「苦しみを抱えながら必死に生きる人間たち」流浪の月 ヌルさんの映画レビュー(感想・評価)
苦しみを抱えながら必死に生きる人間たち
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めちゃくちゃいい作品でした。
登場人物がそれぞれ苦しみを抱えており、良い面も悪い面も抱えて必死に生きている様が印象的でした。見ていて胸がつらいシーンや自分と重ね合わせる部分も多かったです。
亮は一見ただのやばいやつでしたが、彼の持つ愛情は本物で彼なりにもがいていたんだろうなと思います。
亮にしろ谷さんにしろ報われない恋をしてしまった側の葛藤が痛いほど伝わってきました。
とちゅう更紗がバイト先の店長に自分のことを大切にしてくれる人の声を聞いて欲しいと言われるシーンがありましたが、理解しつつもそこに苦しんでいたのが文、更紗をはじめとする登場人物だったのかなと勝手に思いました。
パラサイトに続いて楽しめました!
あと松坂桃李さんはほんとにいい役者さんだと思います
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