「映画版は科学要素少なめ」沈黙のパレード りんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画版は科学要素少なめ
ガリレオシリーズといえば、意外にも福山雅治が初主演を飾ったテレビドラマ。
原作東野圭吾はほとんど読んでいるが、当時は容疑者Xの献身は読んでいたものの、他のガリレオは読んでなかった。
ドラマは非常に出来がよく、科学を使ったトリックは面白かった。
そんなテレビシリーズの映画版は3つ目ともなるが、映画にはあまり科学要素は入ってこない。
全くないわけではないが。
それが良いか悪いかは人それぞれ。
個人的にはもうちょっと盛り込んで欲しい。
まあこれは映画スタッフというより、原作者へのお願いか。
歌が上手い故人の娘が出てきて、平原綾香のジュピターを歌うのだが、これがまた物凄くうまい。本人が歌っているとしたら、この歌唱力でキャスティングされたのだろう。
それにしても、ガリレオシリーズの福山雅治、加賀恭一郎シリーズの阿部寛という、磐石な布陣は安心感がある。
映像化されてない作品を見つける方が難しいレベルの東野圭吾だが、これからも楽しみである。
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