「"私はオプティマスプライム"、我々はトランスフォーマーズ・ユニバース!無線で本名を名乗るな」トランスフォーマー ビースト覚醒 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
"私はオプティマスプライム"、我々はトランスフォーマーズ・ユニバース!無線で本名を名乗るな
オプティマスに少しイライラした!若き名匠ライアン・クーグラーからバトンを渡されて監督した『クリード炎の宿敵』で見事に熱いドラマとアクションを紡ぎあげたスティーヴン・ケープル・ジュニアが、今度は新作を作れないハリウッドを象徴するビッグバジェット超大作な本シリーズに起用。破壊神マイケル・ベイが生み出すベイヘムより見やすいアクションで、終盤はアベンジャーズかレディプレばりの全員試合で畳み掛けるのだけど、なぜかそこまで燃えなかった。
映画館で見て、アウターケース付DVDで何度も見た1作目のときより純粋に自分が歳を取っているからだろうか?間違いなくそれもある思い出補正。『バンブルビー』が打ち出した"芳ばしさ"0の面白さよりは、1作目に近いはずだろうに。舞台は1994年、主人公は白人からヒスパニックや黒人と非白人へ。良くも悪くも、どんどんと本シリーズ空白の期間が埋められていく。本シリーズの黒歴史で主演したマーク・ウォールバーグもネタにしちゃう。さて、ここからどこへ向かうのだろうか。
Say hello to my little friend!
G.I.ジョー?
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