「スタイリッシュでカラフルに描くSNSの狂気」メインストリーム まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
スタイリッシュでカラフルに描くSNSの狂気
SNSによって祭り上げられた一人の男を中心に、ネットの闇と狂気がカラフルなアイコンやリアルな言動で描かれていました。
ストーリーは予想通りというか、最近よく見るネットの闇と危険性を発信者とそれを受け取る視聴者(私たち)それぞれへ啓蒙する系のもの。オシャレな映像や、ネットのアイコンやスタンプを使った描写、アンドリュー・ガーフィールドの存在感と圧倒的な顔面力(顔芸)はとても良かったですが、他はまぁわりと普通のお話。もっとサイケデリックで狂気に満ちた世界が繰り広げられるのかなと思っていたので、ちょっと肩透かし。
とはいえ、アンドリュー・ガーフィールドとマヤ・サーマン・ホークの魅力がビシビシ伝わり、若いエナジー溢れる作品になっていたし、短い上映時間でダレずに楽しめたので良かったです。
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