「Goodbye Yellow Brick Road」SING シング ネクストステージ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
Goodbye Yellow Brick Road
イケメンゴリラのジョニーの声優(字幕版)はタロン・エガートン。前作『SING』(2017)ではエルトン・ジョンの曲「I'm Still Standing」を熱唱したりして、『ロケットマン』(2019)に繋がる役を演じていた。今作でもやるのか?と思いきや「Goodbye Yellow Brick Road」はエルトン本人の歌声。なんとジョニーの見せ場はアクションだった・・・いや、歌が聴きたいんですけど。
ストーリー的には前作では何かしらの問題を抱えた登場人物が歌手になるという夢をコンテストに賭けるといった内容でしたが、今作では彼らはプロ。ムーンのシアターも見事に再建され、ミュージカルに打ち込む姿を描いていた。そんなプロフェッショナルな彼らだったが、田舎のスターに過ぎない(演目は不思議な国のアリス)。もっと大ステージでショーを完成させるムーンの夢について行くのだ。
映画好きの一人の意見として、やっぱりプロよりはアマチュアの成功物語の方が好み。しかも、オッサン的意見としては知らない曲が多すぎる・・・60年代、70年代の曲がもっとあれば良かったのになぁ。と、前作よりは評価が落ちてしまいます。
ところが、今作で目を引くのは映像の素晴らしさ。まるで3D作品を見てるかのような錯覚に陥ってしまいました。もちろん巨大なステージや宇宙を扱った舞台だったこともあるのですが、背景のぼかしや動きが効果的で、浮遊感さえ得られるのです。メインメンバーのジョニーは親子の絆を固めていたし、恐怖を克服するロジータ、恋心へと発展するミーナなどなど、見どころも満載。ただ、個人的にはU2がそれほど好きではないので、終盤も何だかな~といった感じになりました。やっぱりオッサンですね。
そして、レビュータイトルにもした「Goodbye Yellow Brick Road」ですが、富と名声に繋がる出世街道におさらばして、自分らしい音楽を追究する意味があるのに、ちょっと違った方向に行ってしまった感じも・・・
おはようございます。
私は、エルトン・ジョンは余り知らなくって・・。で、「キングスマン ゴールデンサークル」に出演された時には”誰だ、このピンクのおじさん・・”と思った位で。ホント、すいません。「ロケットマン」で、凄い人なんだ!と思った位でして・・。
という訳で私は、中坊時代から嵌った80年代後期から現代にいたるロックを聞いています。
で、本日、私の様なモノでもお休みが頂けるようになり、久方ぶりの平日の昼間の映画を堪能してきます。楽しみだなあ。では、又。
kossyさんへ
60年代ではディオンヌ・ワーウィックの I say a little prayer がありました。カテゴリーはR&Bですが、バート・バカラック作でカバーも多い曲ですが、吹き替えになると、なんかイマイチで個人的には全く楽しくなかったですw
kossy様コメントありがとうございます。
そうなんです東京って所詮、平地なんですよ。多分金沢は・・・雪が溶けて川になって流れていきます。
そんな感じでしょうか?