劇場公開日 2022年5月13日

  • 予告編を見る

流浪の月のレビュー・感想・評価

全512件中、21~40件目を表示

3.0川に映る月のようにどこまで行っても手に届かない

2024年6月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

大人の女を愛せない文と更紗の報われない関係。なんだか他人事でないように感じる。ロリータコンプレックスや他者への依存の問題をあからさまに取り上げているようで、それに限らない人生の本質を描いてるように思った。とても引き込まれる演技と演出が良かったです。

正直多様性やら、ロリコンの犯罪性などには深い知見を持たないのでどうでもいいというか興味ないが、自分の存在を乗せたどうしようもない生き方、そんな人々がすれ違いざまに織りなす軋轢や悲哀、また共感の様は、個々にはいたたまれないものだとしても、総体としての人間模様としては美しいと思った。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
sas

4.5下品下劣な日本社会に咲く美しい花

2024年6月16日
iPhoneアプリから投稿

人を愛おしいと想う美しさ、その素晴らしさ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
はりねずみ。

3.5松坂桃李がすごい、いつも通りだけどすごい

2024年6月7日
iPhoneアプリから投稿

35歳の松坂桃李が ちゃんと10代の少年に見える。
というかそれ以外の何者でもない 文(ふみ)。

白鳥玉季の女優魂は見事。広瀬すずと渡り合えている。

更紗は大人になっているけれど僕はハズレだからいつまでも大人になれない、と言う ふみ。
性線機能不全 なのだろう。
それって あの 宮崎勤も です。 たぶん。

この映画の文と彼をいっしょくたんに語るのは全く間違ってるし もちろん 人間は個々であって 同じなわけはない。

ロリコン
この言葉は生きる苦しみである と言う ふみ。
それが 幼女の裸体への興味では ない (とまで言い切ってないけれど)取り敢えず 少女たちに 何一つ無理強いもしないしもちろん性接触しない。
それが この映画の最大の良心。

誰が、「誰かを酷く傷つけている」のか。それは犯罪の名で判断出来ない。
内田也哉子の声とシルエットが怖い。
横浜流星の狂気が怖い。
ちょっと見のネット記事で判断して暴言をリツイートするのが怖い。
だが 一番の恐怖は本物の 性的暴行を行うロリコンの存在であるのは間違いない。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
asica

3.0見なきゃいいのに見てしまう作品

2024年6月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

李監督の作品2本目なり。
怖い物見たさで鑑賞したが、精神的にはあまりかな。
長い作品だけど、最後まで目が離せないのは、ゆったり流れる進み具合が何か嫌な事を見てしまうのを和らげてくれるのと、俳優の演技のよさの賜物だと思う。
その演出が李監督によってもたらされてるのだろうけど。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
りゅう

4.0辛さを乗り越える強さ

2024年6月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

幸せ

私もポーの詩のような子供だった
漫画やアニメを見たりはしていたけどどこかいつも冷めていた
好きだったものはいつも皆んなとズレていた
感情を表に出している時はいつも装っていたのだ
しかしそんな私でも強く思ったことがある
あの傲慢で横柄な兄にだけは我慢がならなかった
と言っても逆らえばコテンパンにされてしまうので我慢するしかなかったのだ
今それが心の傷になっているかというとたぶん何とも思ってない、今では仲良く兄と話せるし蟠りはない
だから心の病のキッカケは体験しているけど元来深く考えない忘れっぽい性格なので悩み苦しむといったことは全くないのだ
座右の銘を付けるなら「寝たら忘れる!」になる

この作品の人達は皆悩んでいる
まるで人は悩むものなのだと言わんばかりに悩み人が多い
そんな中でホッとできる場面がある
アンティークのオヤジさんとの会話だ
バカラのグラスの時のこと
ほんの少しのお父さんとの思い出がちらり
「物も人も一緒だよ、出会って別れてまた出会う」
とオヤジさんはいうのだ
まったくだ、リアルでもネットでも物でも人でも映画でも何でも出会いがある
もしかしたら毎日出会っているのに自分が気がついた時だけ特別な出会いだ〜などと思うのかもしれないけどそれはそれで良いと思う
この作品との出会いにも感謝します。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
カルヴェロ

