トランスフォーマー ビースト覚醒のレビュー・感想・評価
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色々と惜しい作品
トランスフォーマーだけあってやはり戦闘シーンの映像はいい
迫力もあって個人的にはその点は満足
ただ、主人公らの吹き替え俳優の棒読みが酷く常に浮いている、主人公らは黒人ばかりで白人はほぼ出ないばかりか出ても基本嫌味な奴、モブ敵ばかり多くて名ありのキャラは敵味方含めて少ないといった不満もある
他に挙げてる方もいるが序盤はどんな攻撃にも微動だにせずオプティマスらを蹴散らすのに、終盤は特に強化されてもいないオプティマスらに逆に蹴散らされるというご都合展開となっている(無敵の如きパワーを与えられているとは何だったのか)
物語のボリュームも敵味方の数も過去シリーズに比べてかなり縮小してるので、過去シリーズを視聴してきたファンにとっては少々物足りないように感じてしまうかも知れない
トランスフォーマーだから最低限の面白さは確保されている、そんな印象の作品だった
悪い点が全然直ってない。
監督が変わって新シリーズ開幕で期待したけど人間側のノアとエレーナがやることがうまくいかなくて人生に行き詰まってるというネガティブ展開にまずうんざり。人生負け組の人間が映画の終わりに人生逆転が受けるんだろうけど人間側の主役はもう四人目(?)なんだから少し普通の人生歩んでる人間で良かったと思う。
エレーナが毎度あっさり解くから謎解き要素もいらなかったし、下手な謎解きするよりエアレイザーがさっさとプライマルの元に案内すれば展開も早くなって良かったんじゃないかな。
トランスフォーマー側はオートボットの出番もちゃんとあって変形シーンが多くなったのは良かったけどビースト達マクシマルは出番が少ない上にライノックスは台詞も無しでロボット形態も印象に残るシーンがほとんど無くて残念。
肝心の戦闘シーンは相変わらず場面転換が忙しくて見辛くてがっかりで、敵のリーダーのスカージと戦うのはプライムばかりで一番因縁のあるプライマルと戦わず終わったのも残念だった。
全米では大ヒットしてて続編もできそうだけど次回作はせめて戦闘シーンは見やすさを心掛けて欲しい。
最後にGIジョーとのコラボはちゃんとリメイクしてからやるべき。
こーゆーのでいい
ストーリーは勧善懲悪でめちゃ単純。
トランスフォーマーに期待するものはメカがかっこよく変形する映像だけなんで、こーゆーのでいいんだよって思った。
最後の方、パワースーツ着てメタルヒーローみたいになったのにはびっくり。そんなことできるならはじめからやったらいいのに…。
主人公サイドにほとんど白人が出てこないのは、これもポリコレってやつなんだろうか。
あと、鎌形赤血球症というかなり具体的な病名が出てきたのにも何か理由があるのか?と気になった。鎌形赤血球症というのは高校の生物の教科書に出てくる有名な遺伝病で、赤血球の変形により慢性的な貧血を起こしてしまう病気。しかしマラリアに抵抗性がある、という利点もあり、「遺伝子は環境により有利にも不利にもなる」という例として出てくる。
単に主人公たちがアフリカ系である、ということのキャラづけとして鎌形赤血球症を出しただけでないんだとしたら、あとあとの話として、「優生学」がテーマになるような話が出てくるんだろうか?などと思った。
期待はずれ…
今回はあんまり期待してなかったけど…
ポルシェがてっきりバンブルビーかと思ったら
違うニューキャラだった
今までの流れ的にポルシェがバンブルビーで良くない?
って思ったり。
結局、最後は敵ボスキャラに勝つんだけど、
『トランスフォーマー』+『アイアンマン』?的
キャラ誕生(笑)
チョットこのあたりはネタ切れ&パクり演出かなぁと
敵ボスキャラの登場時の強さとラストの強さが違う気がするし…
動物がトランスフォームするネタは
以前ロストエイジで恐竜がトランスフォームしてたから
目新しさがなかったかなぁ…
星を喰らう超ボスキャラ的存在感と圧倒感を冒頭からも表現したかったんだろうけど…
なんか…今までの作品で1番がっかりでした。
しっかり楽しめました!
