「爪先立ち」愛のように感じた Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
爪先立ち
ダンス仲間で親友の年上モテモテガールのパッションに引っ張られて背伸びをする14歳の少女の話。
親友キアラと彼氏に見せつけられ続けてモヤモヤしているライラが、会話から聞こえた遊び人大学生サミーに相手にされたくて近寄っていくストーリー。
話せば話す程、行動すればする程に、ムリしているのがみえみえな主人公。
子どもじゃないとアピールをするのは子どもだけですからね。隣の同級生は信じても大人は判っています。
遊び人たちではあるけれど、ある意味優しく最低限の良識はある人たちに囲まれて、少しだけ大人の世界を垣間見た純情ガールが、ちょっぴり悲しくむず痒かった。
個人的にはエピローグ程度で良いけれど、隣人君を上手く使って爽やかさとか可愛らしさがある締め方をしてくれたらもっと良かったのにという感じ。
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