劇場公開日 2023年8月4日

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「マイケルベイ監督シリーズと比較すると格段にドラマ性が上がっている。」トランスフォーマー ビースト覚醒 ezioさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0マイケルベイ監督シリーズと比較すると格段にドラマ性が上がっている。

2023年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

記憶がほぼ無いほどの幼少期にビーストウォーズシリーズのみをリアルタイムで見ており、その後期間をあけてマイケルベイ監督シリーズは毎回劇場で鑑賞してきた程度の『トランスフォーマーシリーズ』全体を見てきた方からするとそこそこのTF初心者です。
今回は醍醐味であるド派手な変形シーンやバトルはマイケルベイ監督シリーズと比較すると少し抑えめなところはありながらも、やはりオートボット、マクシマルズの絆や人間対オートボット(ミラージュ)との友情が強調され熱い場面が多く楽しめました。
特にオプティマス・プライムとプライマルが手を取り合うシーンにはグッとくるものもあり、今まで全てのシリーズを追ってきたわけではないですが、「これは良いものをみたぞ」という感覚になりました。
と言ってもやはり序盤のプライムの無能な上司感というか、仲間を置いてきぼりにして一人で空回っているところを観ていると他の仲間同様、「やれやれ」と思ってしまった。

あと一つ。私の最寄りの劇場は吹替え版がメインで上映されており(上映が開始して2週間近く経っていたということもあると思いますが)、字幕版は平日休日問わず昼間に1度しか上映しておらず、上映前からどちらで観るか迷っていたながら半ば仕方なく吹替え版を見ました。オートボット達、マクシマルズ達の声優に文句がないのは言わずもがなですが、主人公の声が某事務所のアイドルであり、序盤人間サイドのドラマパートが多かったこともありそれなりに「うーん?」と耐えた場面も多かったです。ただ、ミラージュは良かった!キャラクターも相まって声優上手いなぁと感心しながら楽しめました。

ezio