「主人公がもっと超人的でも良かった。」ドント・ブリーズ2 ムンさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公がもっと超人的でも良かった。
前作は未視聴での本作視聴です。
予告編を観た限りのイメージでは、
盲目でありながらソレを補って余りある感覚能力(ゴールデンカムイの都丹庵士みたいな)により、
敵を追い詰めていくサイコホラーというイメージだったのだけれど、
もっとリアルよりの表現でした。
しかし、
リアルよりと言っても、映画的なご都合展開が多く、
全般的に、あと少し足りないもどかしさがある。
ストーリー展開も、それなりには楽しめるものの、驚きが無い。
結構ハチャメチャで無理がある部分もあり。
ただ、セリフまわしは、英語が苦手な人でも、字幕が無かったとしても、
わかりやすく入ってくるので個人的には好感が持てました。
本当の終盤にきて、
急激にグロテスクな表現が一気に加速するのだけれど、
中途半端にリアル志向にするくらいなら、
序盤からソレをずっと通した方が良かったかも。
面白くなくはないのだけれど、
サイコホラーにもB級ホラーにもなり切れない、
なんとも煮え切らない感じが非常に残念でした。
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