異動辞令は音楽隊!のレビュー・感想・評価
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警察音楽隊を舐めるな
そんな立ち位置じゃないんですが。
かなり立派な集団だし皆さん誇り持ってやっていらっしゃる。
と思ったらそれは警視庁に限るらしく地方の警察はこれがリアルなのだそうだ。知らなかった。
それはさておき
阿部寛 はじめ 今をときめく 清野菜名 高杉真宙 磯村勇人 渋川清彦 高橋なお(なんて出せば出るのあの漢字)
これだけ出してこんな脚本?
阿部寛が刑事から音楽隊に。
こんな面白そうな題材でこんな豪華キャストで。
はあああああああ〜。期待してしまった。
確かに音楽は 理屈なんか全く無関係に心にダイレクトに来る!
来る のだ。
踊りも然り。
一生懸命練習した音楽は 見て感じて なんだかわからないけど涙が出る事が ほんとにある。
テレビの画面越しでさえ あるのです。
私は以前 どこかの地方のお年寄りの皆さんのフラダンスの中継で意味なく号泣した事がある。
誰も知らない縁もゆかりもない人たちだった。
心を打つ。 撃たれたのだった。
そういうの全然 響いて来なかった。
音楽隊側に清野さんいて もっと面白くなると期待したのに
磯村くんも 誰も彼も 光石研さえも
終始ありきたりだった。
まあ結構 高評価の人が多い中 私は少数派らしい。
邦画どれ観るかで迷ったので
邦画→韓国映画→洋画→その他→邦画のループマジックに陥っている僕としては、邦画選びにいつも苦労する。面白くないというわけじゃなくて、贔屓の俳優さんがいるわけではなく、アマプラ無料一筋なので話題の邦画も無料公開になる頃には、それなりに時間が経過している。
だから、覚えていないのだ。どんな映画が話題だったか。というなかでも、比較的覚えていたのがこの映画。アポ電詐欺がベースで走りながら、物語が進んでいく。ストーリーは割愛するが、阿部寛のドラムがどんどんうまくなるっていうくだりが、相当練習したんだろうなと没入感を阻害する。清野菜名も同じく。だいぶ練習をしたんだろうなと思うほどに、演技を感じてしまう。
がんばれ!ベアーズ的な、へたくそが上手くなっていくあたりに、のめり込めればグッと観入って、聴き入っただろう。有名俳優がしこたま出ているのはいいんだけれど、このあたりは海外の映画の方が得をしていると思う。俳優としての予備知識なしで観ているから。だから、邦画の俳優は損をしているのだ。テレビドラマ・バラエティで観ちゃうと、もう何の役をやっても、その俳優でしか認識できない。
というハンディキャップ分で★が1つ減った。逆にここを越えてくると、有名俳優つかっていることで邦画は追い風になることもあるなと。あとは、演奏全般が味気ないなぁといったところ。演奏曲いくつか用意して、もっと盛り上げていってもいいと思う。プログラムの組み方でメリハリもできるのだから。で★1つ減った。
ストーリーは良くまとまっているけれど、成瀬司(阿部寛)の心の変化ぶりが急すぎるかなぁ。突然、つきもの落ちた感が強いと思うんだよねぇ。あと、あの人(観た人にはわかる)強すぎ!!
