「制作陣の思いが熱すぎる」沈黙のパレード 段差インザダークさんの映画レビュー(感想・評価)
制作陣の思いが熱すぎる
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ドラマ、これまでの映画が好きで満を持して観に行ったけど、今回の映画はちょっと残念だった。
湯川がみんなに温情を掛ける人にキャラ変してる。湯川にしては優しさの安売り。そして胸板がものすごく厚くなっている。
湯川教授はそういう人じゃないんだよなー…
自分の研究や好奇心のために動いて、結果、捜査の助けになってる→でもいやもしかしたら湯川の正義感?優しさ?照れ隠し?→なんだかんだホントは優しいんじゃないん?→萌え〜!っていう人間味がギリギリ見え隠れするところが魅力なのに。
ちなみに成田祐輔氏がすごい自分の中でのガリレオぴったり。◯-□
映画制作陣の思い入れが強すぎて、こちらが引いてしまう感じ。
「実に面白い!ハッハッハ!」が実に面白くないよ…福山さんは悪くないけど。
俳優陣は豪華で、重厚な芝居。北村一輝の寝てない感とか、飯尾夫婦とか、大きなスクリーンでやたらアップが多いのだが、それまでの生き様や苦悩が皆顔に出ていた。
酒向芳さんがもう少しキーパーソンかと思ったらそうでもない。もったいない使い方。
ラストは違和感あると思ったら二段オチ。うーん、まぁ、そっか…という。
原作ならもっと面白いのだろうなと。読んだことがないけど。
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