3.0変わった愛のカタチ

2024年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

何も知らないくせにね

観終わった後色々考えさせられる作品でした
こんな愛の形もあるんかなあ??
みんな演技が上手くて引き込まれます

コメントする (0件)
共感した! 0件)
わんわん

4.0キャスティングほぼ完璧

2024年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

キャスティングほぼ完璧

コメントする (0件)
共感した! 0件)
machinomura

4.0少女期の白鳥玉季ちゃんの代表作

2024年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

今後も彼女がたくさんの素晴らしい作品に携わることを見据えて上記のタイトルです。

広瀬すず・松坂桃李・横浜流星・多部未華子という、
もはやダブルどころかカルテット主演ともいえる布陣の中にありながら、
ひと際輝いた魅力と存在感を放っていた玉季ちゃん。

「文くん」と「更紗」のままごとのような暮らしにおける安堵や喜び、
そして時折覗かせる不安や陰。
これらの複雑な感情を巧みに表現している。緩急がしっかりありつつも過剰にはならない。
この年齢にして抑制というものを心得ているのもが凄い。
それと並行して、「陽」の演技の時の彼女の可愛らしさよ!
お風呂ではしゃいだり、美味しそうにピザをほおばる姿は実にチャーミング。
普段の彼女の役柄を考えると貴重な姿ではないか。
「文くん」と「更紗」の暮らしがいかに尊いものであったかが
観る者にしっかり伝わるのは松坂桃李はもちろん、
彼女の演技があってこそであると思う。

その他のことに言及すれば、音楽と映像の融合が素晴らしい。
音楽担当の原摩利彦は「ロストケア」も担当していたが、
どちらも繊細なピアノの響きを基調とした音楽で、
静かに、しかししっかりと伝えたいものがある映画によく合っている。
ただちょっとメインテーマを使用するシーンが多すぎたかな。
多分、音楽が素晴らしすぎて監督もたくさん使いたくなっちゃたのだろう。

メイン4人の演技は皆予想通り素晴らしかったです。
他の感想にも多いですが、横浜流星のクソ男役が新境地。
あと、多部ちゃんのセクシャルなシーンがあるとなんかドキってしてしまう。
「もう彼女は大人なんだ」と知らしめられる感じ。

惜しいのはちょっと細かいところのリアリティ―や詰めが足りないかな。
マスコミ関連・アンティーク店についてなど。

あと、加害者と被害者の特異な関係性という点においては
「さよなら渓谷」を思い出しました。
描写の仕方も雰囲気が似てる。
原作は李相日監督と縁が深い吉田修一。映画にもなっています(大森立嗣監督)

コメントする (0件)
共感した! 1件)
yco

3.0あの感触をずっと頼りに生きてきた

2024年5月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

原作を読んで、もの凄く感銘受け、コレは重くて壮大なストーリーと感じた。
150分とはいえ、やはり映画には拾いきれない部分もあったが、全体の雰囲気は感じとれた氣がする。
ただ、暗い部分だけでは無かった印象だったので、映画は暗部を濃く煮詰らせた様に感じた。

マスメディアや口コミにはない、当人達しか知らない世界が闇に押し込まれてる。そんな隠された真実が今までどれほどあったのだろうか?……と、考えさせられる作品。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
奇妙鳥

4.0引き込まれる演技

2024年5月30日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
のん

4.0やっと観た

2024年5月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

原作を読んで感動し大好きな本になった。映画化されると知り喜んで公開日を待っていたが、映画館へ行くことはありませんでした。いざ行こうと思うと色々な事を思ってしまっていた。結局2年以上も過ぎてようやく観た。観終わって監督が原作を良く読んでいると思えて嬉しかった。とても難しいテーマを良く表せていたと思った。更紗が公園で1人ハンバーガーを頬張っている処を文に見つかるシーンで泣けてしまった。更紗が更紗に戻った時間だと思ったからだ。その他、文や亮の過去もちゃんと伝わる様に描かれていたと思う。この作品は当事者以外に真実は分からない現実を知らされる。そして当事者等も話しても理解されるはずもない、と何も語ろうとしない事が苦しい。世の中多数派の言動が正論な訳では事を突きつけられる。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Yosshy

3.5ムナクソ映画なのか

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

悲しい

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
イシノイシカワ

5.0更紗は文の家で2か月間を過ごした。 その間、更紗は行方不明の女児として、 全国に実名報道されていた。 ある日公園にいた2人を警察が取り囲んだ。 文は誘拐犯として逮捕されてしまう。