素直におもしろい
人が変わる様を描く映画は素直におもしろい。
今回も流れは定番にのっているが、演出も演技もブレがなく安心して見られた。最後に至る前に少しうるっと来るシーンがあったものの、事件解決に至るところでは、いささか懐疑的なところがあり、少し残念。
主題歌最高
阿部寛は昔気質の冴えない刑事を熱く演じています。
最後に音楽隊の制服を着てカッコ良い阿部寛になります。
事件そのものはなんだかな。
もうちょい早く解決してあげてくれい。
全体的にリアリティーには欠けますが、楽しく観られたから良い。
一人暮らしの親戚いる人はたまには連絡してあげましょう。
100%パワハラ伝説刑事、華麗なるドラム演奏
『全裸監督』の内田英治監督と脚本、阿部寛主演の警察音楽隊をテーマにしたコメディ。
【ストーリー】
主人公成瀬(阿部寛)は捜査一課所属、今どき古臭い熱血刑事。
県内で多発する年寄りを狙ったアポ電詐欺を追うが、その強引な操作手法を問題視されて音楽隊に左遷されてしまう。
最初は気が進まないどころではなかった成瀬だが、自分のどうしようもなさをくり返し突きつけられるうちに改心し、ついにはドラムに打ち込むようになる。
だが、警察音楽隊のファンの老人が、かつて追っていたアポ電詐欺の被害に遭い、そのまま亡くなってしまう。
これぞ日本のコメディ映画という佳作。
無用に風呂敷を広げず、小ぢんまりと物語をまとめ、ロケーションもスケール感よりも完成度を重視したセレクション。
俳優陣もヒロインに清野菜名、後輩刑事に磯村勇斗、娘役の見上愛、音楽隊のファンに長内美那子、横柄な本部長に光石研と、みなベストポジションで存在感のある演技をしてくれます。
主演の阿部寛はバラエティ番組に出るたびに『トリック』の上田教授まんまの言動をくり返す、説明不要の全女子♡ときめき、全男子☆にっこりの可愛い系コワモテハンサム。
最初は周囲にパワハラしまくるも、段々と自分のダメさに気づき、最後にはノリノリでドラムを叩くワイルドヒゲ姿は、おさるのドラマーのおもちゃを思わせるかわいらしさ。
阿部寛ファンなら必ず押さえておきたい、最後にはジワっとさせてくれる、職人芸的一編です。
音楽は元気をもらえる
先が読める展開でしたが
おもしろかった。
・・けど
マヌケな刑事たちに
腹がたった。
ある意味音楽隊に移動になって
よかったと思う。
いままでの自分を省みることが
できたこと。
そして娘とも共通する
音楽で仲良くなれたこと。
新しい世界を知ることも
必要かも。
さすが阿部寛
阿部寛扮するやさぐれ刑事成瀬司は30年刑事一筋であったが、投書があり警察音楽隊へ異動になった。何故音楽隊なんて異動になったのかと荒れてみたものの音楽のセッションによって目を見開かせられた。
全く予想通りの展開であったもののさすが阿部寛の演技力でやり通したね。
おいらはドラマー
年寄を狙った連続アポ電強盗と時流にのった犯罪、事件を背景に昔気質の熱血パワハラ刑事が音楽隊への左遷にもめげず事件解決という、誰にでも分かるシンプルストーリー。
見どころはパワハラ親父から子供のように夢中でドラムを叩く阿部さんの健気な変身ぶりでしょう。
内田監督からの吹き替えなしのお達し、ドラム経験のない阿部さん、3か月の猛特訓を重ねたそうです。
痴呆症の母親、離婚した別居の娘との絆、かっての部下や音楽隊の仲間など山田洋二監督ばりの人情喜劇としても良くできています。
凝り固まった人の成長は素敵、音楽に魅せられる
2022年劇場鑑賞60本目 優秀作 71点
あんまり期待してなかったけど、凄く良かった作品
堅物な阿部寛がひょんなことから音楽をやり始め、清野奈々や警察音楽隊の仲間と出会い、少しずつ変わっていく様が元々の性格からのギャップもあって感動した
当方この様だ部署があることは知らなくて、当の本人達も税金の使い道として正しいものなのか疑問に思いながらバラバラな中、必要としてくれている人を目の当たりにしたり、一連の事件に絡んできたりしてどんどん推進していくのが、物語としてよく出来ていた
キーキャラに清野奈々最近多いし、磯村勇斗は言わずもがな何やらせても及第点出すし、高杉真宙の色の無い感じが絶妙だし、阿部寛は適任だし、光石研や倍賞美津子も合っていてキャストがいいチョイスでした
是非
どんな仕事も大事で尊い!
Paraviで鑑賞(レンタル)
ノベライズは未読です。
気になっていたので観ました。タイトルの感じからコメディかと想像していましたが、まさかヒューマン・ドラマとは。
主人公が急に改心したように感じてもやっとしたものの、ストーリー的にはかなり王道の部類で、どんな仕事も大事で尊いものなのだと云うメッセージが心に沁みました。
[余談]
公開時点はそこまででは無かったでしょうが、実際に連続強盗事件が起きている今観ると、内容が生々し過ぎました。
現実の事件と重ねてしまい、音楽隊ファンのおばあさんが殺害された出来事は本当に怒りが湧いたし、悲しくなった。
※修正(2023/08/27)
失意の中でも新しい目標や生きがいを見つけて変わっていく主人公という...
失意の中でも新しい目標や生きがいを見つけて変わっていく主人公という王道パターン。
犯人との格闘シーンなど、こんな事あるかい?と突っ込みましたが、まぁまぁ娯楽映画としては楽しめる。
ただし、警察を始め、自衛隊や消防署等の音楽隊というのはあるわけで、それを左遷先として描いたものであるため、自分や家族が音楽隊である人からしたら嫌な気分になる。
そういう人のことことを考えて、もっと配慮が欲しかった。映画は4点だけどマイナス1.5で2.5点。
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