「トランスフォーマー/ビースト覚醒 吹き替えで観た、満足よ」トランスフォーマー ビースト覚醒 未佐緒00さんの映画レビュー(感想・評価)
トランスフォーマー/ビースト覚醒 吹き替えで観た、満足よ
今回、二人の人間がオートボット達に強力するとちいう内容だけど、普段なら字幕で観ることが多いけど、これは公開前から吹き替えで観ようと思っていたのは公式のTrailerのせいです。
人間のノアとエレーナのコンビが黒人系の役者さんなのはちょっとびっくり、てっきり白人系を使うと思っていたのだけど、周りのサブキャラが皆、黒人系ばかりだったので珍しいというかおもしろいと思って観てしまったわ。
出だしからアクション全快で、これはもう目が離せないという展開でスクリーンに釘付けにってしまったけど、生活苦で盗みをするというノアの事情に、これは元の職業、もしかして差別というのもあるのかなと勘ぐってしまったわ。
真面目に働きたくても弟の病気のせいで職につけないというのは気の毒なんだけど、それだからって盗みに走るというのは。
友人にそそのかされたといっても土壇場になって盗みは駄目だと言い出すくらいなら最初からしなければいいんじゃないかと思うけど、そこは生活苦という事情もあるんだろうなと気の毒に思わないこともない。
そしてエレーナもちゃんとした職についていても、やはりここでも上司に良いように使われているというので、やはりと勘ぐってしまうのだ。
思うのはノアより、エレーナの方が物事を前向きに考えているのではと思ってしまうのよ。
ノアとオプティマスが似ているというエレーナの指摘には確かにと思ってしまうけど、オプティマスのほうが年齢的にも上に見えるし、リーダーという立場からして、ノアのキーを壊そうという意見には、頷ける部分もあるけど、それで恨まれてしまっても文句は言えるのかと思ってしまったわ。
出だしからミラージュのカーチェイスと軽い口調のノリが楽しくて、こういう若手をまとめるのは苦労するよなと思ったけど、それでも従っているんだからいいリーダーなんだと思ってしまう。
人間は信用できないというリーダーのオプティマスに対して、バンブルビーとか、友好的な意見を持つオートポッドもいるから、こういうところは人間社会みたいだわと思ったり。
一体どれだけのオートボット、ビーストが地球に隠れているのか。
途中で死んだりする仲間もいてハラハラシーンもあるけど、最期は協力してというシーン、ノアのプロテクター姿にはびっくりしたわ。
そして悪は退治というか閉じ込めただけというオプティマスプライマルの台詞と最期のノアの就職、これはまた続編があるのと思わせてくれて嬉しくなったわ。