劇場公開日 2022年7月29日

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「全部詰め込んだ恐竜エンタメ映画」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 waisighさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0全部詰め込んだ恐竜エンタメ映画

2022年8月28日
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鑑賞方法:映画館

イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。オーウェンとクレアは、クローンの少女、メイジーを守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていた。そんなある日、ブルーの子どもとメイジーが何者かによって誘拐されてしまい、オーウェンはクレアとともに救出に向かう。一方、バイオシンを追っていたサトラー博士のもとには、グラント博士が駆け付け、彼らはマルコム博士にも協力を求める、というストーリー。

ジュラシックシリーズを飛ばし飛ばししか観ていないのでも前半は登場人物の多さに混乱させられる。特に前作『炎の王国』を観ていないと既知とされている知識があってやや困る。

ただ、全体としてはチェイスありアクションあり恐竜ありと盛りだくさんで、全く飽きさせない展開。今までの登場人物が総出演で最後らしく豪華な演出。

恐竜に関してはもう完全に「存在している」レベル。恐竜が野に放たれたらほんとにこんな感じかも…と思わせられるほどリアルに感じられる。

ストーリー自体はかなり大味で、予定調和感あり。運任せだったり偶然うまくいきすぎてる感は否めないが、そこを楽しむ映画でもないと思われる。
色んな意味でイナゴの存在感が強かったので人によっては引っかかる人もいるかもしれない。
恐竜のガオーが多いのは後半やや飽きてしまうがこれも人によるかも。

キャストはマムドゥ・アチー演じるラムジーの役回りが個人的に気に入った。

waisigh