「唐獅子牡丹♥」ケイト マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
唐獅子牡丹♥
クリックして本文を読む
裏社会に於ける出入りそのもので
『忠臣蔵』若しくは『天保水滸伝』
そして
この映画での設定と舞台は出入りに乗り込む『唐獅子牡丹』っと言った所。つまり、日本を題材にしているだけに的をハズしていない。しかし、日本はこんな社会なのだろうか?裏社会に付いては知らないが、ディープなアンダーグラウンドカルチャーでも、ここまでは酷くない。と思いたい。
この映画での路上を見ていて、黒澤明監督の『天国と地獄』を連想した。
つまり、今から60年前の東京(映画は横浜)での『出入り』と言う事だ。
アメリカの人達は、ヨーロッパを描く時と違って、こんな姿に見えるのだと思う。それは『タランティーノ監督』も同じ。誇張していえば、蝶々夫人の時代から日本人は『富士山、芸者』の世界なのだ。
しかし、東京圏は世界一デカい街。ロンドン、パリ、そしてニューヨークの比ではない。しかし、それは外見だけで、文化的にはこの映画の様な国と思われているなぁと感じた。
裏切らずに話は終了したが、英語の堪能なアイドルを起用して貰いたかった。このくらいの英語なら喋れるアイドルくらい日本にもいるだろう!!
どうやら、フランス系の監督らしい。タランティーノとリュック・ベッソンのリスペクトまるだし。
殺人に罪悪感を持ち込みたくなくば、人情や忠義は捨てるべきである。涙の要素を少しでも混入させると、殺戮ゲームを見ているようになる。つまり、緊張感が無くなる。
コメントする