映画　バクテン!!のレビュー・感想・評価

と、解説にあったし（って言うか公式HPもそれがメインみたいに見える）、テレビシリーズの流れから言ってメインはインターハイと思っていたが･･････インターハイは敗退で25分で終了。三年の引退、そして上映33分で監督が年度替わりで辞めて、東京のスポーツスクールで男子新体操を広める運営の仕事をすると。
え～、敬助じゃないけど「なんで今なんですか？」だよね。その答えが「今月中に返事してくれと言われたから」って。そりゃあ翔太郎が「僕たちを置いていくんですか」って言うわなぁ。監督、色々と理由言ってたけどなんか響かない。男子新体操を広めたいと言うのは分かるんだけど、その前に足場（アオ高）固めようよと。マイナー競技で新入生が入るかも不安、ちゃんとした指導者が居なければ素人で入って来ても指導出来ない、怪我の危険性も高い。少なくとも、「次の指導者は用意して有るからね」と言って欲しいよな。物語進める為のとってつけた設定って感じ。
確かに、マイナー競技故に作中に出て来た「男子新体操をやっていても先がない」と言う環境を変えたいと言うのも、必ず出てくるテーマではあるけど、今それを入れますかぁと。
これは、監督と三年の去った後、新入生を何とかゲット、指導者は経験者かお飾りか分からんけど、次の予選を目指す展開か？でも上映時間長くないから、そんなに出来ないよなぁと思ったら、物語のメインは付近のスポーツクラブでのイベント参加を頼まれ、それに引退した三年を巻き込んで出る事に。インターハイで不完全燃焼だった三年、ミスをした亘理とかの前振りはあるけども、劇場版の見せ場がそこですか？
二期が有って、その序盤数話や繋ぎの1時間SPなら分かるけどね。
でっ、イベント終わり、三年も卒業。
残った三人とマネはどうなるん？二期が有るとも思えないしなぁ。
各キャラの感情は分かるから余計に、この設定かぁと。

TVシリーズを見ていた時から、3年生が卒業したら、この部はその後どうなるんだろうと思っていたので、まさにその点を描いていたのにビックリでした。
昔のジャンプ系作品の展開に頭が毒されていたようで、てっきり全国大会のストーリーになると思っていました。
個人的に盛り上がりに欠けたような感じもしましたが、最後のパフォーマンスには、少しジーンと来ましたね。
一般的には大会で優勝することが目標かもしれませんが、次へ繋げて行くことが大事なんだと感じさせられた作品でした。

原作、アニメシリーズは未鑑賞のまま鑑賞。

とても面白かったです。アニメシリーズからの続きで、IHをメインにやっていくのかなと思ったのですが、あくまでそこは通過点、部員たちと顧問が新たな一歩を進めるための物語でした。

スポ根ものとしては王道を往くストーリーで、涙、汗、笑顔、そして絆。自分の好きなものが詰め込まれており、そこにアニメーションのクオリティ、特に駆け巡るようなカメラワークや光の使い方、纏っている様なオーラだったりと、アニメならではの表現を新体操に付与していたのが目に刺激を与えてくれました。キャラの表情も活き活きとしていますし、声優さんが吹き込んでくれた魂が躍動していました。

公開直後のタイミングでは観る予定は無かったのですが、1ヶ月以上遅れてでも観れてよかったです。手に汗握る強いドラマ最高！

鑑賞日 8/17
鑑賞時間 13:00〜14:45
座席 J-5

もうキャラたちが泣くたびに私も泣きキャラたちが笑えば私も笑うそんなとっても素敵な映画でした！キャラたちの心情が私が部活をやっているからこそすごく共感してこれからもっと頑張ろうと思えました！今年私は見送られる側だけどこんなふうに思ってくれる後輩を持ちたかったです（笑）
ほんとにほんとに素敵でした！！！双葉くん！！私と出会ってくれてありがとう！これからもずっとずっと大好きです♡

地元の宮城県を美しく映像として映し出してくれて感動しました
近くても案外足が遠のいていたので、改めて聖地巡礼も兼ね行きたくなった
物語は青春そのもので、特に亘理くんの心根が痛い･苦しみ･不安などがダイレクトに伝わってきて、明るいだけではなく様々な葛藤がひしひしと胸に迫ってきました
だからこそ今回のあのクライマックスにはとても感動し、ほっとしたりしました

原作は宮城県岩沼市名取高校男子新体操部をモチーフに。作者が取材で訪れた時、完全ではない床で競技の練習をしていました。今作でそう言う環境でも満点の演技をする心の強さが描かれています。最後の演技は見もの。

