「完結編としては、及第点」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 ホラー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
完結編としては、及第点
前作、炎の王国はジュラシックシリーズの中で、第1作に並ぶ秀逸な作品だった。
恐竜の存在を掘り下げ、生命の倫理問題を鋭く描き出した。
今作もその流れで見ると、期待外れとなる。
監督がジュラシックワールド一作目と同じと聞いて納得。非常にハリウッド的だった。
恐竜は怪獣のように描かれ、ほぼ脇役。007のようなカーチェイスシーン。ハラハラドキドキはしたが、観たかったのはコレじゃない。
一方で、娯楽大作を望んでいた観客には、喜ばれたのは間違いない。
ジュラシックパークのオマージュをふんだんに使い、主要キャストがほぼ揃って完結を迎えたことは、ファンとしてとても嬉しい😊✨
恐竜を現代に蘇らせたウー博士。
彼は悪人ではない。
ただ、自分の研究をしたかっただけだが、それを周りに利用されてしまった。
過去の間違いを悔い、ようやく償えたときの晴れやかな表情が心に残った。
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