「努力なくても友情、勝利!」トランスフォーマー ビースト覚醒 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
努力なくても友情、勝利!
バンダイアメリカでキャラクターマーケティングのノウハウを身につけた後にキャリアアップでハスブロに転職した経歴を持つ、ハスブロCEOでプロデューサーのブライアン・ゴールドナーが昨年亡くなり本シリーズの行く末をほんの少しだけ心配していたが無事上映。
ストーリーはこれと言って特筆すべきものはないが、マクシマルとの共闘をさながらワンピースの如く仲間意識や自己犠牲などドラマティックに演出し、世界市場に向けアクションフィギュアをどれだけ多く販売できるかというハスブロの戦略(まさかラストにあのIPまで!)を思わせるほどバトルシーンをふんだんに見せてくれお腹いっぱいになった。
相変わらずオプティマスプライムの尊敬し難いリーダーシップと偏った責任感にイライラ。
マクシマルはトランスフォーミングしないのかなと思っていたら最後やっぱ人型になるのね。(ゴリラから人ってあまり変わらないとか言ってはダメ)
今回は友情もののお手本のような泣かせる行動とアーマースーツでノアと一緒に戦うミラージュ(藤森慎吾さんの吹き替え見てみたかった)が主役だが、美味しいところはやっぱあの黄色いヤツが持っていくw。
カマロのサファリ仕様意外とカッコいい!
ポルシェ状態のミラージュが高速で走って来て後輪スライドさせながら止まりつつ、ロボにトランスフォームしながらノアがスッと歩いて出て来るシーンがあまりにカッコ良過ぎて、そしていつの間に息の合ったバディになっちゃったの感が凄すぎて、おじさん声を上げそうになりましたw。
ノア役のアンソニー・ラモスはどこかで見たなあと思っていたら何とイン・ザ・ハイツの主演の彼。
電子工学を学び、軍にも所属していたという経歴は投げっぱなし?と思っていたら、まさかあのチームへ所属の伏線だったとはw。
ハスブロもマーベルに続くつもり?