SING シング ネクストステージのレビュー・感想・評価
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1作目が良い
更に大きな夢(ネクストステージ)=に向かって!!
前作に負けない感動のミュージカル・アニメでした。
前作以上の映像美と撮影に加えて、
SF仕立てのステージのテクノロジーにCGが素晴らしくて
最高でした。
(ワイヤーで縦横に飛び回ったり、
(舞台が迫り上がったり、落っことしたり・・・とか)
前作でニュームーンの劇場の再建に成功した支配人(バスター・ムーン)は、
更なる大きな夢(大都会の大劇場のステージに進出する)に、
向かって突き進みますが、
しかし行き当たりばったりに、安請け合い、
と前途多難。
興行主の大物ジミー・クリスタルの条件は、
15年前から隠遁しているロック界の巨星
クレイ・キャロウェイを舞台で復活させること、でした。
バスターは安請け合いをしますが、クレイ・キャロウェイの決意は固く、
ここでまず躓きます。
まぁこのクリスタルという悪役と、
引退した大物ロックスターを復活させる。
この対比が面白くて盛り上がります。
でもなんといってもこのミュージカル・アニメの売りは、
曲の良さの歌唱力の優れたキャスト。
それを楽しむことが第一番。
楽曲と声優(歌手)のクオリティは高く最高のキャスティングでした。
(吹き替え版で観ましたが、字幕版も要所で鑑賞)
ミーナ役のMISIAは当然の歌唱力ですし、
ゴリラのジミー役の大橋卓也(スキマスイッチ)は素晴らしくて、
ターロン・エガートンといい勝負でした。
ハリネズミのアッシュ役の長澤まさみさんは、
女優の演技力に加えて歌も上手く、
伝説のロックスターのクレイ・キャロウェイ役は、
なんとB'zの稲葉浩志さん!!
ご本家はこれもロックスターのU2のボノさん。
ボノさんは正統的な歌唱で聴かせて、
稲葉さんは色気たっぷりの甘い声が
流石でした。
(台詞の低い声と別人みたいでちょっとビックリ)
アッシュとクレイの甘いムードも、おまけのお楽しみ。
ともかく、
夢を叶える!
悪い奴を懲らしめる!!
伝説のロックスターの復活!!
と、ストーリーがメチャメチャ分かりやすく、親しみやすい。
目にも耳にも大御馳走の、素敵な映画でした。
2本立て2本目。ステージが始まるまでがやや退屈だった。前作より必然...
最高
展開が完璧。
高評価に文句なし!!!!
JAPANESE VOICE CAST サイコー!
バスターのむき出しの野心に共感できるかどうかで評価が分かれる一作。
前作『シング』(2016)で見事に劇場を復活させたバスターが、サブタイトルのとおりプロデューサーとして次のステップを狙っていく、という作品です。前作のメンバーはほぼそのままに、自己紹介もなくいきなり物語が展開するので、本作は明らかに前作の鑑賞を前提とした作りになっています。前作ファンであればすぐに作品世界に没入できるので嬉しいところですが、初見の観客にはちょっと設定やキャラクターの関係が分かりにくい部分があるかも知れません。ここは原題通り、『シング2』の方が続編感が強く打ち出せて良かったのでは…。もちろん、それぞれのキャラクターの特徴を引き出す演出はふんだんに盛り込んであるので、関係性についての戸惑いは比較的短時間で軽減されると思います。
むしろ物語が進むにつれ、バスターの言動が自らの野心を実現するために仲間を踏み台にしているようにしか見えなくなってきて、そちらの戸惑いの方が大きくなってきます。「このままバスターを応援していていいのか?」という。
もちろん一つひとつの挿話はキャラクターが成長したり、過去のしがらみを乗り越えていく手段として機能しているため、そこには共感や達成感を感じるんですが、そもそも問題の発生源が…、と思うと少しわだかまりを感じてしまいます。
とはいえ前作に引き続き音楽と映像の同調は非常に高度で、前回よりもさらに高度に発達した映像技術を目の前で実感することができます。
B'zの稲葉さんは通常の場面での演技は少し緊張しているのかな、とも感じましたが(声優初挑戦とのこと)、いざ歌詞が口から流れ出すと一気に場面をさらっていきました。彼の演じるロック歌手、クレイの存在感は、本作の仕上がりを左右しかねないほど重要な位置づけでしたが、その役割は十二分に達成していたと思います。
前作のマイクがどうなったのか、全く説明がなかった点も、もやもやポイントが増したところ…。
期待を裏切らない
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