、俺にも才能があったらなあ、あるいは他のやつも俺みたいに才能がなかったらなあ、という妄想でストーリーが進んでいるよう。
まあそれ以外に救いがないという話なのかもしれないけれど。
アニメでとっかかりやすくした考えさせられる映画。ギャン泣き。
ミラベルと魔法だらけの家
原題エンカント
映画館鑑賞(ポイント使用)
泣けた。
映画館で見るほどじゃない、
という前情報で期待してなかったが
かなりよかった。
主人公は丸メガネにくるっくる天パな、
プリンセスプリンセスしていない、
私たちのようなどこにでもいそうな女の子。
家族で一人だけ奇跡の力が与えられず劣等感を抱くのも、
魔法があってもわたしには魔法しかない、
魔法がなくなったらわたしには価値がないと思うのも、
家族を守るためその家族を厳しくするのもわかる。
最近のディズニーは身に覚えがある感じで本当に泣ける。
事実涙したし、危うく嗚咽するところだった。
おじいちゃんとおばあちゃんが出会って
結婚して
妊娠してそれも3人も
子供が産まれて、
家を、街を追われて
おじいちゃんが死んじゃって
・゜・(つД`)・゜・
コロンビアでなにか戦争があったのか検索してみたら
まさか、終わった戦争ではなく
まだ内戦中だったとは…。
今の今まで南米の明るい陽気なダンスや音楽があったのに、
あんな暗い過去があったとは…。
むしろ今現在も同じような思いをしている人もいるのかと思うとさらに泣けて…。
ディズニーらしく色とりどりできれいな映像、
楽しい音楽でとても心震えました💃
イザベラのお花がとっても綺麗で可愛くて、
けどイザベラも家族やみんなからの期待が重くてわずらわしく思う普通の女の子で。
未来が見える、見えたから言っただけで、
ブルーノが言ったからそうなった、
だなんて言われたらわたしだってだれにも会いたくなくなる。
心踊るし綺麗だしけど泣ける良い映画でした。
短編
ツリーから離れたら←うろ覚え
アライグマの親子の話
父アライグマが生き方を教える話なのかな
優しい絵柄で親から子に伝わる感じが幼児向けに感じました( ◠‿◠ )
ほっこり時々涙
2021.12.6 映画館
なんて胸糞悪い
これは酷い作品
とにかく胸糞悪いです
家族がとんでもなく性格が悪い
安定のポリコレへの忖度
黒人バンザイディズニーは黒人差別なんか全くしてません映画なのは置いといて
主人公ミラベルは村で唯一魔法が使える一家のなかで1人だけ魔法が使えません
そこまではいいのですが
ミラベルが家族の中で露骨に迫害されてます
おばあちゃんが諸悪の根源で
あなたがいるとぶち壊しになるから大人しくしておけ
だの
とにかく今日は失敗は許されないから出てこないで触らないで何もしないで
だの
すべてはお前のせいだ
とか
そこらのヴィラン魔女もビックリなレベルで孫への当たりが酷いです
両親も娘思ってる風なんですけど
おばあちゃんには意見しないで放置
集合写真を撮る時に娘がいなくても全く気にしません
甥っ子?も
魔法を手にするまではミラベルにベッタリだったのに
魔法を手にしたら先述の集合写真のシーンのように放置
途中話はネズミから聞いたとか言って参戦しますが
姉もとにかくミラベルを劣等生として見下し
迷惑そうにしており
他の家族も最初の式の準備をしてるシーンで皆ミラベルに怪訝な表情見せてます
予言者叔父さんも家を出たらしいよとそのまま放置されていて
むしろほぼ理由もなく家族から嫌われており
村人からは酷い予言者だとされてます
実際真実しか予言してませんでしたが
とんでなく酷い扱いを画像全員からされていました。
最終的にはおばあちゃんの強制自分語りかつ
私は家族のためにあえて厳しくしてしまってたの
で
解決
大円団
えぇぇぇぇぇって感じです
何も解決してないし
この家族は誰か困った家族が出てきたら全員で徹底して迫害するとんでも家族なのは何も変わってませんよ?
