「トム・クルーズの代わりに恐竜が出て来るミッション・インポシブル。的な。」ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
トム・クルーズの代わりに恐竜が出て来るミッション・インポシブル。的な。
カーアクションや対人活劇要素が、過去作に比べると印象に残った、ってのがあって。なんかスパイアクションみたいやね!ってのは思いました。
見終えてみると。既視感のあるシーンの連続ではあります。コレと言って時別なコンテンツがある訳じゃ無しで、ハッキリ言うとマンネリです。スターウォーズ的だったり、スパイアクション的だったりしますが、緊迫感には乏しく。
などとなどと。
クールに振り返って言葉にすると、丸っ切り、思いっきり、ネガネガしてる様に思われるかも知れませんが。
そこは恐竜の迫力、と言うか、おバカを惹きつける引力の凄まじさと言うか。イザベラ・サーモンの可愛らしさも強力なポジティブ要素。2人の新規キャラが、やたらカッコ良いしw
エンタメとしての振り切り具合は言う事無しですし、夏休み中のオススメ映画としては、No.1 だろ!ってのが結論。
初回は通常上映にしました。そのうちIMAXで2回目しますw
楽しかった。
そうそう。楽しかった、で終わっちゃうんですよ。予定調和で怖さが足りねーわ!ってのは言っとかないとアカンかw
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チョッピリ追記
運び屋のケイラの愛機、Fairchild C-82 Packet ですよ。「飛べフェニックス!」の。イッヤー、これはレアで萌えました。ちょっと気になって調べたら、米空軍保有機は僅か223機しかなく、そもそもが。その全機がC-119の登場で1954年には退役。初飛行の1944年から、たったの10年で引退。コレが逆に、軍役からの引退機の多さにつながっているものと思われ。ほとんど失われる事なく隠居したと。
現時点の残存機は、米国に5機、ブラジルに2機。1機は個人のコレクション、残りはすべて博物館での展示のみの様です。どうやって撮影したんですかね。もしかしたら、作ってしまいましたか、他の双発機をベースにしてドンガラだけを再現する改造機。戦車映画のタイガーも、T34を改造して作るぐらいだからw