ジュラシック・ワールド 新たなる支配者のレビュー・感想・評価
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過去作復習してからのが面白い!
恐竜映画かと思ったらスパイアクション物だった
新たなる支配者はイナゴ!?人類は恐竜と共存できるのか?
IMAX3Dと吹き替え版を観ました。恐竜×3Dの組み合わせは体験したことなかったので、不安でしたが、綺麗で奥行きのある映像に没入してしまいとても楽しめました。吹き替え版も玉木さんや木村さんだけでなく豪華声優陣でキャスティングされていてより作品の空気に入り込めました。ジェフ・ゴールドブラムの吹き替えは大塚芳忠さんで本当に良かった。
なお私は初めてジュラシックシリーズを映画館で観たのが『ジュラシックワールド・炎の王国』でした。そこから『ジュラシックワールド』や過去三部作をDVDで観賞しました。
そのうえで今作を見て、悪くはないけど正直拍子抜けしました。恐竜が放たれ、クローン問題が世の中に知れ渡り、メイジ―がクローン技術の結晶のようにもてあそばれ、半ば指名手配のように報じられる。そんな中クレアとオーウェンは恐竜の保護に奮闘しているのはうれしかった。前作で取り返しのつかない行動をとってしまい、それでも「恐竜の味方」であることを選んでくれて感情移入できたし、二人の仲も険悪でなくて良かった。
しかし、メイジ―誘拐に集中したおかげで恐竜問題が微妙な状態になってしまったのが残念。もうちょっと白黒つけた終わり方にしてほしかった。
二回見て思ったのが女性のアクションが豊富だった。特にクレア役のブライス・ダラス・ハワードさんの演技に注目してしまいました。ジャングルにある沼に入るシーンは迫真の演技だった。
物語はブルーの子供ベータとメイジ―の誘拐から物語が始まり、CIAに転職したフランクリンの情報で犯人たちはマルタ島に潜伏していると知ったオーウェンたちはマルタ島へ向かう。一方古植物学者のエリーは農場でイナゴの被害に遭った農家に調査に向かった。多くの農場が被害に遭ったが「バイオシン社」の種を使っていた農場は無事だったと聞いたエリーは疑問に持ち、旧友の古生物学者のグラント博士に協力を仰ぎ、さらにバイオシン社で講師をしているマルコム博士にも協力してもらい、バイオシン社の闇を暴こうと奮闘する。目的の異なる二つのグループがどのように恐竜と人類の関係に影響を与えるのか?
一つの「娯楽映画」としては無難な着地なんじゃないかと思いました。孤島からロックウッドの屋敷そしてアメリカの森林と恐竜の活動範囲が広がって「もしも本当に恐竜がいたら」と想像を具現化させてくれたことに感謝。
正直、ジュラシックシリーズの締めくくりとしてはストーリーがイマイチな印象でした。どうしても巨大イナゴに焦点が当たってしまい、新種の恐竜や新旧の登場人物との絡みが少ないのが不満。
That's entertainment!!!
マイケル・クライトン原作、29年前にスティーブン・スピルバーグ監督によって映画化された『ジュラシック・パーク』は誰も見たことがないリアルな恐竜を描き、映画史の中でもエポックメイキングとなった映画であり、そこから始まったシリーズ3作と、7年前に復活した『ジュラシック・ワールド』シリーズ2作を総まとめしてシリーズエンドを飾る今作、メインキャラ大集合と聞いてワクワクしないわけがない!
