「これは、個人の歴史の集合体」華のスミカ かっぱさんの映画レビュー(感想・評価)
これは、個人の歴史の集合体
横浜の華僑の台湾系、大陸系の対立の歴史をたどりながら、視線はあくまで個人の歴史をたどる。監督自身の父を起点に、おじ、祖母、そして父の恩師、中華街の顔役。個人の歴史に徹することで、政治に巻き込まれない歴史記述になっている。
印象に残ったのは、蒋介石も毛沢東も食べ物を持ってきた人として、支持されていた事。結局、そこなのかも知れない。
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横浜の華僑の台湾系、大陸系の対立の歴史をたどりながら、視線はあくまで個人の歴史をたどる。監督自身の父を起点に、おじ、祖母、そして父の恩師、中華街の顔役。個人の歴史に徹することで、政治に巻き込まれない歴史記述になっている。
印象に残ったのは、蒋介石も毛沢東も食べ物を持ってきた人として、支持されていた事。結局、そこなのかも知れない。