2024年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

動画配信で映画「流浪の月」を見た。

2022年製作/150分/G/日本
配給:ギャガ
劇場公開日:2022年5月13日

広瀬すず
松坂桃李
横浜流星
多部未華子
趣里
三浦貴大
白鳥玉季
増田光桜
内田也哉子
柄本明

小学5年生の更紗(白鳥玉季、広瀬すず)は、母方の伯母の家に引き取られた。
更紗は従兄から性的虐待を受けていた。
家に帰りたくない更紗は学校が終わると公園で過ごしていた。

大雨が降り、それでも公園から動こうとしない更紗を見て、
大学生の文(松坂桃李)は傘を差し出す。

「うちに来る?」
「行きたい」

更紗は文の家で2か月間を過ごした。
その間、更紗は行方不明の女児として、
全国に実名報道されていた。

ある日公園にいた2人を警察が取り囲んだ。
文は誘拐犯として逮捕されてしまう。

その後、更紗は「傷物にされた可哀想な女の子」、
文は「ロリコンで凶悪な誘拐犯」というレッテルを貼られ続ける。
実際には犯罪的な行為は何もなかった。
文はただ更紗を保護していただけだった。

そして「事件」から15年過ぎ24歳になったある日、
更紗は偶然、文と再会する。

更紗は文と一緒に居たいと思う。

更紗の彼氏(横浜流星)は文を犯罪者と決めつけ、
文に様々ないやがらせをした。

150分の映画だが、110分を見終わっても
この映画がどう着地するのか予想がつかなかった。

何も解決しないまま余韻を残して終劇となるが、
いい映画だと思った。

横浜流星がすごく嫌な男をしっかりと演じた。

内田也哉子が樹木希林さんにそっくりになっていて
ちょっと驚いた。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ドン・チャック

3.5人と人のつながりの本質に迫る作品

2024年5月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

いつからこの世界は婚前交渉が当たり前になったのだろう。

あゆみ(多部未華子)と亮(横浜流星)にとっては悲劇。
文のお母さん(樹木希林の娘)にとっても悲劇。
更紗(広瀬すず)と文(松阪桃李)は恋愛なのか運命共同体なのか、兎にも角にもお互いに唯一無二の存在。

美しい映像とBGMで、切ない男女のプラトニック・ラブを描いている。
広瀬すずさんの濡れ場(濡れない場)以上に、松阪桃李さんがモザイク無しで小さいおてぃんぽを晒すシーンは衝撃的。

コメントする 1件)
共感した! 26件)
Don-chan

2.5広瀬すず

Kさん
2024年5月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
K

4.5俳優陣の演技と映像美の見応え

2024年5月23日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
サニーインティライミ

2.0期待はずれ

2024年5月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

評価が良かったので、みたけど、小さい頃の‪トラウマだけじゃなく、色々みんな足りない?
今回見て、やはり広瀬すずがあまり好きじゃないことを再確認。広瀬アリスはすきなんだけどなー
横浜流星、新たな役にチャレンジした感ありましたね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ひめ

4.0感情をもっていく映画

2024年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

確かに確かに、小児性愛は嫌悪感がある。
それは君も同じだろ?ってのは間違いで、その嫌悪は僕だけのもので
僕の中で完結するべきものと思う。

深く接するか距離を置くか、それは僕が決めることだ。
逆を言えば、誰かがそういう性癖であったとして、
その人に近づく別の人がいて、それをどうこう言うのは
もう本人同士の問題でもあると思うのだ。

という、感情整理させてくれた映画。

松坂桃李がだいぶ痩せて挑んでるみたいだなと。
広瀬すずは広瀬すずぽかった。よくも悪くも。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
西の海へさらり

3.0原作に忠実

2024年5月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

小説を読んだ上での鑑賞。原作どおりで、忠実に映像に落としてきたと感じた。ただ、いかんせん暗い!仕方ないんやけど暗いし重い!メンタルが安定しているときにしかみてはいけないと思う。横浜流星の役がしんどすぎて、よく引き受けたなぁというところ。文くんの幸せを祈るのみ…

コメントする (0件)
共感した! 0件)
やまま

4.5人はみたいものしか見ない

2024年5月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ハンバーグ