リアルタイムで観てる組と後から参戦組では思い入れが違うのは仕方ない。
それを差し引いても、子どもが見ても分かりやすいエンターテイメントでありながら、原作・映画全体を通して「生命倫理や生命の進化・歴史」「テクノロジーの進歩と過信」に対する哲学的テーマが骨子にあり、どんなに科学が進歩しても結局虫一匹すら人間の思い通りにならない、
とかなんとか思いつつ、一緒にドッキリしたり咆哮にビックリしたり。
やっぱり相変わらずのグラント、エリー、マルカムの三人揃うシーンやシェービングフォームの缶だったりにワクワク。
ワールドのメンバーも勢揃いで、オーウェンはあのまま、そして、まだ悪夢を見るというエリーに比べると、随分クレアは逞しくなったな。
数多くはないけれど新しい恐竜はもちろん、1作目のTレックス登場シーンのオマージュがあったり、小ネタも満載。
確かにわちゃわちゃしてるし、ツッコミどころもあるし、もうちょいグラント博士の活躍も見たかったけど、とにかくこの壮大なエンディングを一緒に楽しもう。
そうそう、Dolby Atmosで鑑賞しましたが、良い音で大画面でぜひ堪能してほしい。
いやぁ、映画って本当にいいものですね〜と言いたくなる帰り道でした。
恐竜は迫力あったが、後半ダラダラ感あり
随分昔に1作目をビデオレンタルで観ましたが、面白くないので、途中で観るのを止めました。YouTubeで○分で分かる過去作のあらすじを見て、本作を観賞しました。
一番驚いたのは、本作のエンドロールが流れると、半分くらいの人がドドッと退席したことです。(30人位の人が観賞していました)
恐竜に迫力はありましたが、既視感を感じます。最後は「ゴジラVSキングコング」のようでした。
後半はダラダラ感が続き、イナゴも思った程登場しません。黒幕もあっさり…
アトラクションムービーだと思います。
個人的には、後半のストーリーにもう少し捻りを加えてほしいと思いました。
余談ですが、イナゴや巨大生物の映画なら、「リーピング」や「ミスト」の方がかなり面白いです。
シリーズファム向けなんだろう
長らくご愛顧のジュラシック商店閉店
ジュラシック・ワールドの最終篇にふさわしく、新旧キャストが揃い踏みで感慨深いけど、お話し自体はツッコミ所満載です。恐竜達と人間との共存はフツーの野生動物被害程度の扱いで肩透かしだし、悪役のバイオ企業が007のスペクター並みの規模の割には、社長は危機管理意識ゼロで内部情報ダダ漏れで、ご都合主義的な展開ばかりです。一方で、前半は少女と子ラプトルの奪還を巡る武器商人や密輸業者、CIAが入り乱れる迫力あるスパイアクションにしたのが成功で、ここから俄然面白くなってきます。後半でバイオ企業の研究施設が舞台になると、恐竜に追いかけられる毎度のパターンなんだけど、ここに旧キャスト三人を投入してくるので、なかなか面白いです。なんだかんだ言って、最後まで一気に見せるコリン・トレボロウ監督の力技は、まさにTレックス級です。一応これで完結とのことだけど、次回は、恐竜との共存をさらに進めて、ラプトルが知能を持って言葉を話すようになる、新シリーズ『ジュラシック・プラネット』が出来たりして。
映画館でアトラクションを体験したみたい
今年一番の娯楽作品
いつものパターンでもハラハラドキドキ!