亘理に泣いて
亘理先輩にも泣いて
亘理キャプテンに泣かされた
今回の主役はみんなだけど、特に亘理くんが良かった。部活をやっていた身からすると尚更、いろんな感情がごちゃ混ぜになって共感が半端なかったです。
新体操はスポーツ(競技)でもあり演舞なんだよなと、人を笑顔にしてこそですね。観賞後はこちらも笑顔になりました。観に行けて良かった。地元の作品なので、見たことがある風景にワクワクもして楽しかったです。あのたこ焼き本当に美味しいんですよね。タレがたっぷりで、結構一個ずつデカイはずなんだけど、みんな一口でパクパク食べていたのが面白かった。
主題歌のwacciさんと挿入歌のセンチミリメンタルさんのもいい曲で、余韻に浸れて相乗効果で良かったです。

見終わった後の満足度が非常に高いです。
初見の人でも映画だけで十分に楽しめる構成になっています。
騙されたと思って一度見てください。男子新体操の演技シーンがとにかくカッコいいです。
そこでだけでも一見の価値があります。

テレビ版の続きでインターハイの内容を描くと思いきや、インターハイはプロローグでした。
そこから王道のスポ根展開が始まります。一度どん底まで落として徐々に上げていきます。
とにかく最後の演技シーンが凄いです。あんなカメラワークのアニメ見たことありません。
制作陣の男子新体操への愛が凄く感じられます。
是非とも多くの人に映画館で見てほしい作品です。

２校による合同の演技開始の時はゾワってきました。アニメのこう言ったスポーツ物は展開が読めるけど、やはり最後は感動しますね。

宮城県岩沼市の蒼秀館高等学校・男子新体操部の部員6人がインターハイへ向けて練習を頑張っていた。
その結果は満足いくものでは無かった。そして3年生3人は受験勉強のため部活を辞め・・・てな話。
男子新体操という部活はあまりメジャーでは無いので馴染みが薄くよく知らなかった。新体操と言えば手具を使うものだと思っていたが、団体競技は手具を使わない競技もあり、体操の床運動みたいだった。
で、感想は、まぁ普通かな。
こういうアニメはみんなイケメンで誰が誰かわからなくなるから髪を緑やピンク、黄色に染めてるんだろうけど、そこは高校生として違和感が有った、
カラフルで綺麗だったとは思うが。

お目当ての作品が午後からなので時間潰しでふらっと鑑賞。

これは観て正解だった！
感動の涙が止まらない(笑)

仙台の高校。
男子新体操部の胸熱な物語。
インターハイで上位を目指すも、思った結果が出ず3年生は引退。
これに加えコーチも東京で働く事に。

希望を無くした残された部員達。
ひょんな事から本作のタイトルにも繋がる、あるイベントに参加する展開。

インターハイで力を出せなかった心残りからイベントで100%の演技をしようとするストーリー。

ライバル高の力を借りてイベントに望むシーンが胸熱過ぎる！
部員の親もかなり協力的で差し入れが羨ましい(笑)

演技のシーンがメッチャカッコ良い！
アイドルグループのステージを観ている感じに引き込まれる。
6人の一糸乱れぬ演技が圧巻！
これは流石にアニメの特権(笑)

照明の美しさが素敵過ぎる！
選手目線の映像に自分が演技している錯覚に陥ること必至(笑)
ラストの記念写真がとても良い！

時間潰しで観る作品ではなかった！

新体操は6人で演技するけど補欠もいないクラブが心配でした( ´∀`)

バクテンのアニメを観ずに、こちらのレビューを読んで、鑑賞してみようと決めました。
久々のアニメ映画作品、楽しみに出かけました。

しみじみ、日本のアニメのクオリティに感嘆。
風景や人物の描き方が、もう芸術作品です。
声優さんたちも、いいですね。

ストーリーは、皆いい子たちの恋愛要素のない、すがすがしいスポーツ青春物語（ひとりくらい、マネージャーとあれこれないの？と思いましたが☆）。
集団スポーツゆえの大変さ、素晴らしさに、鑑賞中私はただただきれいな涙を流していました。
いい演技をしたら、どんな苦労も文句なく吹っ飛んで、また練習に取り組むのループですね。

マイペースでぼっち最高の私は、40代で演劇をかじって、様々な人たちと協力してひとつのものを創りあげる大変さと楽しさを知りました。
今の私が10代に戻れたら、文芸部ではなく、バスケットボール部か演劇部を志していたでしょう(*^-^*)
こういう体験を10代でしている彼らは、コミュ力最強だと思います。

