唐人街探偵 NEW YORK MISSIONのレビュー・感想・評価
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遅れて到着した純エンタメ作
中国で大ヒットを遂げた人気シリーズの第二弾。日本ではついこの前、第三弾が公開されたばかりだから、ここにきての本作上陸は我々にとって時間を逆流しているようなものだ。思えば、第三弾は日本が舞台ということもあり多少なりとも親近感と驚きがあったが、第二弾の舞台はNY。相変わらず場面転換を繰り返すたび、ロケなのかセットなのかわからない規模の映像が広がり、作り手のチャレンジングな姿勢が伝わってくる。この臨場感と活気あふれる街並みを背景に、またもおなじみの探偵コンビがとにかくずっと喋りっぱなしで、フルスロットル。日本の観客から見ればノリがややコテコテすぎてミステリーも強引だが、本国での大ヒットを思うと「そこがいい」ということなのだろう。ともかく、映画祭での受賞作や感動モノだけでなくこういう純エンタメ作が入ってくることは歓迎したい。日本人たった一人で奮闘する妻夫木聡もなかなかの存在感。頼もしく感じられた。
ミステリーというよりはサスペンスコメディ
東京MISSIONが面白かったので遡りつつ観ている唐人街探偵。
娯楽度充分のミステリーたが、どちらかというと犯人探しというよりはサスペンスに近いハラハラ感があり、そこが本作の面白さといえるだろう。
そして何よりユルユルなノリのコメディがいい。まあちょっとクドくもあるけど、チン・フォンが担うシリアスパートとのバランスを考えればこれくらいで丁度いいのかもしれない。
コメディパートを担うのはもちろんタン・レン。
もう、なんで存在しているのか不明なくらいオマケ感のあるキャラクターだが、すでに書いたように、シリアスとコメディのバランスが重要な本作においては、とても大事なキャラクターだ。
冷静に考えてほしい。もしチン・フォンだけで作品を作った場合、何が面白いのか分からなくなると思うんだ。
そんなオマケ感満載のタン・レンだが、東京MISSIONでもそうだったように全くの役立たずではなく、ほんの一瞬だけ重要な役割を果たす。
タン・レンの持つ謎スキル、もしくはラッキーによって、チン・フォンが躓いている堰を突破する。
つまり、チン・フォンとタン・レンは結構いいコンビなんだな。
これから観る一作目も楽しみだ。そして東京MISSIONのあとの続編があるならば是非観たいものだ。
妻夫木聡がなぜ出演しているのか謎である。 彼の中国語も英語も見ていてちょっとつらくなった。
動画配信で映画「唐人街探偵 NEW YORK MISSION」を見ようとした。
劇場公開日:2021年11月12日
2018年製作/121分/G/中国
原題:唐人街探案2 Detective Chinatown 2
配給:チームジョイ
王宝強
劉昊然
肖央
尚語賢
白霊
劉承羽
妻夫木聡
見ようとしたのだが、
冒頭の18分間を見て、やめてしまった。
妻夫木聡がなぜ出演しているのか謎である。
彼の中国語も英語も見ていてちょっとつらくなった。
満足度は5点満点で0点です。
脇役の魅力が凄まじい
探偵ランキング2位のフォンは叔父のレンに騙されNYで起きる連続殺人の謎に挑むことになり…。
シリーズ2作目。レンのウザさが凄まじいものの全くの無能キャラという訳でもない絶妙さ。野田とKIKOちゃんの魅力が強すぎるのでスルーしてしまった3作目を早く観たい。
ここで笑ってくださいと言われているようで
序盤は、妻夫木聡のキザな演技も見れるし、面白そうなキャラがいっぱい出てきて、これは面白そう。ニューヨーク市警の女刑事役を演じるナターシャ・リュー・ボルディッツォが知的でとてもクール。
物語が進んでいくと、ここで笑ってくださいというコメディシーンがやたらと多くて、出てくるのは苦笑いばかり。いつに間にか眠りに落ちてしまった。
ラストで見せてくれるシリアスパートは結構見応えがあったが、中盤の退屈さが足引っ張ったかな。
こういうのも必要
中国映画伝統のドタバタコメディ。内容、ストーリーは語る必要が無いというか、このノリについていけるかどうかが鍵。全然、NYロケじゃないじゃんと思ってたら後半、やり過ぎなほどカーアクション出てくる。やっぱ、中国映画界は金があるんだね、ビックリしました。ブッキーも頑張ってた、東京編が楽しみ。
奇想天外
前作の東京MISSONが面白かったので今作も鑑賞。位置的には東京MISSONの前ですが、そこまで気にはなりませんでした。
まずなんと言ってもチャイナマナーの贅沢な使い方!東京MISSON程でないにしろ、ニューヨークあえの街を車で、馬車で駆けずり回る姿は超ド派手で観ていて最高に楽しかったです。スパイダーマンにドナルド、トランプまでパロディの幅が広く、めちゃくちゃアメリカに喧嘩売ってるなーとゾクゾクしながら楽しんでいました。
ワン・バオチャン演じるタン・レンが車の上をスライドしながら行うアクションは、ハイテンションさを加味しながらも、しっかりとしたものに仕上がっていてとても満足です。高層ビルからの落下の危機や、脳内の分析を視覚化した映像もCGならではの魅力が醸し出されていて、見応え抜群です。
正直推理要素でアッと言わせる作品ではないので、その辺りは可もなく不可もなくぐらいでしたが、敵のやられ役感が一周回って微笑ましく、脱獄も適当だなーと思いつつも、むしろのこのご都合的な感じが作風にマッチしているのでアリだな思いました。