ディズニーのハッピーエンド風にしてるけど
例えばだけど
モノマネ君が犯罪者疑惑かけられたりしたら絶対全員で袋叩きにするぞこの家族
全人類ミラベルを視聴して欲しい
身の回りに視聴者がいないのでしんどい気持ちを吐き出させて欲しい。
初視聴が時勢的な事を考えてiTunesで購入して風呂で見たのを軽く後悔してますがいい大人が涙も鼻水も垂れ流して見たのである意味正解だったかもしれません。
ミラベルという映画はディズニーのアニメ映画なので子供がいるとか元々ディズニー好きな人しか見ないとは思います。仕方ない。仕方がないけど見て欲しい!
まずスタートはとってもポップでキャッチーな音楽から始まってそこでキャラクターの紹介が入ります。
ミラベルの一族、マドリガル家はおばあちゃんの代から不思議な力、奇跡の魔法、ギフトが与えられます。
一定の年齢になるとギフトを与える儀式を行い個々に合わせたギフトが与えられます。
この「ミラベルと魔法だらけの家」そのギフトにまつわる話な訳です。
家族に栄誉を、人を幸せに、というギフトを手に入れた者も居れば、皆に重宝されず、役に立つ事が出来ないというギフトを持つ者も居ました。
そんな中なんのギフトも与えられなかったのが主人公のミラベル。
本編時間軸に行くまでひた隠しにして来たギフトへの憧れ、ひとかどの人間になりたいという渇望。
優れた人達に日々囲まれ、能力が無いという事で蔑ろにされる面もあります。辛くないはずがない!
でも隠して、何も無いけど役に立ちたい一心で行動するミラベルに涙を禁じえません。
ここからは普通にネタバレですが
最後に魔法が元に戻ることに反対、急展開という意見は多々見受けますが絶対に魔法が戻った方がいい終わり方だと思います。
私の考察で一切公式の情報にはないと思うんですけど、最後に魔法が戻ったのはそれこそミラベルのギフトだったと思うんです。
言ってしまえばおばあちゃんから代替わりでしょうか。
幼少のミラベルがギフトを与えられなかったのはまだ色々な面で未熟だったか、マドリガル家の家であるカシータ自体が奇跡を守る為の土台であり奇跡の元、なのでミラベルにはそれぞれの特性にあった部屋が作られるのでは無くてカシータ自体が与えられたのでは無いかと考察します。扉が消えたのではなくミラベルのギフトが家全体に広がったと考えるとラストシーンの扉の集合絵で真ん中にミラベル、家に広がる魔法にも納得が出来ます。(まだ未熟だったと考察した方だと、ラストシーンで困難を乗り越えたミラベルのギフトがここで発現したと考えてもやはり腑に落ちます)
魔法が無くても素晴らしい人達なんだよと劇中でありますが、やはりこの流れのハッピーエンドは無能力者だったミラベルにも秀でた所が見つかって全て元通り、しかし悪い部分は取り除かれて全員が幸せに、というのが丸く収まるのではと思います。
全員が幸せに、というのでドロレスの事が頭を過りますが、彼女は好きだった男性マリアーノとくっつく事が出来たので今後は安泰なんじゃないかと思います。(ドロレス自身はギフトをあまり好んで居なかった、ラストシーンの集合絵でも1人だけ口がへの字だったので1人だけハッピーエンドかどうかという...)
ドロレスも好きなんですけど私の推しカミロのショートムービーとかがいつか出たら三日三晩踊り狂って五体投地が止まらない予感がします。
本編ではそこまでピックアップされてないんですけど、家の崩壊時に恐らくミラベルより先にロウソクを守りに入ってたと思うんです...!!!
ブルーノの件で意気消沈、荒れに荒れたペパを落ち着かせる優しい声や魔法の喪失で焦りもありつつ弟アントニオを心配するお兄ちゃんしてるカミロ...最高じゃないですか!?!?!?え????!!!?普段能力使っておチャラけてる所ばかりだしブルーノおじさんにちょっと酷い事歌ったりしてるけどなんだかんだ家族大切にしてるじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!?!?!?
