ローラとふたりの兄のレビュー・感想・評価
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安定のハッピーエンド
いい歳した兄貴2人が、これまたいい歳した妹に両側から抱きついてチュッチュッする映画 笑
3人絶妙に仲が良いのか悪いのか…苦笑
三者三様抱える問題をファミリーで乗り越えていくというストーリー。
こういう作品って、ハッピーエンドが確約されてるのが分かるから安心して鑑賞できる。
あー、妹欲しかったなぁ 笑
ありきたりの日常が、新鮮
【兄妹】
僕には、歳の離れた妹がいる。
歳が離れたといっても、僕が中学生になった時に年長さんだったので、まあ、この映画の兄2人とローラほどじゃない。
歳が離れているとケンカもしないし、そもそも男女で趣味なんかも違うし、進路に向けた方向性も違ったので、お互いに、お互いの決めたことは受け入れるっていうか、尊重するのが前提みたいな感じだった。
親からしたら、お手伝いは妹の方が気がきくし、妹は、条件付きだけど給付の奨学金をもらって、教育にあまりお金がかからなかったと何度かそんな話しを嫌味で言われた。
僕も大学は、学費はかなり安く済んだほうだと思っているのに、大学入って、社会人になる頃から、家族の間での妹の地位は上昇基調だった。
まあ、でも、僕がけっこう勉強は教えたし、夏休みの静物画の宿題も僕が描いてあげたし、あれこれ言わなくても良いじゃないかと考えたりもする。
もう2人とも随分年を取った。
いろいろあった。
僕が離婚しようとしてた時に、悪態をつく前妻と妹が話しをして、あの人、頭おかしいよ、あんなんと別れて当然と、僕の親に言い放ってくれた時は、本当に頼もしかった。
僕は、一部を除いて、親戚とはあまり仲良くはないのだけれど、妹は、それをカバーしてくれる。
その代わりと言ってはなんだけれども、盆暮のお届け物は僕の担当だ。
だから、最近は親戚とのあれやこれやもスムーズだ。
この作品は、一人っ子の方には申し訳ないけれども、兄弟姉妹とのあれやこれやを改めて思い返すきっかけをくれる気がする。
良い映画でしたよ。
寅さんが二人いる
お兄ちゃんが二人いる妹はいいな
三人兄妹で仲いいね。
その三人に起こる色々なことを描写して、お互いのことを想いやってるんだよね。
ローラが様々な問題を解決してくんだけど、最後は、二人のお兄ちゃんがローラを助ける。
ローラはみんなのマドンナだね。
家族の絆なんて作れは良い
何も起きません。こういう映画が大好きです。
心暖まる優しい映画。こういう映画が大好きです。特に何も起きないから、人によっては映画にする意味がないと思うかもしれませんし、退屈きわまりないでしょう。アメリカ映画と違って、兄弟・夫婦・親子でケンカしてもヒステリックに叫んだりしないのがホッとします。見終わった後ほのぼのとした気分になりました。もう1回見に行きます。上映館が少ないです。
12/22(水)晴☀️再鑑賞追記
兄妹3人のお墓の場面が印象に残る。ケンカしてバッグひとつでサッサと家から出ていくサラが小気味ヨイ。
新宿とはいえ平日2時55分の回なのでガラガラだろうと思ったら、水曜日サービスDAYのせいか座席数83の半分以上がうまっていた。
2022/1/3(月)再鑑賞追記
新年早々、やたらに撃ちまくったり暗くなりそうな映画は見たくないので3回目の鑑賞。6(木)終了だしワンコさんのレビュー(12/23)が良かったのでまた見ることにした。今朝(1/4)、武蔵野館のHP見たら好評につき1/13まで延長とあった。 ナーイス(^^)。雨が降っても駅からぬれずに行けるのを発見。
2021/12/16(木) A
. 12/22(水) 武蔵野館
2022/1/3(月) 武蔵野館
悪くはないけれど…
ほのぼのフレンチコメディ。
いかにもフレンチなエスプリが詰め込まれた、ピリ辛だけどしっかり優しくて温かいコメディ
主人公は弁護士のローラ。彼女には眼鏡店を経営する長男ブノワとビル解体会社に勤める次男ピエールがいて、頻繁に両親の墓参りをする兄妹仲は良好。ローラは離婚調停の依頼人だったゾエールと付き合うようになり幸福な生活を送っているが、ブノワは3人目の妻サラから懐妊を告げられた際に余計なことを言ってしまい、ピエールは解体工事の影響で発生したトラブルの責任を取らされて会社を解雇されてしまう。様々なトラブルに見舞われる兄達とその家族のことを気遣い右往左往するローラだったが、自身の体調に不安があった彼女は医師からある診断を聞かされ打ちのめされてしまう。
というあらすじを書くと深刻な物語のようですが、これが冒頭から終幕までエスプリがぎっしり詰まった爆笑コメディ。いかにもフレンチな上品だけどしっかり辛口のシャレが至る所に仕込まれているので観客はほとんどずっと笑いっぱなしになります。それでも扱われているテーマはリアルで切実な家族あるある。兄妹だから、親子だから、夫婦だから、元夫婦だからこそ言えることや言えないことが織りなす温かい笑いに終始ホッコリさせられること請け合い、冬だからこそ観たい優しい作品です。
ほのぼのとしたコメディ
ほのぼのとしたコメディである。主役の三兄妹は別々に住んでいて、会うのはたいてい両親の墓の前である。そこで互いに近況を伝え合う。それぞれの人間関係を築いたり壊したりするが、一方で兄妹の繋がりはとても大切にしている。といってもそこはフランス映画だ。家族主義的な価値観を礼賛する作品ではない。
3人とも一生懸命に生きているのだが、上手くいかないことだらけである。それに自分の都合を優先して兄妹の気持ちを疎かにするところが多々ある。長男の嫁を含めた女性たちは言葉尻に敏感すぎて、それが原因で屡々揉めることになるのだが、裏を返せば男たちが言葉遣いに鈍感すぎるということでもある。
大した事件も起きず、時間の経過も早かったり遅かったりして、なんとも自分勝手な映画ではあるが、総じて、フランス人の人生に対する余裕のようなものがそこはかとなく感じられる。次男のピエールには出来すぎの息子ロミュアルドがいて、人生の幅を広げてくれているのだが、ピエール自身はそれに気づいていない。ロミュが母親ではなく父親といることを選んだ理由が何となく見えてくるのも面白い。
それぞれの問題に現実的な解決策
緑縁の眼鏡持ってます。
35歳の弁護士ローラと一回り歳の離れた無神経兄弟達の家族のお話。
仕事とはいえ、長男の3度目の結婚式に大遅刻して登場し、失言を発する次男ピエールに、ヤバいヤツだな~と思っていたら、長男ブノワも!?そしていつもフォローに回るローラという構図。
新婚のブノワと秀才の息子を持つ男やもめのピエールの仕事と家族の事情や、独身ローラの恋愛事情や、そして3人兄妹の関係を毒やおふざけをたっぷり交えつつみせていく展開で、三人揃っての定例墓参りはあるけれど、ブノワとピエールは仲が良いのか悪いのか…そして本当に嫌~なヤツなのか。
家族だからこそという気遣いのなさや、逆に家族だからこその言えない思いや思いやりがとても素晴らしく、爽やかで幸せな気分にさせてくれた。
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