「オーウェンたちとアラン博士たちの共闘は熱い。」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
オーウェンたちとアラン博士たちの共闘は熱い。
実は最終章と知らずに鑑賞。
これでもかと主人公たちに何度も恐竜が迫ってきたり、恐竜が追いかけてくるシーンが出てきて「もう勘弁してくれ!もういい!」となる私は、今さらだけど本シリーズに向いてないんだと思う…(パニックホラー要素苦手)。
そして生物は人類の想像や計算を超えてくるのだから制御できないことを本シリーズの人類は良い加減学んでくれ…!(これを言ってしまうと色々成り立たなくなるのはわかるのだけど、人類あまりに愚か…!)
とはいえ、最終章のサービスとばかりにアラン博士やマルコム博士たちが出てきた時はびっくり。
「ジュラシック・パーク」シリーズと「ジュラシック・ワールド」シリーズの人物が共闘するクロスオーバー構造みたいになってたのは面白かった。
というかマルコム博士、年月を重ねても相変わらずのセクシーさ…!
恐竜が世界に解き放たれて、人類を脅かしながらも共存していている世界観は、なんだか新型コロナウイルスが蔓延した後の世界のようだった(核兵器等とも読みかえられる)。
新しい生物や命、技術が一旦生み出された世界は、おそらくもう人類の制御でもう前に戻ることはできない。
特に生き物の種や命は完全に制御できない。
それでもその新しい世界に適応していく生物の逞しさと柔軟さをジュラシックワールドシリーズは描いてきたのだなあと改めて本作を観ていて思った。
ラストのメイジーの母親の博士の最後の映像の言葉はちょっと説教くささと無理矢理感は感じたけれども…。
今回、格好良い女性キャラクターが多くてそこも印象的だった(時勢?)。
個人的に好きだったのは恐竜バイヤー?の白服の女性と、途中からメイジーとブルーJr.の奪還協力に加わったケイラ。特にケイラは武闘派で姉御肌で素敵。