「できるだけ多くの人が見られますように。」コレクティブ 国家の嘘 redirさんの映画レビュー(感想・評価)
できるだけ多くの人が見られますように。
映画終盤の選挙結果を、某YouTube配信でネタバレされ知っていたので、お陰様で最後悶絶せず冷静でいられた。
暫定的な保健大臣が、父親と電話で話すシーン。もう国外に逃げてるいいぞ、と。ここにいてもなにもできないが、外国に行けば少しは人を助けることもできる、と。大臣が会見でカメラの前で、芯まで腐っている、というのだ。
他人事ではない、と、強い自覚自戒を持つこと
無関心が最大の敵、無関心が人を人でなくする。
慣らされて気付かない人多いですが、日本も過剰異常な隠蔽体質の国ぬので、対岸の火事ではなくほとんど日本にもあるある、で身近に置き換えて思考できるルーマニア作品。
ナナウ監督のディレクターズノートにある言葉
自分の子供の命を救うことができたはずなのに、国家機関の権力と嘘によってそれができなかったという痛み
仮に選挙までのピンチヒッターであったとしても、そんな政治家はいない、その点は日本と違うと思うが、それ以外はほぼ日本と同じ状況だ。そう思えない人は自分がとりあえずラッキーで世の中を知ろうとしない人だろうと思う。そもそも病院以前に、ライブハウスが違法営業、火災の対策てきていなかった。そんなこと、にほんにもたくさんあるよね。病院は日本のほうがきれいだというかもしれないが、おかしなシステムで精神病院は南条年も前のまま、なかには畳敷きの病室でコロナ陽性患者が出た南京錠を外からかけて中に閉じ込め隔離とか2021年の日本で起こってますよね。いじめられ子どもが自殺してもいじめの証拠は校長教頭教育委員会が隠蔽し、いじめという言葉で粉飾している殺人傷害の犯人は放置、しかも学校という場で。公務員が文書改竄させられた、そしてさせた、そしてさせた方はダンマリを決め込むどころか昇進しちゃってる、日本でも有数の頭脳と知識を持つ上級官僚方々でさえも真実を語る勇気も気概も誰もない国。三流以下。経済もちろん三流。女性の生きづらさ人権意識の無さは世界でも下から数えたほうがマシ。自民党総裁選出来レースで勝ち総裁の椅子に座ったやつに、椅子の座りこごちを聞く記者、バカなの?更問い、して、やわらかいですか?と椅子の感触を聞くバカ記者それをテレビで全国に放送するバカテレビ関係者ども。終わってるから、もうみんな外国行ったほいがいい。でもその前にみんな選挙行った方がいい!!!
映画終盤の保健大臣の父親との電話。まともな人はネットの中にしかいないのか!!とスマホから漏れ出る悲痛な叫び。みんなで見よう、みんなで選挙行こう!出来ることはあるし、それだけはほんと選挙権あれば誰にもできることだ。