トランスフォーマーシリーズは初めての鑑賞ですが、とても楽しめました。
2時間を大きく超える作品が多いなか、120分ちょいでしっかり凝縮されたエンタメ作品に仕上がっていると思います。
(本作に限らず)世界的な景勝地でのアクションシーン、増えてるよな、とか、鍵の隠し場所がおかしい、とか、序盤のコンボイ弱すぎでしょ、とか、サイの見せ場がもっと欲しかった! とか、細かな疑問はありましたが、スピーディな展開の中では問題になりません。
後、事前知識ゼロで見たにもかかわらず、第一声で誰が吹き返しているかわかってしまうミラージュについては、特徴のある声色や口調だけで逆にキャラクターがしっかり立たせてましたし、最後の見せ場まで非常にいい演技をされていたので、素晴らしい起用だったと思っています。
マンネリ感を打破する次回へのラストの伏線で一気にワクワク♪
2007年にマイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮による第1作が公開されてきた「トランスフォーマー」シリーズの最新作を観てきました。
正直“もう、7作目かぁ~”と鑑賞テンションは1作目ほどで無いにしても、予告編がド派手でこれでもかと手間とお金が掛かっている感がバシバシで、これぞ大作映画!感がある分、“まぁ元は取れるよね”とばかりに鑑賞しましたw
で、感想はと言うと…まあまあ普通でまあまあ面白いw
観る前から大ハズレは無いのは分かってましたが、上映時間も2時間ちょっととこのシリーズでは短めでサクサクと観られたのは良い。
またストーリーも割りとシンプルで今までみたいにやたらとこねくり回して、小難しい肉付けが少ないのも評価出来ます。
ただ、新しいトランスフォーマーのマクシマルズの活躍と出番が少なくて、オプティマスプライム達よりも目立ってないのはちょっとマイナス。
せっかくのメタルビースト達のトランスフォームもクライマックスのみだし、活躍少なめは肩透かしかな。
あと、ミラージュのスーツ化は個人的にはう~ん。アイアンマンや聖闘士星矢的なのはあんまり合わないと思うし、サイズ感までトランスフォーム出来るとギリギリで保たれていた世界観の綻びを感じてしまい、ちょっとトランスフォーマーらしくないなぁと。
ただ、オプティマスプライム達のトランスフォーム(変型)は相変わらず劇中最初に観るとウワッ!となる。
最新のVFX技術が満載で“どうしてこうなる?どうしてこんなのが出来る?”と圧巻の映像技術は流石ハリウッドで超が付く大作映画なだけあります。
何よりもラストでの“あの”「国際機密部隊」の登場は驚いた!
ここ近年に映画化されたシリーズ3作(準スピンオフも含む)は大ヒットしたとは言い難いし、もて余していた感も感じる。
両作品の権利を持つ「ハズブロ」と言う点と近年の同じ権利会社内での同一世界観でのクロスオーバーは今の流れに沿っているとも言えますが、この合流は個人的には大有りで大正解。
そう考えるとミラージュのスーツ化はその伏線として見れるし、期待ほどヒットしなかった為、持て余した作品とシリーズが続き過ぎて、些かマンネリ化した作品の使い方としては良い起爆剤になるんではないかと思います。
このラストの次回への予告だけで少し評価が上がったかなw
長く続くシリーズなだけにマンネリ感もあるし、マクシマルズの活躍も少なめとちょっと拍子抜け感はありますが、大作感は流石。映画を観た!と言う思いは十二分に味わえるし、何よりも次回への伏線がワクワク。
あんまりハードルを上げずに鑑賞すると意外に楽しめますw
想像を越えた面白さ、勧善懲悪!
