「温かい空気に包まれた何とも愛おしい作品」春原さんのうた エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
温かい空気に包まれた何とも愛おしい作品
杉田協士監督‼︎
前作「ひかりの歌」 は4首の短歌をベースにした4章構成の153分。4人の女性たちの人生を切り取った、その一瞬一瞬が愛おしかった。淡々とした静かな語り口ながら、温かい空気に包まれた珠玉の作品だった。
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今作のベースとなった短歌は『転居先不明の判を見つめつつ春原さんの吹くリコーダー』
カフェでアルバイトを始めた沙知。常連さんから引き継いだアパートで新しい生活をスタートさせた。
淡々とつづられる彼女の生活。過去が語られることはないが大切な人を失ったことが見え隠れする。
彼女に接する人たちは皆優しかった。
「もう大丈夫だから」と言う沙知。
新たな人生が始まろうとしていた。
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う〜ん、これは何とも愛おしい作品だった。
温かい空気に包まれた珠玉の作品だった。
って、「ひかりの歌」の感想とまったく同じ🥺
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