SING シング ネクストステージのレビュー・感想・評価
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今回のMVPはアイナ・ジ・エンドで。
予告編から、前作のメンバーがラスベガス的なリゾートシティで大きなショーをやる話というのはわかっていたし、U2のボノが元大スターのライオンの声を担当することもわかっていた。スカヨハのハリネズミが、ステージ上でひとりU2の曲を歌っているシーンも予告編にあった。なので一番懸念していたのは、トラウマを負ったライオンが、スカヨハの歌声に触発されて、ついにステージを上がって「U2のあの曲」を歌うことだった。それでは、モノマネ番組のサプライズで本物登場!ってなるルーティーンそのままじゃないですか!
蓋を開けてみると果たして悪い予感は的中してしまったのだが、むしろ気になったのは肝心の曲がすぐに終わってしまったことだったりして、まんまと待望の「本物がU2を歌いますよ!」の期待感に乗せられていたということなのでしょう。
物語的には、前作にあった「この歌を誰かに届けたい」というコンセプトがほぼなくなってしまい、プロになった彼らがパフォーマンスをする喜びがメインになっていた。ちょっと寂しい気はしたが、字幕版→吹替版と2度観た結果、クライマックスのショーの楽しさに些細なことだと思えるようになった。字幕、吹替、両方観た上で今回のMVP賞はアイナ・ジ・エンドに進呈します。
キャロウェイの歌声にやられる
『シング』はイルミネーションで一番好き。前作も良かったし今作も良かった。主人公バスターのドラマは前回で決着がついているので、今回は彼の掘り下げはないのだが、夢をかなえた後に次のステップで直面する苦労が描かれる。だれか一人が作品の主題を背負う感じではなく、主要キャラそれぞれに葛藤があり、ひとつのステージに向かってそれらが語られる。ショービジネスの厳しさといかがわしさが嫌味になりすぎない形で描かれ、夢の世界の情熱と上手くバランスが取れている。
キャロウェイのキャスティングが英語・日本語ともに豪華すぎてやばい。『I Still Haven't Found What I'm Looking For』を本物のU2、そして稲葉浩志に歌わせた時点で作品として大きな価値がある。本格的な歌唱を映画館の良い音響で聞けるのは至福の時間なので、映画館で観れて良かった。
「これが完結編ではないよね?」と思ってしまうほどネクストステージのハードルは高く、物語の落差が面白いミュージカル・コメディ・アニメーション映画!
「SING シング」では、落ち目の劇場の支配人であるコアラのバスター・ムーンが、出演者を公募して劇場を立て直す物語でしたが、本作では“ネクストステージ”に進みます。
前作の「ゼロからの立て直し」も面白かったですが、本作では、地元での成功からスケールアップし「世界的に有名なエンターテイメントの聖地での成功」という夢を追いかけます。
このシリーズが人気である理由の一つに、実際に歌が上手い人をキャスティングしていることがあります。
前作同様ヤマアラシの少女でパンクロックギタリストのアッシュの声優を字幕版ではスカーレット・ヨハンソンが務めています。そして吹替版は長澤まさみで、2人とも非常に上手いのです。
さらに本作では、15年もの間、人前には出ていない伝説的ロックスターのライオンであるクレイ・キャロウェイという存在がカギとなっています。そのキャラクターにリアリティーを持たせるためアーティストグループでの「グラミー賞・世界最多受賞記録」を持つU2のボーカル・ボノが声優を務めています。ボノは声優も自然で、歌と共に安定感がありました。
一方の吹替版では伝説的ロックスターを、B'zのボーカリストである稲葉浩志が声優を初めて務めています。初声優ということもあり、やや会話の部分では浮いていると感じるシーンがあります。
ただ、「SING シング」シリーズの「肝」となるのは歌唱シーンです。特に稲葉浩志の歌唱シーンは圧巻で、字幕版よりも感動がありました。その意味では最高のキャスティングだったと思います。
また、新キャラのアイスクリーム売りのゾウ・アルフォンゾの声優をSixTONESのジェシーが務め、声優も歌も非常に上手かったりと、本作では適材適所のキャスティング・センスが上がっていると感じました。
さらにはミニオンズの「イルミネーション」作品だけあり映像も心地よい最高峰クラスで、文句なしの傑作です。
作品力が強すぎて、字幕がいいのか吹替がいいのか判別できない傑作
本作は、人間視点の動物キャラが存分に楽しめる上に、前作(SING シング)よりもパワーアップしている。
「夢を諦めない」と聞き飽きたはずのフレーズだが、ここまで行けるのかと素直に楽しめる傑作だった。前作の段階で十分満足していた分、続編がここまで良いとは想定していなかった。
様々な動物が人間の言葉を話す登場人物となっている設定が面白く、音楽へのこだわりも半端ない。
ストーリーにおいても、人間界あるあるを、動物が演じることでキャラクターの濃さが倍増。実写では表現不可能な物語に感銘を受けた。
当然のことながら、セリフと歌は人間。動物のキャラクターを尊重しつつも、人の声と楽曲が、見ている側の体全体に響き渡り心地よく、音楽の力を強く感じた作品でもある。
本作のみでも十分面白い映画ではあるが、前作を知っていると、益々テンションが上がる。
字幕版、吹替版はともに豪華なメンバーなので、どちらがおすすめとは言い切れない。
ただ、本作の世界観を一度に楽しもうと思うのなら、吹替版のほうが人物像が浮かびやすく、気軽に楽しめるのではないかと感じた。
とにかく楽しい作品なので、具体的な情報は入れずに、鑑賞後に感想を語り合ったり、一人で考えたりするのにピッタリな映画だ。
ストーリーとキャスティングが最高でした!