軽く予習をして観に行った。
後半に予想を裏切る展開があるらしいと聞いていたが、
なるほどそう来たか。
GIジョーとの関連性は、玩具繋がりくらいしか今は分からないのだが、調べるのが楽しみ。
・ミラージュと融合するところくらいから、新境地を開いている面白さがあって、おれは好印象。
・テンポがかなり早く、ややご都合主義なのだが、それは映画として当たり前に受け入れられた。
・おそらく続編が制作決定していると思うので、どう他作品と繋げていくかが楽しみ。
・個人的に90年代のヒップホップが大好きなので、ビーの再登場シーンとかいちいち音ハメ歌詞ハメしてくる部分が高評価です。
→メリケン映画なんだから、ヒップホップとかの文脈分かんないと分かんない。だから大衆にはちょっと分かんないという評価は分かる。俺得で面白かった。
TFファンとしてガッカリ
ビーストウォーズを見て育ち、G1から過去作を遡って見てきた身としてはキャラクター像とストーリー構成に不満しかなかった。
手放しで称賛できるのはオートボットのG1リスペクトを感じるデザインのみ。
ポリコレを感じずにはいられないキャストの起用と白人に対する差別的な扱い。主役男女の関係の薄さとTFたちとの関係が希薄な割に命を賭ける矛盾さ。ヒューマンドラマは過去実写シリーズ最低。
オプティマスプライムが初手主人公に全責任を押し付けようとした所もかなりショックだった。他、ミラージュ以外はビー、マキシマルズ含め、没個性のまま本編が終わる。ホイルジャックに関しては出す必要ない。
ビースト覚醒をタイトルとする割にはマキシマルズの掘り下げが少なく、種族的な説明やトランスポートキーとの関係性が全くわからない。
最終決戦でのミラージュのスーツ化は最悪。こっちはトランスフォーマーを見に来てるのであってアイアンマンを見に来たわけではない。
期待が大きかったばかりに視聴後は大きなショックを受けた。
夏休みだろ。コレでも観てキャッキャしてろ!
冷静に観るとですよ。大人の感覚で。話、無茶苦茶ですよ。ツッコミ、即負けの世界観がトランスフォーマーだだってのは鼻から承知ですけどね。童心に帰ってキャッキャしたいから見てるわけですけどね。
にしてもw
もう、出鱈目ですがなw
子供騙しも、ほどほどにしろよー!
ってのは、あるにしても。
童心、呼び覚まして楽しんでしまったw
だってだってだって。
無茶苦茶、楽しいですもん。面白いですもん。興奮しますもん。萌えどころ満載ですもんw
ビーの復活は期待通りとして、パシフィックリムはサプライズで燃えましたw
楽しかった。
かなり。
とりあえず、夏休みだし星甘めで⭐️
主役の2人が最低でした
トランスフォーマーシリーズはマイケル・ベイ監督・スティーブン・スピルバーグ製作総指揮で始まって今作が7つめ。ともかくマイケル・ベイの映画は長いので、いつもこれでもかこれでもかとお腹いっぱいになるのだが、本作の監督はスティーブン・ケイプル・Jr.。そのお陰か、全編127分で終わってくれたので、いつものように観終えて、どっと疲れることはなかった。そこが評価出来る一番かなあ(笑)。★は3.6。
過去作はだいたいみていて、少し飽きた感じもしないではない。最初は大感激したのだが・・・なので行こうかやめようか迷った。ただ、なにせ、こういったSFアクション超大作は大画面で観ないと意味がない。ガチャガチャガチャガチャとトランスフォームする非日常の映像は大音響大画面の映画館ならではの楽しみである。本作もそこは存分に堪能した。
でもねえ、人間の主役2人がだめだった。ヒロインもヒーローも、両方、華が全くない。本シリーズはオプティマスプライム率いるトランスフォーマーたちがもちろん主役なのだが、人間側のヒーローやヒロイン次第で、映画の出来が全く違うものになるってことを痛感した。生真面目なだけのヒーロー、なんの興味の湧かないブ○なヒロイン。近頃のハリウッド映画はなにかとポリコレ・ダイバーシティに縛られてやしないか?。感情移入できない役者じゃ、作品が面白くならないし意味ないよー。途中、寝落ちしたくらいで、7作の中でもワースト1なのは間違いない。そこがずいぶん惜しい作品だった。
本作からまた新たな物語がはじまるのだが、主役の2人、どうするのかなあ。
あらゆる星を丸呑みにして食べ尽くす超巨大・最強・最悪のユニクロンが...