全員が全員家族への愛を持っててそれを感じるんだけど普段おチャラけてるカミロのそういうシーン本当に刺さります...!!!!!!
そりゃ最初はブルーノのおじさんになんてこと言うんだーーー!!とか思ったりしましたよブルーノのおじさんの隠れ家の机に描かれた皿の絵で泣いたもの!!!!でも少ない情報しか知らないカミロ的にはしょうがないかなって〜〜〜〜〜〜!!!!
多分本作1番ギフト楽しんでたのカミロだから使えなくなった時の焦り声で涙滲むわも〜〜〜〜〜!!!!!!
細かい所言うとカミロの一番好きな歌ってる所秘密のブルーノの「イサベラ彼氏だよ」の所なんですーーーー!!!後半ごちゃごちゃ皆が歌ってるからそこまで聞いてない人は是非聞いてください笑い声最高なんです!!!!!!サブスクで聞くか映画もう1回見てください(曲の分数は2:37で本編時間は0:48:45辺り公式が出してるYouTubeのPVだと2:40~)
声もいいけどポーズもこれまた可愛いんですぇぇぇ最高じゃ〜〜〜〜んってなるに違いありませんなります。
アントニオもカミロもドロレスも大好きだからペパ一家推しかもしれない多分そうです!!!!
海外ではめちゃくちゃバズってるって聞いてめちゃくちゃ悔しいです日本でもネット上だとよく見たのに周りに視聴済誰もいないWhy!?!?映画評価サイトの評価に踊らされないでその目で確かめて最高なんです本当なんです!!!!
私はレビューサイトでボコボコに叩かれてた様なサメ映画「ウィジャシャーク」が大好きでお前ズレてると言われ拡散力がないのが辛いんですけど!!!大人子供男女問わずに見て欲しい...!!!!!
欲を言えばバズりにバズってLINEスタンプとかツムツムとかディズニーが出してる何らかの媒体にもっとミラベル出して欲しい。
某なく頃にシリーズで困ったことがあったら仲間に相談するが根底にあるオタクなのでうぎぎとなる箇所は山ほどありましたが間違いなく名作です。
ディズニー映画を幼少期から見てテープ擦り切れるほど大好きだったのがノートルダムの鐘かムーラン、CG突入後はラプンツェル一強だと思ってたのですが認識変わりましたね。
感想サイトやsnsのコメント欄の感想見てると「おいそれ何回見た感想なの!?そこリピートして見た!?」とか「そこは作中でも答え出てるだろ!!!」とオタク特有の感想が溢れ出てしまうのでもう自分で上げようと思った次第でした。
皆視聴したら周りやsnsにどんどこ拡散しよう。
ラストが唐突だけど、
とりあえず、アントニオがとても可愛かった。
ラストの展開、みんなが協力して家作って、魔法復活って。
まぁ、それが一番良い終わり方なのは分かるけど理由とかそう言うものがあんまり分かんなかった。
絵面だけでくるものはあったけど、、、
音楽は好きなものが多かった!
イザベラのイメチェン後が結構好き。
楽しめる作品だったとは思う!
71/100
やはりディズニー映画は良い。 曲や歌詞も素晴らしく、歌唱力も抜群。...
やはりディズニー映画は良い。
曲や歌詞も素晴らしく、歌唱力も抜群。思わず一緒に踊り出してしまいそうな曲から、圧倒される曲まで。
ディズニーには珍しく、The 平凡な女の子が主人公で共感するシーンが多くありました。
最後なぜ魔法が復活したかはわかりませんでしたが、爽快感は抜群。
おばあちゃんのシーンやルイーサのプレシャスという曲のシーンでは思わず泣いてしまいました。
"頑張る人"が抱える生きづらさ
言わずもがな音楽は最高。
ミラベルの姉ルイーサの歌が印象的。(ゆめっちの吹き替えハマり役!)
