沈黙のパレードのレビュー・感想・評価
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そこにあるのは、愛
公開中なので、ざっくり感想。
勝手な予測なのですが。
原作がある映画って、大体のストーリーや結末等。わかってますよね。
今回は予告も原作も、一切触れずに劇場に行きました。
一つの殺人事件から、連鎖反応する事件。
最初から「多分こいつが犯人」と思わせておいて。
湯川が提示する一つの答え。
えええ!。
今回は草薙刑事の苦悩が、前面に出てるのが悩ましい。
北村一輝さんのマイナスな演技、怪演と言っていいかも。
散らばったピースが合わさった時、全身鳥肌状態。
平日の朝イチに行きましたが、結構お客さん入ってました。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「このまま沈黙を、続けますか?」
展開がスローな前半とスピーディーな後半
前半は、スローな展開。
「いつものメンバー」がなかなか出てこなかったので、劇場を間違えたと思ったぐらいでした。
いつものメンバーが出演し始めると、物語が大きく動く。そして、一気に後半へ。
湯川先生の推理(種明かし)が出てこないと、因果関係を推理するのは、かなりハードルが高い。
物語が3回ぐらい大きく変わった気がする。
出演者が大物揃いで、製作費の多くをギャラに使っていたように感じた。
もう少し「派手な科学現象のシーン」があると、もっと面白かったと思うので、星を1つ減らしましたが、安定の湯川ワールドでした。
感想は沈黙いたしません。
原作未読のため、期待値がかなり大きすぎました(汗)
中盤までは色々と考えを巡らせながら、東野圭吾ならこーするんじゃないか、とか、あーするんじゃないか、とか、ぐるぐるぐるぐる考えて鑑賞。佐織の妊娠の相手って、実は新倉直紀だったりするんじゃないかと思って観ていました。なぜなら佐織殺害後、蓮沼が店に現れたときの留美の様子は完全に真犯人そのものだったから。あの怯えた態度が脚本のト書に書かれているものであれば留美は黒、演出やアドリブであればグレーかなぁという感じだったのですが、新倉が妊娠の相手という予想は見事に外れ、最後は新倉夫婦の深い愛が描かれており、えーーー何だかなぁ?といった印象です。真犯人が並木のご主人であろう予想を覆した点と、真犯人を更に更に覆した点は凄く良かったけど、佐織の恋人、高垣智也があっさりと供述したあたりから、え、こんなにあっさり認めるの?と少しガッカリ。
驚いたシーン。
皆に愛され大切に育てられたであろう佐織という女の子の冒頭シーン。物語の世界に入るのは難しくありませんでした。jupiterの歌を背景に大画面に映る素敵な少女に皆が引き込まれたかと思いきや、まさかこんなにも自己管理ができていなくて、恩知らずで、幼稚な発言が仇となる少女だったとは。恐ろしい伏線回収だなと思いました。
最後に特に印象的だったシーンを。
取調室。新倉直紀へ取調べの最中、蓮沼が呼吸困難な状況で自白した(実際にはしていないのだけど)と知ったときの、草薙警部のなんとも言えぬ表情。北村一輝さんの台詞のない名演がとにかく凄かったです。警察は拷問で自白させるわけにはいきません。普通に考えて、呼吸困難なときにあんなにズラズラと長い自白はできないでしょって突っ込みたくなりますが、それらを凌駕するほどの名演技でした。感情が観客の心にも流れ込んできました。息を呑むシーンです。
悲しかったのは、湯川先生の存在感…
事件と絡めたそれぞれの人間模様だったり、思惑だったりが交差しているようなThe☆東野圭吾作品だったのですが、主役の影が薄かったのは残念なことです。ラストのクレジットロールの過去映像は、ガリレオシリーズ、ドラマや映画未視聴の私にとっては初見でした。福山雅治さん、かっこい。びっくり。(今さら)
実に面白かった!
ガリレオシリーズはドラマは観てなくて映画版のみ鑑賞してました。これを機にドラマ版を観てみようかな。前作もそうだったけどミステリーと言うよりはヒューマンドラマみたいだった。人間模様が濃くて切ないけど引き込まれてしまう、そんな魔力がありますね-。
いつもと少し違う
ガリレオシリーズはテレビ版も含めて全て観ていて楽しい作品です。謎を解く時に数式いっぱい書きまくるのが湯川先生なんですが、ちょっと違う。
先日放送されてたテレビ版の方が面白い。
ストーリーとしては複雑な人間関係が絡み合ってて面白く、キャストも物凄く豪華。
お祭りシーンも本物さながら豪華です。
エンディングも観ていて懐かしくとても良かったです。
ただ、いつものガリレオらしさがないのが残念なだけです。
映画の時間に原作のボリュームを収めるのは難しいか。
単行本を前もって読み、楽しみに視聴した。
良かったところは映像を見ることで展開に納得する部分が増えたこと。
具体的には、菊野祭のパレードの「地元の祭りにしては気合が入ってる雰囲気」がうまく出ていたところ。
もう少し頑張って欲しかったところは、展開が省かれてる部分が多かったところ。
特にあのクズ野郎に部屋を貸してたおじいちゃんの背景はキーとなる展開の一つだと思うのだが、それがほとんど無くなってて、実写では戸籍謄本?を本人に見せて、刑事が実はこうですよねと問いただし終わりなのはどうかと思った。
もっと言えばパレードのシーンをもう少し省いても良いから蓮沼が増村に真相を言うシーンや増村の過去を加えて欲しかった。
原作を越えていた北村一輝の演技
本作の公開にあわせて原作を読んできました
テレビシリーズから続くガリレオシリーズの映像化作品は
原作とは別物だと割り切って見るようにしなければいけません
ただ本作に関して、そう簡単に割り切れない部分があるのも確かです
原作から引き算された分がどうしても気になります
15年前の不起訴になった事件の真相部分がごっそりカット
原作既読者からすれば犯人は蓮沼であってはいるんだけど
読んでいない人からしたら不起訴になった人間を真相も分からぬまま
鉄槌を下すことに加担してしまった増村という構図になってしまっている
そして増村の話す真相が涙なしには見れないと思っていたので・・・・(原作を買って読んでください)
しょうがないとはいえ物語が少々駆け足気味に進んで行くのも気になる点
容疑者Xが128分、真夏が129分、そして本作が130分
色々な兼ね合いもあるんでしょうが150分は欲しかった
あと蓮沼が村上淳というのも
村上淳はやっぱカッコいいんですよね
でも蓮沼に関しては底知れぬ不気味さを出せる人が良かったかなと
街の住人は関しては概ね役とのミスマッチは無かったと思います
そして予告で気になっていたのが北村一輝演じる草薙刑事が苦悩するシーン
これは原作になったので正直要らないシーンだなと思っていました
しかし本作を1から通して観て、15年も苦悩しつづけてきた草薙刑事を
北村一輝の申し分ない演技で説得力のあるものに・・・
繰り返しになってしまいますが、だからこそ15年前の事件の真相も映画の中で描くべきだったよなぁって
4.0越えの原作からは少し落ちますが北村一輝の演技で+0.2で
評価 3.9
俳優陣の演技力の高さに何度見ても引き込まれる作品✨ 原作好きも初見さんも全員にオススメしたい!