あらゆる星を丸呑みにして食べ尽くす超巨大・最強・最悪のユニクロンが、宇宙の果てで一つの星を滅ぼした。
ユニクロンが惑星間を移動するための道具ナンチャラ・キー(名前忘れた)を携えたビーストタイプのトランスフォーマーは辛くも脱出。
カギとなるナンチャラ・キーは地球に隠された。
時を経て、1994年の米国。
そのナンチャラ・キーの半分が博物館の女性インターン・エレーナ(ドミニク・フィッシュバック )の手によって発見される。
が、それはユニクロンの手下によって奪われてしまう。
並行して、ポルシェに変身したトランスフォーマーと出逢った元米軍兵士の青年ノア(アンソニー・ラモス)も、そのナンチャラ・キー争奪戦に巻き込まれてしまう・・・
といった内容で、ナンチャラ・キーを巡る追いかけっこ映画。
追いかけっことか鬼ごっこ形式はハリウッド製エンタテインメント映画における王道なので、そこいらあたりは、あ、そう、と納得なのだけれど、ハナシにあまり工夫がない。
残念なのは、ビーストタイプのトランスフォーマーが、本体がビーストタイプで、ふーん、人間から見つからないようにしているわけではないのね、ということ。
でかいビーストって、それだけでほぼ目立つじゃないの。
ナンチャラ・キーもシーンによって大きさがマチマチで、巨大トランスフォーマーからみれば爪楊枝ぐらいなはずなのに、妙に大きくなったりと興ざめ。
クライマックスも、狭い通路を辿って・・・って、陽動作戦にもなってないあたり、ハラハラ感も乏しい。
年代を1994年に設定して、安易にスマホを使わせなかったり、これまでのシリーズ主役のマーク・ウォールバーグが歌手から俳優に転身などの楽屋オチなどはクスりとさせるところはあるものの、大味なシリーズ映画の一編といったところ。
あまりにハナシがスカスカで、アクションシーンではちょっとウトウトしました。
人間ドラマを描かなくなった
ファンムービー化したね。
「ちょっとグッとくる台詞」とか「分かりやすい回収」とかやって『おお!』って思わせるっていう。「こういうの好きだよね」という作り手の思いが出てる。
車が変形して戦うのを観てるのは面白いから、いいよね。
この作品たぶんポリコレというかダイバーシティというかに気を遣ってて、主人公二人を黒人にしてきたね。それで、ヒロイン役が、そこまで可愛く思えなかったんだけど、これはルッキズムの否定とかにいってるのかな。単に僕の好みの問題なのか。
ルッキズムの否定だとするとね、芸能の世界で、ルッキズムを否定するのはどうなんだろうかという気もしたな。
そしてラストは《G.I.ジョー》に続きますと。ゲンナリしました。クロスオーバーあんまり好きじゃないんだよね。
ハズブロ・ユニバース始動?