最後は少しスッキリとまではいきませんでしたが、今後のシリーズを続けていくには必要なものだったんだろうなと思いました。実際東京MISSONや次のパリなどもあるので、強そうな奴は残しておくのがシリーズ的には良いと思います。そして物語は東京MISSONへ続いていく…
ツッコミどころは多いながらも、そんなことを気にさせない映像の迫力と、ハイテンションな雰囲気、小規模公開ですが是非見て欲しい一作です。
観れて嬉しかった~
この夏に公開した3作目の『東京MISSION』は日本人俳優も多く出演していてとっても楽しめたから
その1つ前のこの『NEW YORK MISSION』も面白いはず…。
イチ推しの妻夫木くんが中国映画に出るのは知っていたけど、この作品は日本では公開されなかったから今回、公開してくれた事が嬉しかった。
赤のコートを着たキザな探偵役
野田の的確な推理する姿は、かな〜り好み💕
探偵ランク二位は決定よ❗️
東京MISSIONの時もド派手なカッコが凄く良かったんだよねぇ~
今回の話もドタバタでド派手な演出は変わらず面白かった。
この話から東京MISSIONに繋がっている…。
探偵コンビ、タン・レンとチン・フォン
この凸凹コンビ二人でまた続編があったら観る❗️
そして初めて訪れたキネカ大森はとてもこじんまりとした感じでアットホームな劇場でした。
もう少しメリハリ欲しいかな。
同じテンションが続くと途中でダレる(寝落ちしそうになった)
犯人もストーリーもなんとなく想像がついてしまったが、ラストのやりとりは良かった。
2作目
ラストがよく分からなかった。
探偵たちの(大勢)チームワークよかったです。
タン・レンは、最初は口だけだったけど、途中から頑張りましたね!
次回作も期待しています。
エンドロール後のラスト映像よかったです!
今年、300本目です。
第4段はロンドンでしたね!
日本では前作の 東京MISSION を先に公開。
そのヒットによりひとつ前の作品が公開!
観たかったから嬉しい(^ω^)
正直、ひとつ前なので
東京の方がスケールが数段上だが
これだけ派手なのに 探偵映画 としてのクオリティが極上!
おバカなシーンもいいですが
推理中のCG演出は本当にカッコいい!!
確かに日本人には東京から観た方が面白いかもねー!
左利き云々の前に
天才とおバカのコンビがNY唐人街のゴッドファーザー、アンクル・セブンの孫を殺した犯人捜しを探偵に依頼し巻き起こる話。
3作目を観賞済だから大凡はわかるけれど、1作目を観ていないと判りにくいオープニング~探偵団の設定。
ご都合主義全開のドタバタ謎解きストーリーで、どうやってそこに辿り着くかというところはあるけれど、最早犯人はほぼ出オチw
そもそもソン・イーは容疑者でも無いだろうに。
ということで、事件の動機捜しや紐付けと展開を楽しむ作品ですね。
そういう意味では充分楽しめたけれど、取って付けた様な+αはちょっと蛇足。
まあ、コメディという意味ではなかなか面白かったからOKかな。
めちゃくちゃ金かけてはちゃめちゃなもの作るのけっこう好きです笑 こ...
めちゃくちゃ金かけてはちゃめちゃなもの作るのけっこう好きです笑
こんなの日本の映画じゃ絶対真似出来ないっていうね。
TOKYO MISSION観とけば良かったなぁ
B級色
先だって公開された三作目『東京MISSION』の前日譚・二作目。
ツッコミどころ満載でデタラメな成り行き展開は、個人的にはかなり好み。
面白いけれども、なんで『東京〜』みたいに大型公開しなかったのかも観て納得。
画面クオリティがB級色全開でショボい!
あくまでも『東京〜』との比較ではあるが、予算は少なさそうに見えた。
ニューヨークロケと、カーアクションで使いきったようなイメージ。
警察内のセットなど、予算配分が透けて見えました。
そして何より、最近のマイノリティ・障害者への差別配慮から考えて、館数は絞って正解。
ゲイや小びとなどをイジるネタ満載。
主人公も、(三作目では無口方向に修正されていたが)本作では吃音で、「ド◯リ」と散々からかわれていた。
上映できただけ良かったんじゃないかと。
やっぱりでっかい映画館で観たい
日本では先にこの次の東京MISSIONが公開。
多分その影響でようやくこの作品も追って公開ということなんでしょう。
ありがたいことですが、うちの地域ではこの作品、単館系の映画館で公開なんですよね…東京MISSIONがシネコン系の映画館でやってた一方で。
いや、単館シネマ大好きですよ。会員証もつくってますよ。
でも、このシリーズの作品はド派手アクションが売りなので、出来ればでっかい映画館で観たかったです。いや、スクリーンとの距離は近いので臨場感はありましたが。
なお、映画自体についてはアクションシーンはパーフェクト、推理モノとしてはまあまあかな?という感じで。
序盤で主人公と妻夫木の光速推理の殴り合いがありますが、まあ2人とも頭良すぎてついていけん(死)
ちょっとだけオジさんの気持ちがわかりました。
それにしてもこのシリーズ、その都市の地理や文化を活かした撮り方が絶妙にうまい。
観ているだけで観光気分になりますね。
個人的にめっちゃ笑ったのは著作権的にヤバいあの着ぐるみとスパイダーマンの場面です。
もうすぐノーウェイホームも公開しますし、実物とアレを見比べてみるのもアリかと思います。
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