「音楽への純愛が美しい」ヴィム・ヴェンダース プロデュース ブルーノート・ストーリー NobuNagaさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽への純愛が美しい
レコードビジネスには、
とかくマネーゲームのような資本家が
活躍するストーリーが多くある中、
ブルーノートレーベルを立ち上げた2人のドイツ人は
対照的な姿勢でミュージシャンに接していたことが
関係者の証言でジワジワ浮き彫りになる。
利益は次作の資本にする。
まったく儲ける気のない2人。
ジャズ、シュウィング、ミュージシャンへの愛が強く
プライベートの色恋よりも
レコーディングスタジオで繰り広げられる
ジャズマン達の真夜中のセッションを愛し
癖のあるミュージシャン達を面倒見る人生を歩んだ2人を
エンジニアとミュージシャンが温かく振り返る。
ブルーノートレーベル、なんてピースフルで素敵なんだ。
好きだったレコードがまた更に好きになった。
音源を買い足しまくるよ。
素晴らしいドキュメンタリーをありがとう。
ビム・ベンダースプロデュースでは
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」以来の感動。
アートブレイキーのインチキさ、リアルタイムで感じたかったw
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