・本作は7作目ではあるが、作中の時系列で言えば「バンブルビー」の7年後で1作目の13年前。
「バンブルビー」ではオプティマスと地球人との絡みは無かったので、まだオプティマスは地球人に心を開いていない時代。
今回の事件をきっかけに地球人を見直す様になったのかもしてないが、シリーズのファンから見ると別人のようで違和感ありあり。
・他の作品では準主役のバンブルビーだが、序盤であっさり死亡はショック。
・最後のやけに事情に詳しい組織。シリーズのファンは皆セクター7?と思っただろう。
なのにまさかの別映画の組織。あっちもハズブロが玩具展開しているし、鳴かず飛ばずだからユニバース化させるつもりかも
と、シリーズのファンにしてみれば、おや?と思うことも多々あるけど、ロボットが肉弾戦するのはそれだけで面白いので、娯楽としては合格
好みの違い
ビーストウォーズ世代なので楽しみにしていたが途中まではまぁ良い方だが後半からモヤッとした点やビーストたちの活躍が思った以上に少なく残念に感じた作品。
特に見ていて萎えたのはいきなりパワードスーツを身に纏い活躍したロックマン状態の主人公や復活後に相棒扱いされるバンブルビー場面を見て萎えた、もっとビーストが暴れるシーンを見たかった上記のシーンの代わりに入れてほしい。
人間、オートボット、マクシマル、ワン・チーム!
2017年の『トランスフォーマー/最後の騎士王』でシリーズももう限界…と思ったが、『バンブルビー』がシリーズを救った。
上手くやりゃまだまだ続けられる。本家が活動停止になる訳ない。再起動。
と言っても前5作の続きではなく、『バンブルビー』のその後。第1作より前。
『バンブルビー』が繋いでくれたシリーズの灯火を鎮火させないか窺い知れる。文字通りの新章スタート。
舞台は90年代。オプティマスたちが地球に来てまだ間もない頃。
NYブルックリンで暮らすノア。元軍人で有能なプログラマーだが、うだつの上がらない日々を過ごし就職難中。
病気の弟の治療費の為、知人の誘いで車泥棒に手を染める。そこで出会った一体のオートボット…。
人間とオートボットの初めての出会いから始まり、原点回帰。
シリーズ後半の何にうんざりって、ごちゃごちゃした設定。
第1作の善悪ロボットの闘いのシンプルさが良かったのに、次第にあっちにこっちに派閥が分かれて、もはや誰が何々だか。
その点、本作も分かり易く。ここも原点回帰が見られる。
勢力は3つ。
まず、敵。星を丸ごと食い尽くす“ユニクロン”。その配下の“テラーコン”。リーダーは残忍なスカージ。
対するオプティマス率いる“オートボット”。
そして、新たなロボット生命体“マクシマル”。リーダーのプライマルはゴリラ型などビースト戦士たち。
オートボットとマクシマルが手を組んで、共通の脅威であるユニクロンとテラーコンに挑む。
今回話題は、ビーストたち。
私は『トランスフォーマー』は実写から入り詳しくはないが、アニメーションシリーズの『ビーストウォーズ』で登場した動物型トランスフォーマー。
シリーズに大変革をもたらしたという人気の存在が、遂に実写シリーズに参戦。ファンにとっては歓喜もの。
ゴリラ、ハヤブサ、サイ、チーターをモチーフ。
オプティマスたちと決定的に違うのは、体毛や皮膚がある。より生命体らしさを感じる。
ビーストの名の通り、躍動感はたっぷり。今回闘いの場は街中ではなく自然の中が多く、縦横無尽に暴れ回る。
彼らはオプティマスたちが地球に来る遥か前から来ていた。故郷の星をユニクロンに食われ、前リーダーが犠牲となり、地球へ。彼らは時空の扉を開く“トランスワープ・キー”を守っていた。ユニクロンはそれを狙う。もし、それが敵の手に落ちれば…。
キーはオプティマスたちも手に入れたい。キーがあれば故郷のサイバトロンに帰れる。
キーはマクシマルたちが二つに。その一つを、博物館のインターンのエレーナが見つける。
エレーナもノアもロボットたちの争いの渦中へ。
