「人は、何か夢中になれるものを見つけると変われるという事を教えてくれる作品」異動辞令は音楽隊! BANAO1975さんの映画レビュー(感想・評価)
人は、何か夢中になれるものを見つけると変われるという事を教えてくれる作品
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予告を見て、なんだか面白そうな作品だなと気になり視聴。
内容としては、部下に厳しく犯人逮捕のためなら手段を問わないベテラン刑事の成瀬は、アポ電強盗事件を捜査している中、パワハラによる内部告発が上層部に届き刑事部から警察音楽隊への異動を命じられるところから物語は始まる。
また異動先の音楽隊は、他の業務と兼任している警察官が多くやる気も覇気もないという有様だったが、トランペット担当の来島春子からセッションの楽しさを教えられた成瀬は、気持ちを切り替えドラム担当として練習に励むようになる。
その成瀬の変わっていく姿が、徐々に周りへも影響を及ぼし音楽隊の人達も変わっていく姿を見て、周りを変えるには自らがまず変わっていく事が大切だという事を教えられた映画でした。
主人公の成瀬役を演じた、阿部寛の演技はとても良かったです。自分中心で無骨な感じだったのが、音楽隊を通して他人との関わり方を身につけていく姿や素直さといった変化を上手く表現されていました。
また音楽隊の皆さんも、徐々に変わっていく姿(演技)がとても印象的でした。
この作品を通して、改めて音楽の素晴らしさを実感することができた作品でした。
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