日本語吹替の声優を担当したのが内村光良さん、MISIAさん、長澤まさみさん、大橋卓弥さん(スキマスイッチ)、斎藤司さん(トレンディエンジェル)、大地真央さんといった豪華キャスト!
そして、新キャストとして、稲葉浩志さんが声優初挑戦されました!
ストーリーもセリフも素敵なシーンがたくさんあって、感動しました!
最高のエンターテイメント!
まさにエンターテイメントのネクストステージ!といった内容でした。豪華で、楽しくて、感動して、興奮する。観賞後にただただ幸せになれる、そんな素敵な映画。映画館で観て感動しすぎて、円盤買って、最近地上波も録画してしまいました。
難しい事は考えず、取り敢えず楽しくなりたいときに観て欲しいオススメ映画です。
ムーンと出演者それぞれの『ムーラン・ルージュ』
動物の姿をしていても思考や生活は(政治、経済、娯楽、ルール、マナー、クルマの運転、楽器演奏、読み書き、食事その他おそらく排泄の仕方まで)人間そのものという世界観の第二弾。
前作を知らなくても(あるいは忘れても)十分楽しめる内容で良かった。
『ムーラン・ルージュ』のように、出資者を騙しながら準備を強行しステージを成功させようとする。
恋愛や親子についても触れていて素敵なストーリー。
前作のレビューでも同じようなことを書いたが、映像の迫力もさることながら、歌が圧倒的に素晴らしい。
動物をモチーフにデフォルメされたキャラクターは、親しみやすくてかわいい。
実写さながらのクルマやバイクはリアルで格好良い。
画面は奥行きを感じる構図で、景色や背景のダイナミックさが印象的。
画面の大きさに比例して臨場感が高まるようデザインされている。
定番のありふれた話だが、質感が高い
総合:75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:80点 )
一生懸命頑張る人たちの前に立ちふさがる権力を持った悪い奴がいて、それを乗り越えようと四苦八苦の努力をするという定型のお話にすぎない。でも個性的な登場人物と良質の音楽と映像で楽しめた。嫌な出来事があって嫌な登場人物もいるが、演出が軽快で不快な印象は受けないように工夫されている。
吹き替え版を観たが、声優が専門でない人も何人かいて、なかには実力不足かなという場合もあった。こういう音楽劇は声優としての実力と歌手としての実力を兼ね備えた人を上手く配役するのは難しい。英語版を観たらまた違った印象を受けたのかもしれない。
長澤まさみ&稲葉浩志 デュエット♪
前作は映画観で観たのですが、今作は地上波の日本語吹替え版で観賞。
登場人物のキャラクターがいかされていてなかなか面白い!
前作に続き長澤まさみさんが良かったですが、今作では稲葉浩志さんとのデュエットで更に良かったです♪
アイナの声がキモすぎて無理 稲葉を起用してきたのはすごいなと思うけ...