ユニクロンの手に落ち、地球は滅びてしまうのか。
マクシマルたちは守りきれるのか。
オプティマスたちはキーを使って帰る事が出来るのか。
ノアたちも含めれば四者四様。それぞれに正義や信念がある。邪心がある。
人間、オートボット、マクシマルたちも最初から協力的ではない。
共通の敵、それぞれの目的の為に共闘。
前5作では人間たちに理解を示していたオプティマス。が、本作では地球に来たばかりで人間をよく知らず、威圧的な態度を取る。唯一、先んじて人間と交流を深めたバンブルビー以外は。
ノアと最初に出会ったのはバンブルビーではなく、初登場のミラージュ。お喋りでチャラキャラ(故に吹替ではあの芸人)。次第に友情を築いていく。これも原点、サムとバンブルビーを彷彿させる。
ソリが合わなかったノアとオプティマス。と言うか、似た者同士なのだ。ノアは家族を、オプティマスは仲間を思い、一人で責任を背負い頑固な面も。
闘いの中で彼らも築き上げる。オプティマスが人間たちに心を開いた瞬間。
ドラマは序盤は退屈だった。が、オートボットたちと出会い、本題が始まると、熱量や面白さが増していった。
さすがに80年代青春ストーリー仕立ての『バンブルビー』ほどではないが、本家よりかは上々。
ノアと弟、ノアやエレーナやオプティマスたちやマクシマルの絆。
合言葉は“ワン・チーム”。
これらベタだが、ストレートに熱い。
スカージからの攻撃を身を呈してノアを守るミラージュ。
ラスト、絶体絶命の危機のオプティマス。それを助けるノアとプライマル。
これら感動的でもあった。
スカージとの闘いで倒されたバンブルビー。復活し、反撃は興奮!
『トランスフォーマー』はいつだって王道なのだ。
今回監督はマイケル・ベイからスティーヴン・ケイプルJr.へバトンタッチ。
彼が人気シリーズを継承するのは『クリード』に続き二度目。
ド迫力のVFXとアクションとスケール、熱いドラマ…しっかり本作でもシリーズの定番を踏まえている。
それでいて、スピルバーグやベイ作品へのユニークなオマージュ。
音楽やアイテムに90年代カルチャー。日本カルチャーへも色濃い。
全く関係ない事だが、ロボットゴリラのプライマルがメカニコングを彷彿させたのは私だけ…?
アンソニー・ラモス演じる主人公像はシャイア・ラブーフ演じたサムに近い気もしたが、あちらのオーバー演技より等身大。
ちと残念だったのはエレーナ役のドミニク・フィッシュバック。あまり魅力を感じられず。何だかんだミーガン・フォックスはセクシーで、へイリー・スタインフェルドが魅力的だったか。
闘いの舞台のマチュピチュ遺跡は荘厳で、周囲の大自然も豊か。
アクションやVFXやスケールはいつもながら。
地元で上映しなかった事もあり、本家を劇場大スクリーンで見たのは『~ダークサイド・ムーン』以来。『トランスフォーマー』とハリウッド王道エンタメを堪能。
が、シリーズ最高の迫力とスケールとまでは行かず。『~リベンジ』や『~ダークサイド・ムーン』ほどの迫力やスケールには及ばず、やはり1作目のワクワク興奮は最高潮だった。
後こんな事言ったらファンから怒られるかもしれないが、ビーストたちは確かにエキサイティングだが、『~ロストエイジ』の恐竜型オートボットの方がインパクトあった。好みの問題かもしれないが…。
こちらもいつもながら。ご都合主義、強引な展開、ツッコミ所は多々。オプティマスはミラージュに「目立つな」と注意するが、いやいや、輸送機型老オートボットの方が目立ってますって!
そんな点も踏まえてこその『トランスフォーマー』。シリーズ最高作ではなかったが、V字回復。素直に楽しんだ。
ラストシーン。面接を受けるノア。
普通の企業かと思いきや、そこは政府の秘密機関。
その名は…
えっ!? まさかのコラボ!?
今風に言うと、“ハズブロ・ユニバース”!?
再起動した『トランスフォーマー』の変形は今始まったばかり!
無駄がなかった!