ジュラシックシリーズの最新作にして、「ジュラシック・ワールド」三部作の完結編。基本構造は過去作を踏襲していますが、期待どおりの大迫力で夏休みにふさわしいエンタメ作品に仕上がっています。
ストーリーは、前作で恐竜が野に放たれてから数年、とある山岳地帯で恐竜の研究を進めていたバイオテック企業が、遺伝子操作で生み出された巨大イナゴがもたらす環境破壊の失敗を回復するため、遺伝子組み換えのカギを握る少女と一匹の恐竜を誘拐するものの、奪還に向かった少女の両親や社内の反乱分子らの働きにより研究施設は機能不全に陥り、恐竜たちが大暴れするというもの。例によって、愚かな人間たちの驕りが招いた厄災にどう立ち向かうという構図は変わりません。
序盤こそ登場人物や語りが多くて、ややうとうとしてしまい、人物の立ち位置がよくわからなくなってしまいましたが、過去作の登場人物たちが善人で、大企業のトップが悪人だと思って観ていれば、特に問題ありませんでした。細かいことは理解できなくても、観客の大半は恐竜パニックを観にきていると思うので、そのあたりの期待にはしっかり応えてくれています。
舞台設定が整い、檻から解き放たれた恐竜たちが街中で大暴れし始めてからは、ハラハラドキドキの連続で最後まで興奮しまくりのジェットコースター状態でした。登場する恐竜も種類豊富で、あの手この手で襲ってくるので飽きさせません。そして、その質感や挙動たるや、もはや実在レベルです。間違ってもこの世界には足を踏み入れたくないと本気で思えてきます。今回は期待をこめてIMAX3Dで鑑賞したので、迫力倍増でした。ただし3D感があんまりだったのは残念でした。
主演はクリス・プラットで、本作でも名調教師ぶりを発揮します。クレア役のブライス・ダラス・ハワード、メイジー役のイザベラ・サーモンも前作に引き続き、重要な役どころを演じています。さらに、サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムと懐かしいキャストが名を連ねます。決してカメオ出演ではなく、きちんと大切な役割があることに、前シリーズへのリスペクトとともに、シリーズ完結への意気込みが伝わってきます。また、随所に取り入れられた過去作へのオマージュも、往年のファンにはうれしいサービスです。それだけに、一見さんお断り状態なところもあるので、できれば軽く予習しておいた方がいいでしょう。
ラストにとってつけたような共存のメッセージがあり、もちろんその根本的な考え方には賛同するし、現代の人類への警鐘としても意義はあったと思います。本作を通じてその一つの答えが提示されているようにも見えますが、さすがに恐竜と共存する日常は想像できませんね。
原点回帰
運に任せろ、運が良すぎる
まだ続編作ろうと思えば作れる、余白を残した完結編
とりあえず今作が完結編という事らしいですが、
いっくらでも、続けようと思えば続けられるでしょうね。
という終わり方で、特に何の感慨もなかった。
でもマーベル系と違って、生きている間に終わってくれて良かった…。
最近はシリーズものの寿命が長すぎて、追い続けるのがしんどい…。
というか1993年の1作目が公開された時
「え!恐竜がとうとうリアルに映像化されるの?」という、
技術の進歩に興奮したのを覚えているけど。
今もう、どんな映像を出されても驚かなくなったので、
いくら恐竜がわんさか出てきても、何の感動もなくなってしまいました…。
あとサム・ニールとかローラ・ダーンの旧キャストに思い入れもないので…。
でも、恐竜ぽい顔の人を最初の頃はキャスティングしてたんだな〜と感慨深いものはありました。
今3作はフツーの美男美女コンビだったので、なおさら。
とりあえず夏休み、親子で見るには、当たり障りがなくて良いのかも。
実際親子連れ多かったです。
ジュラシックパーク感強み
もう違和感なく『普通』にそこに、いるけれど‥
第一作目の『ジュラシックパーク』の感動は忘れない。グラント博士が車から降りて見上げる先には、ブロントサウルスが首を伸ばして木の葉を食べていた。『ど~ん』という足音と一緒に流れるあのテーマ音楽!
あれから30年ですか。
聞くところによると、現在の恐竜学者や古生物学者は『ジュラシックパーク』を見て、恐竜が好きになり道を決めた人が結構いるそう。
このシリーズは本当にワクワクさせてくれる。
本作はもう、恐竜とのバトルや追っかけが、すごすぎて途中笑いながら観た。もっと、1頭1頭をしっかり見たかったけど。VFXの進歩は神すごい。
『シリーズの最終章』でも、『新たなる支配者』でも全然ないじゃん。
でも、全然オッケー!
みんな勢ぞろいして嬉しかった。
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