アイナの声がキモすぎて無理
稲葉を起用してきたのはすごいなと思うけど稲葉の良さが微塵も出てない歌を歌わせて一体何がしたかったんだ
エンターテイメントとしては面白い
ムーン氏にはやはりイラっとする
キャラクターや歌はいいけど、どうしてもムーンさんの行動が腑に落ちない。今やってるショーは、払い戻しなのか? 長期に閉場してクレーム来ないのか? でも、メンバーみんな疑うことなく、ついていくからいいのか。
アイナのポーシャはハマっていた。稲葉さんのクレイは全部持っていったね。悪役だけど、クリスタル社長はかっこよくて好き。
フジテレビの放送を視聴。
歌唱の一番難しいいいところはMISIA
バスタームーンはスカウトから力不足と言われて落ち込んでしまった。
やっぱり歌唱の一番難しいいいところはMISIAだよな。最初から目立っていたよ。でも台詞の言い回しはちょっと小声過ぎたんじゃないかな。長澤まさみも歌っていたね。
個人的には1より好き!
劇中歌としてところどころに有名な洋楽が挟まれているので飽きずに見続けることが出来た。
1より規模が大きくなっているのと、アーティスト声優陣がより豪華になっているので個人的には1より好き。最後のショーはそれ単体としても何度も楽しめるくらい完成度が高くてわくわくした。ただ、ストーリーの起承転結がはっきりせず問題が解決されないままに逃げ勝ちみたいに終わったのがちょっとマイナスポイントだが、全体としては見てよかった。
大人でも楽しく見られるクオリティの高さ!
家族で自宅で鑑賞(吹き替え版)。1も面白かったが、個人的にはそれを上回る面白さだった。
とにかく、映画の随所に出てくる歌のクオリティが高く、大人でも聞いていて夢中になってしまう。
最後の一夜限りのショーは家のテレビで見ていてもその壮大なスケールに圧倒されてしまう。劇場で見たらもっと迫力あるんだろうな。
B’zの稲葉さんの演技は?だが、意外性とインパクトはあると思う。
稲葉さん出演のため観に行きました
映画館にて鑑賞。
稲葉さんの役は渋くて、歌のシーンももちろん素敵でした
他に、ゴリラの歌がすごく素敵で、終わってから誰だったんだろうと調べて、おぉスキマスイッチの大橋さん!こんなに素敵だったとは知らなかった〜 となりました。
あと、ネコのキャラがワイヤーで縦横無尽に飛びまわるシーンがよかったです
豪華なアーティスト達の競演!
劇場で吹替え版を鑑賞しました。前作から家族ぐるみでファンな映画でして、家族そろって観に行きました。何といっても、本作は素晴らしい音楽に尽きます。よく耳にするような洋楽が沢山はいっていますし、本映画のためにつくられたオリジナル楽曲も素晴らしいです!それが、動物のアニメの可愛らしい姿で、豪華なアーティスト声優陣が歌ってくれるからなおさらです。
アニメ自体もさすが、「ミニオンズ」のイルミネーション・エンターテインメントと思わせてくれます。数分に1回といっていいほど、笑い場面が出てくるので、本当に楽しいです。動物のキャラも個性派ぞろいですが、該当する動物の特徴をとらえつつもどこか人間味がある動きだったりもするので、全キャラ愛着がわきます。個人的には、今回の新キャラのオオカミのポーシャが、我がままなんだけど素直で何気に好きになりました!
前作のゼロからスタートから、今回は地元で成功している状態からのまさしく”ネクストステージ”に登りつめていく様子を描いていますが、前作にも劣らない困難が待ち受けています。それもそれぞれの動物キャラ達が均等にぶつかる難題がありそれを乗り越えていくことを描くことにより、単なる音楽アニメでは終わらない面白さがありました。
相変わらず、イグアナのミス・クローリーが脇役でありつつも面白く絡んでくるのが、笑えますし。
ただ、1つだけあれ!?って思ってしまったのが、吹替え版のライオンのクレイの稲葉浩二の歌声がアニメと合わなかったのが残念でした。稲葉浩二の歌がどうこうと言う意味ではなく、クレイがめちゃくちゃ渋めで描かれています。セリフの時はそう思わなかったですが、稲葉さんってほら、歌声めちゃ高音じゃないですか!?なのでラストの歌のシーンが、ちょっとアニメのキャラと声の高さが合わなかったなぁって思った次第でした。といっても、歌声は素晴らしかったですがね!
とにもかくにも、大人も、子供も楽しめるアニメで映画館で観るとコンサートのような素晴らしい音楽も聞けるので大好きな映画となりました。
前作を超えた!
前作が大好きで楽しみにしていましたが期待を裏切らなかった!
音楽はもちろんどの曲も素晴らしく楽しい気持ちになれますし、新キャラクターも癖がありながらもみんな魅力的で何度も観たくなります。
私はブタのお母さん・ロージータが一番好きなのですが今回もやっぱりかわいらしくて優しかったです。
何も考えずに楽しめる最高のエンタメ作品でした。
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