トランスフォーマーシリーズは全て5回以上見ていますが、スピンオフ系は無駄がないです。簡潔でわかりやすいストーリー、終盤の戦闘シーンの胸熱展開。
ですが、エアレイザーの変身を見れなかったのが非常に残念……正直、主要キャラの活躍が凄すぎたせいでチーターなどの新キャラの活躍をあまり見れなかったのだが、個人的な推しのエアレイザーが頑張っていたのでヨシ!ミラージュの分身やノアがミラージュを身に纏った瞬間は鳥肌が立ちました…バンブルビーは中盤出てきませんてましたが終盤で一気に遅れを取り戻してめちゃくちゃかっこよかったです!
後最後ノアがコーヒー飲んでたおっさんにGIジョーに誘われたのはいいんですがそこは無理矢理でもセクター7とかにして欲しかったな…
偉大な過去作との違い
アクションもVFXもよかった。ビースト達もよかった!後は何だ、何が物足りなかったのか?
自分の中で期待を上げすぎたか。
そう思った理由を考えてみた。
偉大な過去作があるのはしょうがないが、これまでの作品と根本的に違うところは、今作は人間がより主人公らしく映し出されていたところだろうか。トランスフォーマー達はアクション要員というように見えてしまった。
途中もなんだかインディージョーンズ感が強すぎた気がするし(自分で言ってたし)、プライマルが人型にトランスフォームを一応1回だけしたり、最後はアイアンマンかよってみんなが突っ込んでいる中、GIジョーだ!!!というオチ。
でもよかったなと思うところは、設定が1994年ということで、登場する車たちが今となっては年代物のスポーツカー達。
車にフォーカスが当てられる映画(例えばfast furious なんか)では続編が出ていくにつれて車がどんどん新しくなっていき、コンセプトカーなどが続々登場してくる。
一方、今作はディセプティコンではあったが、GTR R-33の登場が自分としてはアツかった!日本車きた!
そんなことで、シリーズとしては、
1)ユニクロンの正体がわかったという進展
2)クインテッサの伏線がまだ回収されず謎が残る
3)GIジョーの技術はトランスフォーマーの応用だった!?
4)ついにハズブロシネマティックユニバースの誕生。(GIジョーの3作品を含めれば、これで10作品目(GIジョー3は正直入れたくないが)。)
Hasbro cinematic universe; おもちゃ会社ハズブロが権利を所有するキャラクターで構成された世界線
With IMAX laser 3D
No.1286
メモ(最近の映画における世界線いろいろ)
Marvel Cinematic Universe (MCU); アイアンマン、アベンジャーズ等
Sony Pictures Universe of Marvel Characters (SPUMC); スパイダーマン、ヴェノム等。もはやMCUの一部
DC Extended Universe (DCU); スーパマン、バッドマン等
Monster Verse; ゴジラ、キングコング等
Hasbro Cinematic Universe; トランスフォーマー、GIジョー、ミクロマン?
また観てしまった
2007年、スピルバーグ製作、マイケル・ベイ監督、トランスフォーマー一作目、子供向けと舐めてかかってましたが、まさかの大娯楽作。あの「舐めててすみません」を思い出しながらの早、7回目のトランスフォーマー劇場体験。
今回は、なぜか94年に逆戻り。
従来は車との出会いを通してオートボットとの交流が描かれていたが、今回はちょっと希薄のような気がしました。そういう意味ではノアとエレーナが命懸けで立ち向かうことの動機付けがちょっと薄いため、感情移入し辛い感がありました。しかし、マクガフィン物として、昨今流行りのKEYを奪い合いながらのバトルは迫力があり良かったかな。
但し、空に穴が空き、巨大な敵が…、バトルスーツを見に纏いその穴を塞ぐために縦横無尽に戦う…。少しMCUを思い出してしまいました。
色々と整合性何ちゃらは別として夏休み頭空っぽで観るには楽しかったです。
全68件中、21~40件目を表示