「重たい荷物が持てなきゃ私に意味は無いの」
その人の"頑張り"成果""のみに価値があるわけではないんだよね、その人自身が特別な存在。
今まで"何者かになること"の素晴らしさ、感動を訴え続けてきたディズニーが、この事実に向き合い、模索したアンサーのヒントが本作なのだろうか。
見る度に好きになる作品です
★ストーリーについて
ディズニー作品の中でも結構現実味のあるストーリーだと思うので見ていて辛いと感じる部分もありましたが、めげない主人公にとても心打たれる作品でした。特に姉妹の関係性や家族間での会話などがリアルで共感できる部分がたくさんありました。
また、魔法の家ならではの部屋の中がジャングルや洞窟みたいな空間になっていたり、挿入歌が入る度にキャラクターの心理描写が視覚化されているので、冒険をしているかのような不思議な感覚になりました。コロナ禍である今だからこその表現方法が、とても新鮮でした。
★キャラクターについて
これまでミラベルのようなキャラクターを好きになることがなかったのですが、見るたびに彼女の優しさ、強さ、まっすぐなところ、15歳らしい可愛い表情、仕草が見えてきてディズニーの中で上位に入るキャラクターになりました。
両手をあげる癖があるのかな…とても愛らしくて好きです!
また、ミラベル以外のキャラクターもとても魅力的で限られた尺の中でそれぞれの個性がきちんと認識でき、ストーリーの邪魔にもならない絶妙なバランス感がとても素晴らしかったです!
★挿入歌について
どの挿入歌も中毒性が高いです…!楽しかったり、辛かったり、応援したくなったり、さまざまな感情が詰まった名曲ぞろいでした。
何回もみたら全て納得
ミラベルは家族からの期待、
存在価値を失った女の子。
その子が、存在価値を手にいれるお話。
魔法を手にいれるわけではない。
おばあちゃんは魔法がないと
家族が終わると思ってる。
ミラベルは、魔法がなくても
家族を大切にできると思ってる。
家族の中で
魔法がなくても家族は守れると
証明できるたった1人の人物。
アントニオを心から励ました。
ルイーサの悩んでることを聞けた。
ブルーノを見つけた。
イザベラの本心を聞けた。
それが、ミラベルの存在価値なんじゃないかと思いました。
なんで家が壊れたか。
カシータはマドリガル家を愛してた。
でも、ブルーノが家族のために魔法を使えなくて、お母さん(おばあちゃん)から失望されて傷ついてきた所から壊れた始めたんじゃないかと。
おばあちゃんの考えをかえるため
ミラベルはギフトをもらえなかったとか。
幸せになるための魔法がみんなを苦しめてるから、壊れたとしか思えない。
イザベラが本当の自分をさらけだしたら、一度復活したし。
劇中の歌の
「奇跡を夢みて」で
毎晩ミラベルは奇跡を待ってたけど
最後の歌の
「奇跡はここに」で
きみの存在が奇跡って言われてた
とっても良い終わり方だと思う。
これで魔法もらえたら、
結局魔法もらえるのかーってなる気もする。
後から納得!!
最初観た時は、
歌も聞き取れないし💦
なんか現代風の歌になってしまってて
ミュージカルで大事な歌の部分が
よく聞こえないと言う事態になっていた気がします。
色んな意味でもう一回観たいと感じました。笑
歌詞も読みながら観て、
結局何故
ミラベルだけ魔法がないのか?
最後なんで魔法が復活したのか?
結局ミラベルはギフトなしか??
と考えてて、
まあ曲は凄く気に入ったので、
毎日聴きまくっていました。笑
母も見直してて、
ぽそっと
「ミラベルはおばあちゃん的存在になったんでしょ?」
私
「あーーーーーー!なるほどね!!!」
たしかにおばあちゃん自身にギフトはない
奇跡を授かっただけであって
実際にギフトを持っているのは
フリエッタ、ペパ、ブルーノ三兄弟から。
おばあちゃんが後にいなくなれば
ミラベルが家族を治める番が来る。
と言う事なのか??
毎日考察と戦っておりますが、
本当に歌が最高であります。
聴けば聴くほど、ハマります。
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