愛なのにのレビュー・感想・評価
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館内に笑いがおこるコメディ映画
いかにも映画らしい映画で、みなさん真剣なところが見ていて笑えます。映画館内にもクスクス笑いが度々おきました。
コメディ映画(あえて断言します)なのに笑いを取ろうとしていないところが秀逸です。
瀬戸さん、河合さん、さとうさん、向里さん、みな見事ですが、なんと言っても中島さんが良い。
それにしても舞台となる古書店の雰囲気が素晴らしい。瀬戸さんと河合さんが並んで本を読んでいる最後のシーンは絵になります。
減点要素:後半に無駄なカットが入る。ダメ男を煙草を吸うことで表現するのは見飽きる。
心の求めるままに進みなさい。そうすれば必ず救われます。
さすが今泉監督(今回は脚本だけど)、こじれてるなあ愛が。ストーカーが健気に見えて、未練男がいじらしく見えてくる。ズルい男は嫌味よりも惨めさのほうが感じるし、サレ女は思考がよじれすぎてもはや正常を保ち切れていない。日常の世界の人間は、当然自分も含めて意外とみんなどこかこじれている、って思わせてくれる。その安心感は、なにかの薬かカウンセリングの効能のようだ。監督は城定監督で、なるほどちょっとハードなのはそのせいかもしれない。だから、体当たりシーンが多め。特に弾けてたこの女優誰だっけ?って疑問はエンドロールで解決した。ああ、あのバンドの太鼓叩いているコか。まあいいか。
でも待てよ、こんな厄介な人間関係もまたあんがい日常の世界か?友達の友達くらいまで広げれば、こんな話はありそうだもの。他人の話だと笑って聞ける。身近な話だと深刻になる。自分の話だと、真剣になるんだろうなあ。で、誰かに説教されるんだ。そして、こう叫ぶ、「愛を否定するな!」とね。たぶん、自分も。声に出すか出さないかは知らないけど。
完全に意表つかれた
まさに 『愛なのに』 です。ベッドシーン多め(R15)のラブコメ。 (追記1)再鑑賞.多田の渾身の叫び 「愛を否定するな」 に拍手。(追記2) 「御心って神様のことじゃないの?」 一花 「えっ!」
多田を慕う岬の想いも、多田と一花との関係に対して多田が下す結論も『愛なのに』と思いました。
(追記) 以下、ただのことば遊び。
映画の中でそんな場面やセリフはないけれど例えば岬が 「私の多田さんへの想いはk『愛なのに』どうして分かってくれないの」 と言ったとする。すると岸井ゆきの・角田光代・今泉力哉の3人に『愛がなんだ』そんなのどうだっていいと一蹴されてしkまうのです。 ヽ(´▽`)/
(追記1) 再鑑賞 4/13(水)
多田(瀬戸康史)が叫ぶ渾身のひと言 「愛を否定するな」 に拍手。
(追記2) 再々鑑賞 4/22(日)
一花の思い違いがおかしい。 きょう1番笑った。
一花 「ナヌッ?、 御心って、神さまのことやったんかーい 」 ヽ( ゚◇ ゚)ノ
多田 「汝、カンインするなかれ」 ( ̄▽ ̄;)
2022/2/26(土) ☀️ city1
. . 4/13(水) ☀️ 新宿 武蔵野館 (4/8より入場者に猫シール)
. . 4/22(日)☁️🌂 新宿 武蔵野館
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