この日々が凪いだら

劇場公開日:

この日々が凪いだら

解説

様々な変化と向き合う若者たちの姿を繊細なタッチでつづった群像ドラマ。故郷を捨てるように上京し建設現場で働く宮嶋大翔は、花屋に勤める望月双葉と出会い、やがて恋人同士となる。平成から令和へと時代は移り変わっても、2人の穏やかな日常はずっと続くかに思えた。しかし住居の取り壊しや身近な人の死によって、彼らは変化を余儀なくされる。大翔を「追い風」のサトウヒロキ、双葉を「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1」の瀬戸かほが演じ、「藍に響け」の山之内すず、「佐々木、イン、マイマイン」の藤原季節が共演。監督・脚本は、本作が初長編となる常間地裕。オルタナティブッロックバンド「羊文学」が主題歌と挿入歌を手がけた。「MOOSIC LAB 2019」では「ゆうなぎ」のタイトルで上映。

2021年製作/84分/G/日本
配給:Filmssimo
劇場公開日:2022年2月25日

スタッフ・キャスト

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(C)映画「この日々が凪いだら」製作委員会

映画レビュー

建設会社のどこが悪い。こんなク◯映画作る会社よりもまし。

2024年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

1.0羊文学の曲は素晴らしい、が……

2022年5月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

短編の『なみぎわ』とセットで鑑賞。
結論を先に述べますと、私には合わなかったです。将来に対してくよくよ悩む日々を通り越してしまったせいか、はたまた精度の高いドキュメンタリー作品と併せて観たのがいけなかったのか。

微妙なところを挙げるとキリがないので、まずは良かった点を先に挙げます。
・羊文学の曲
・さざなみの音
・港町の景色

これはちょっと……という点。
・登場人物がそこそこいるが、あまり会話のキャッチボールが出来ていない。と言うより、登場人物のキャラ付けが薄い。結局60代のじいちゃんが撥ねられ役オンリーだったの可哀想。
・話の展開が割と唐突。いやそこでライブ行こうぜと言われても。
・主人公は女性の方かと思っていたが、実は男性の方だった。
・そしてこの男性主人公。基本的にコミュ障なのか、人の話を遮ったり突然自分の話にすり替えたりする。
・かと思っていたら、ラストにかけて他キャラまでなんだか人の話を聞かなくなるし、突然ポエムみたいなことを言い始める。どうした、みんな。

気になる点。
・他の方も指摘されていた、父ちゃんの通帳の残高。むしろ負債を継ぐ可能性があるのでは。
・基本的に退去費用は大家がもつよ。この場合。
・基本的に取り立て屋は裁判沙汰を嫌うから、あんま露骨に殴らないと思うよ。多分だけど。
・(短編のみ)結局市役所のおっさんは何しに来たんだ。

もう本当にストレートに言いますが、普段他人とコミュニケーションを取ることが苦手な方が作った感ある作品です。この話の根幹が、ラストの男性主人公の叫びにあるとしても、そこまでの話の運びがあまりに主人公目線の展開過ぎる。
もしや、監督さん自身がこの男性主人公に感情を入れ過ぎた結果、こうなったのかな……とまで思ってしまった。

ワーストとは言いません。
繰り返し言いますが、私には合わなかった、というだけのことです。

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BONNA

3.0タイトルなし

2022年4月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

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chitto

2.0結局、よくわからないクライマックス

2022年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

好きなテイストの作品でしたが、ストーリーの決着がよくわからんのです。なんというのかなぁ?序盤からじっくり積み上げてきたストーリーやら人物像やら背景やらのまとめ方が「雑」に感じるんですよね。とっても大事であろう大翔の心の決着があまりに一足飛びで戸惑いが。

そんなに容易に乗り越えられるハードルだったのだろうか?大翔にとって。その出来事で全てが決着するほど素直な男かな?もっと捻じ曲がってるんじゃないのかな?「家族なんてどーでもいい」と言い放っていた闇の深さが全く見えない決着で、なんか無理矢理な感じがするんです。あまりに駆け足過ぎて。

いつも思うけど、こんな出来事があったからこうなりました・・・・ってのはしっくりこないのです。こんな出来事があり、心情の移ろいやら葛藤があって、行動に現れると思うのです。本作はその肝心な根拠となる心情描写が非常にチープだと思うのです。ですから海に向かっての一言の根拠も、バスの中での双葉への言葉も全くしっくりこないのです。

「は?なんで?」って気持ちで見終わっちゃいました。残念。

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バリカタ