この物語の続きを見たい！
と思っていたので、素直に嬉しかったし
「絶対映画館で！」
と思って行きました…

バクテン!!最高でした。
個人的には大満足してます！

眩しいくらいに、恥ずかしいくらいに羨ましくなる程までに青春を謳歌してます。
苦しいことも辛いことも悲しいことも勿論あります…
前半は少し胸が締め付けられました…

でも決してそれだけではなくて、
楽しいこと嬉しいこと、関係性の変化やそれぞれの成長、新しい道への挑戦や応援…
仲間の存在がすごく胸に響きましたし映画の中で丁寧に描かれていて素敵でした…！
満足して映画館を出れました。

さらに個人的に嬉しいのはTVアニメでもそうでしたが
宮城県の学校が舞台に成っているところです。

やっぱり知っている場所や住んでいたところが舞台だと、より近くにキャラクターを感じられてすごく嬉しかったです！

バクテン!!のすべての関係者さんに感謝です！
素敵な作品をありがとうございました！

こっぱずかしいシーンが多かったが、キャラクター達の葛藤と成長が上手く描かれていた、ド直球の青春映画。こういうのは実に清々しい。

部活、インターハイ、ライバル、卒業、挫折、夢、恩師、仲間、絆、家族…etc
泣けるワードがたっぷり詰め込まれた王道スポ根！

夢を追って挫折して、ケンカして、仲間やライバル、家族に支えられてまた奮起する。
そんな王道ストーリーに涙腺崩壊。

エンドロールに流れるマネージャー(おそらく)が撮った写真がこれまたイイ。

私もこんな青春、やってみたかった。

本当に最初から最後までずっと泣きながら観ていました。眩し過ぎる程の青い春を謳歌する翔太郎達蒼高男子新体操部の活躍として完璧な作品で終わり方だと思いました。本当にありがとうございます。

まずアニメでも凄かった作画と演技シーンが映画になって更にパワーアップしていて終始圧倒されました。特に演技シーン。アニメでも心を掴まれる魅せ方でしたがそれが更に迫力を増していて本当にその会場にいて見ているような気持ちで釘付けでした。
そしてストーリー。これは言わずもがなインターハイが終わった後、今まで一緒だった仲間達の半数が次の道へと旅立つと同時に、残ったメンバーの心境と葛藤を痛い程丁寧に描いていてほぼ泣きながら観ていました。ライバルである白高との関係性も本当に本当に素敵でした。
特に最後のシーンは美しさと切なさが入り混じって嗚咽を必死に堪えながら観るのが大変でした。絶対絶対エンドロールまでお見逃しなく。
終始素晴らしかったのですが、敢えて言うなら泣きながらの鑑賞なので少し大変でした 笑

大学編も見てみたい気持ちもありますが、本当に素晴らしい終わり方だったので映画DVD・Blu-ray特典としてどうでしょう…? 笑

光と動き、そしてカメラワークにかなりのこだわりと工夫を感じる作品で、相当に見入りました。
不自然なくらいに誠実でスポ根的なところをめちゃくちゃ感じて、半ばひいてしまうのですが、それをも跳ね返すくらいの絵力がありました。それゆえに、ベタに泣かされます。
興味を持っていない人、無関心への人、そんな人への強烈なメッセージになっている気がしました。ステージの演技がたまらなく欲する自分がいました。
作品のつなぎ、締め方なんかもたまらなくいい感じでした。
欲を言えばもっと映像そのものの画質を上げてもらいたかったのですが･･･まぁ動き重視というのであれば致し方ないところなのでしょうか。
それでも非常に素晴らしいアニメだと思います。

テレビアニメを１クール視聴し、そもそも視聴済みの人を対象にした続編だと、わりと軽い気持ちで観に行きました。ところが、正直、ここまで丁寧にその先が描かれるとは思わず、驚くと同時に、キャラクターたちのそれぞれの葛藤、そして成長がテンポよく、かつ、こちらに伝わる描き方に、脚本も演出も見事でした。高校の部活動という限られた期間、その先の彼らの未来、そしてマイナースポーツであるが故、どれだけ青春を捧げてもその先がないという現実。自身の将来に悩んだことがある大人にも、今まさにその状況にある学生たちにも刺さるリアルなストーリーに、気付けば涙が流れてしまうという静かな感動を味わいました。そして、テレビアニメの時にも凄いと思った演技。劇場の音響で聞く、あのマットでバンッと跳ねる時の音、さまざまなアングルで見せる演舞の美しさ。テレビアニメを観てからの方が、彼らの成長をより感じられることはもちろんですが、この劇場版を観てから、改めて彼らがここまできた、その姿を辿るのもまた、楽しいのではないかと思います。

アニメ終わってから、バクテンに触れる機会がなかったが、CMを見て思い立って鑑賞しました。
結果としては大満足です。
アニメからその後の話として、インターハイから3年が卒業するまでの話が描かれています。
最初から最後まで、期待を裏切らない展開でとても楽しんで鑑賞できました。