「マンネリ感を打破する次回へのラストの伏線で一気にワクワク♪」トランスフォーマー ビースト覚醒 松王○さんの映画レビュー(感想・評価)
マンネリ感を打破する次回へのラストの伏線で一気にワクワク♪
2007年にマイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮による第1作が公開されてきた「トランスフォーマー」シリーズの最新作を観てきました。
正直“もう、7作目かぁ~”と鑑賞テンションは1作目ほどで無いにしても、予告編がド派手でこれでもかと手間とお金が掛かっている感がバシバシで、これぞ大作映画!感がある分、“まぁ元は取れるよね”とばかりに鑑賞しましたw
で、感想はと言うと…まあまあ普通でまあまあ面白いw
観る前から大ハズレは無いのは分かってましたが、上映時間も2時間ちょっととこのシリーズでは短めでサクサクと観られたのは良い。
またストーリーも割りとシンプルで今までみたいにやたらとこねくり回して、小難しい肉付けが少ないのも評価出来ます。
ただ、新しいトランスフォーマーのマクシマルズの活躍と出番が少なくて、オプティマスプライム達よりも目立ってないのはちょっとマイナス。
せっかくのメタルビースト達のトランスフォームもクライマックスのみだし、活躍少なめは肩透かしかな。
あと、ミラージュのスーツ化は個人的にはう~ん。アイアンマンや聖闘士星矢的なのはあんまり合わないと思うし、サイズ感までトランスフォーム出来るとギリギリで保たれていた世界観の綻びを感じてしまい、ちょっとトランスフォーマーらしくないなぁと。
ただ、オプティマスプライム達のトランスフォーム(変型)は相変わらず劇中最初に観るとウワッ!となる。
最新のVFX技術が満載で“どうしてこうなる?どうしてこんなのが出来る?”と圧巻の映像技術は流石ハリウッドで超が付く大作映画なだけあります。
何よりもラストでの“あの”「国際機密部隊」の登場は驚いた!
ここ近年に映画化されたシリーズ3作(準スピンオフも含む)は大ヒットしたとは言い難いし、もて余していた感も感じる。
両作品の権利を持つ「ハズブロ」と言う点と近年の同じ権利会社内での同一世界観でのクロスオーバーは今の流れに沿っているとも言えますが、この合流は個人的には大有りで大正解。
そう考えるとミラージュのスーツ化はその伏線として見れるし、期待ほどヒットしなかった為、持て余した作品とシリーズが続き過ぎて、些かマンネリ化した作品の使い方としては良い起爆剤になるんではないかと思います。
このラストの次回への予告だけで少し評価が上がったかなw
長く続くシリーズなだけにマンネリ感もあるし、マクシマルズの活躍も少なめとちょっと拍子抜け感はありますが、大作感は流石。映画を観た!と言う思いは十二分に味わえるし、何よりも次回への伏線がワクワク。
あんまりハードルを上げずに鑑賞すると意外に楽しめますw
YOUさん
コメント有難うございます。
トランスフォーマーはもちろんですが、もう1つの方はおもちゃ売りたいですよねw
昔の兵隊さんとは違った新しい試みでのおもちゃ展開は多分狙っているかと思いますw
また、お時間がありましたら、覗きに来てくださいね♪