「特別な夏らしいが、日本の少年たちは成長しなかったようだ。」グッバイ、ドン・グリーズ! YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
特別な夏らしいが、日本の少年たちは成長しなかったようだ。
予告編で、絵の色感覚と、声優さんたちが醸し出す"雰囲気"が気に入って、この映画を観ました。
なぜ、実写映画ではなく、アニメで、この物語を表現したのか?
アニメだからと言って、自然光を表現しきれていないのは、この手の映画ジャンルでは不適格。
アニメでしか描けないようなシーンが"滝"のシーンだけしかなかった。
本作はアニメの利点を生かしきれていない。
映画の肝である ドロップ の登場の仕方と最後の種も不十分
前置き部が長すぎる割りに、あえて時間をかける冒険部がストレートでない。
限られた上映時間にアレヤコレヤと詰め過ぎるので、必要なシーンと不要なシーンの選択に失敗しているので
全体的に無理なご都合的進行が全体のバランスを壊している稚拙なシナリオ
各種企業名が実名で入るのは良いが、なぜか Kodakだけ、スペルが違っていたのは、何か意味があるのか、理由が知りたい。
スタンド・バイ・ミーの焼き直しで、「線路を歩いてはいけない」というので、
僕たちは 映画「スタンド・バイ・ミー」を観なおさなければならないのだろう。
そもそも僕はスタンド・バイ・ミーの良さが解らないのだけれど。。。
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