劇場公開日 2022年2月11日

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「2時間、楽しめました。」嘘喰い 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

3.52時間、楽しめました。

2023年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

「嘘喰い」という題名で、嘘を見破れなければ即死!!
なんて、「怖い設定か?」と思いましたが、意外と楽しい映画。
その嘘も、
「1時間以内に頭上を飛行機が飛ぶか?」とか、
「エレベーターが開いて降りてくる人は男か?女か?」とか、
「コインは裏か表か?」など、
超簡単!!
ちょっと拍子抜けしました。
とは言ってもそんなゲームに命や大金が掛かっているのだから、
ギャンブルは基本、怖いですね。

2つのゲームがありました。
最初の大きな賭けに失敗しちゃった班目漠(まだらめ・ばく=横浜流星)は
そのため会員制の闇ギャンブル倶楽部「賭郎」の会員権を剥奪される。
離島に隠遁して3年。
ついに横浜流星が横浜に帰って来る。
先ずは賭郎の会員権が必要。

最初のゲームが面白かったです。
公園にたむろしている老人から会員権を貰うように、
蘭子に勧められて会った老人。

ちっぽけな外見からは想像の付かない、予想外に大きい林や森の所有者で、
獲物をいたぶって殺すのが生甲斐という変質者。
漠と相棒の梶(佐野勇)と会員権を賭けてのサバイバル・ゲームは
結構ハラハラして面白かった。
老人の手下がバンバン機関銃を撃ってくる。
至近距離なのにぜんぜん当たらないのは、やや不可思議。
梶の足に嵌められた時限装置を2時間以内に解除する・・・
林はピアノ線がハリム巡らされたり、荒野行動みたいな感じの
サバイバルゲーム。
ビビリの梶。
度胸と余裕の班目。
この対比が効いてます。
改造人間《ロデム》が面白かった。
次回に繋がりそう・・・どうかな?

2番目のゲームは会員権を手に入れて、「賭郎」に乗り込み、
やるゲームがなんと「じゃんけんゲーム」

これはちと簡単すぎたかなぁ!!
「カイジ」みたいな感じで、
800万部も売れたという漫画「嘘喰い」が原作ですが、
観ている2時間は退屈せずに楽しめます。

お目当ての横浜流星は度胸ある設定で余裕綽々だけど、
それが嫌味でないところが、人気の秘密でしょうか!
「賭郎」の本部に乗り込み「イザ、決着を!!」
という所で終わる。

次回作まで引き摺るのもどうかな?と思いました。

琥珀糖
masamiさんのコメント
2023年1月29日

琥珀糖様、遅くなりましたがコメントありがとうございます。
やっぱり流星くんは、得体の知れない感じが素敵です。
続編があったら行きたいです。

masami