原作もシリーズ作品も全て見ていますが、ストーリーが面白いことはもちろん、俳優陣の演技力の高さでこの作品は過去1傑作となっています。
特に、北村一輝さんと檀れいさんの演技でこの作品は昇華されていて、息を呑んで見入ってしまいあっという間に見終わったという感覚
エンドロールのときには、おそらくその結末ゆえにそれぞれ胸にモヤモヤしたものが残るかもしれませんが、きっとその人次第でモヤモヤの形も違うのかなと…。
この辺りは原作者と演出家の妙技かなと。
個人的には現時点で今年の邦画ナンバー1でした!
加えて、TVシリーズのときのガリレオ演出(数式を羅列するもの)などが除かれていて、作品の雰囲気を守ってくれている点も評価でした✨
引き込み度は高いが、おかしな点があり、すっきりしない映画
エンドロールが流れると、あれ、これで終わり?と思いました。
女子高生の並木佐織が遺体で発見され、容疑者の蓮沼が殺される事件に発展していく物語です。
感想を要約すると、タイトルのようになります。
この物語のおかしな点を2点挙げます。
1つ目は、佐織は妊娠したから歌をやめると言っていますが、歌をやめる理由としては乏しいかなと思います。
2つ目は、その時に新倉留美は佐織と口論になり、佐織を突き飛ばします。佐織は資財に頭等を打ち、意識がない状態で映し出されます。留美は何故逃げたのでしょうか?普通なら、「大丈夫?」と声をかけ、救急車を呼ぶのが自然でしょう。多少、嫉妬があっても夫のお弟子さんですからね。
すっきりしないのは、結局、蓮沼が佐織を殺したのかどうか不明な点です。映像では、車の中で意識が戻った佐織を蓮沼が鈍器で殴るシーンがありますが、これは飽くまでも推測のシーンなのです。
私はガリレオの前2作を観賞していませんが、横溝正史や江戸川乱歩の2大巨匠には遠く及ばないと感じました。世界観が圧倒的に足りないです。「犬神家の一族」を知っている世代なので、物足りなさを感じます。
しかしながら、近年の推理映画の中では引き込み度が高いので、中の上の評価とします。やはり、すっきりしない映画でした。
よく練られたストーリー展開!確かに…「実におもしろい」!
福山雅治、ホント歳とらないですよね
キリッと知的な「湯川教授」健在!
話の展開、テンポよく、おもしろかったです
まず、
話の序盤から、一番怪しい容疑者か死亡する
という意外な始まり
湯川先生の学者的知識で、事件の解明が前進したかと思えば、
あ、これが結末かぁ…と思った結果を、
湯川先生の深い洞察力があっさり裏切り、
予想外の次の展開へと運んてゆく
…いやあ、飽きずに一気に観れました
ストーリーに凝った分、ちょっと、
最後の真相部分には無理が出たような気もしますが、
ま、いいか…と、思えるくらい、
次々に新しい扉が開いていくような
話の展開は楽しめます!
やっぱ、福山雅治&柴咲コウ&北村一輝のコンビは
最強なのでは!
きっちり、クオリティーの高いエンタメムービーに完成してます
さすが!
これぞ日本大衆映画の最高峰!
時間過ぎるのが早かったなー
最近テレビを見なくなって、タレント知らなすぎだけど、そんな自分も知ってる知ってるのオンパレード😁
お金かけてるー!!!!!
パレードの観客のクソ演技もクソ最高峰〰️
中身も思考停止の大衆消費者はぼーっと観てても難しくない!!!
つまり最高の平均的、波風立たない凪のよう🌊
思考底辺の人も博識の人も、意識高い系の人も映画好き人も是非🤍
後半の推理部分が、、、
娯楽作品としては、十分楽しめる。
俳優陣もすばらしく、映画館の大画面で観る価値はある。
飯尾さんは、一流の芸人は俳優としても一流であると感じた。
残念だったのは、後半の推理部分。物理学者の湯川教授にすべてさせるのはどうかと思った。あれでは、名探偵ガリレオにならないか。
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