フォーエバー・パージのレビュー・感想・評価
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純化
すごい勢いでのネタバレ…
なんならタイトルがネタバレだった。
知ってた。
1作目の「パージ」は素晴らしかったよ。
作品を比べるのもアレだけど、アメリカの異様な法令、各社社会、差別問題、その中での少年の優しさというストーリー。
短いながらもしっかりと中身が詰まっていて見応え抜群だった。
今作はメキシコからの移民とそれを受け入れた家族の物語。
あぁ、これはアメリカ人がメキシコへ逃げるのだな…と思ったらやはりそうだよね。
パージを続けてるアホ共は「ヒャッホーイ!パージフォーエバー!」しか言葉を知らないのかと言うくらい本当にそれしか叫ばない。
特に惨殺するとかではなく、銃で追ってくるだけ。
頭をつ・か・え。
メキシコ側の方は命かける感がすごい出てて、アホなお遊びパージ勢との対比がとても良かった。
絶対命守るマンとしてたくさんの人々を守り抜いたの素晴らしい。縄もちゃんと使ってて嬉しい。
雇い主を裏切らず助けたのも良かったな。この辺気になってたので。
あと、あの不衛生なトラックの中で破水した時はそこばっちいからがんばれ!と、違う応援をしてしまった。
1日で終わらないなんてパージじゃないのよ。ただの大量殺人か、ゾンビだわ。
パージの意味は前半で消滅する。
【”愚かしき白人至上主義者たちが、移民をターゲットに起こした終わりなきパージ。”全米ライフル協会推奨映画であり、途中まではあの人が好きな映画である。あの人?そりゃあトラ<以下、自粛>】
■パージ法が再び復活したアメリカ合衆国。移民排斥の殺人を繰り返す差別主義者たちが、「フォーエバー・パージ」を叫び暴走を始める。カナダとメキシコが市民保護のために6時間だけ国境を開放すると宣言し、テキサス州の農場で働く移民夫婦・アデラとホアンはメキシコ国境を目指す。
◆感想
・このパージシリーズは、全5作制作公開されているが、徐々に全体主義的な思想が盛り込まれて行く。マア、米国の闇の部分を反映させたのだろう。
・だが、今作ではそれが更に過激化し、NFFA(全体主義的な統治を行う政党)も統治を放棄する始末である。
・過激なカーチェイス、銃撃戦は結構、見応えがあったかな。怖いなあ。
<このシリーズが人気を呼んで5作も製作されたアメリカって、病んでるなあと思った作品。けれども、エンタメとしては一定レベルを保っているしこれを見て鬱憤を晴らす人が居て、直接的な行動抑止に成ればいいけどね。なるのかなあ。
そして、この作品を観ている私も病んでいるのは、間違いないであろう。じゃーね。>
つまらないが、ニュース放送はまあまあ良かった!!
国境に人々を集めて虐殺させるのは権力者のやり口だし、時折ニュースで状況を知るのは怖いと感じました。しかし通常シーンは単調で、キャストに魅力もなく面白くなかったです。また、暴徒が弱い者虐めばかりするのではなく、官公庁や警察署を襲撃しているシーンがあったら、メリハリが出たと思います。一応、州軍は壊滅したらしいですが。
まだ続く??
人気(?)シリーズの最新作、公開当時
残念ながら広島では上映されなかったはず。
やっと鑑賞しました。
ルール崩壊過ぎていて
もう自分だったらすぐ56されちゃう🤣
崩れゆくアメリカ合衆国の姿が
なんだか小気味いい(笑)←
3.3これはこれで面白いけど
これはこれで面白かったけど、多様性やいわゆるポリティカルな要素がてんこ盛りでもはやシリーズの枠にとどまってない感じがした。主人公カップルがかっこよかったし、映画特有のドキドキ的な引き伸ばしもなくあっさり死ぬところはスッキリして気持ちが良い。
もっとキャラがたった敵キャラが見たかった。
後味が良いのは5つの中で一番
シリーズの中では1番面白かったかも。
廃止されたパージが復活。
何故、『大統領令』の次の作品で描かなかったのが疑問に思えたが・・・
まぁいいや。
移民問題解決とは上手いやり方。
で、暴走。
移民するアメリカ人まで、対象となり・・・
話の組み立て方は面白い。
過去の作品が、よくあるアクション映画だったので、切り口が違うおかげで、1番面白かった。
相変わらず「皮肉」というかメタファーが効きすぎ
映画
アメリカ崩壊
パージが終わっても殺戮が続く。メキシコ移民を攻撃する白人至上主義者のみならず、金の無い者が金持ちを襲う。そしてネオナチも、イカレ女も。そして暴動は全国に広がり、政府はやむなく戒厳令を出した。さらにメキシコとカナダが事態収拾までに6時間国境を開き、非武装のアメリカ人を受け入れると発表。移民のアデラとホアン、雇い主の夫婦はトラックでメキシコへ向かう。
「浄化」という言葉を使っていたように、白人至上主義の連中は自分たちが先住民を追い出した侵略者であるにもかかわらず非白人を皆殺しにしようと結束する。いつの間にそんな組織化を企てたのかはわからないけど、パージ令がしばらく発令されていなかったために鬱憤が溜まっていたのだろう(ツッコミどころでもあるが)。
主役のアナ・デ・ラ・レゲラ以外に華はないため、登場人物には不満もあるけど、銃社会の行きつく廃れた未来を考えさせられる内容。インディアンのおじさんが国境を通貨させるために奮闘していたところはカッコよかったなぁ。
なれの果て
少し寂しい結び
時間軸は「大統領令」の後の話になります。
今回は都心部を離れ郊外へ。
今度もまたアメリカの闇、白人至上主義と移民の歴史も絡めてきました。
ただ今回パージそのものではなく、その後が本題のよう。
パージ後に暴徒化した街でのサバイバルが描かれています。
それは「マッドマックス」のような世紀末下での、ただの殺し合いと奪い合いでした。
12時間という制約が取り払われた今作、これはもはやパージと関係無いのでは?と思えてなりませんでした。
脚本と制作にはジェームズ・デモナコがクレジットされてはいるものの、やはり監督が変わったからですかね。
きっとパージのその先として、そもそも人間の根底にある悪意を描きたかったのだとは思います。
ただシリーズ完結作としては、個人的に少し寂しい結びでした。
パージの意味が……
アメリカ人が難民!?
もはやパージが関係なくなる暴徒映画
2022 200本目
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