TANG タングのレビュー・感想・評価
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児童文学の王道冒険譚。
二宮くんが好きなので、観ました。
感想
超王道児童文学潭という感じで、良い意味も悪い意味でも期待を裏切らない無難な作品でした。
・物語構成
ダメ人間の健と可愛らしい天然系ロボットタングとの友情を主軸に置いた楽しい冒険映画として楽しめました。
海外の児童文学が実写の影響なのか、一部非現実的な描写もありましたが、コレは近未来の世界なので問題ないという事でいいのでしょうか?
それは別として、物語自体は良い意味でも悪い意味でも期待通りの超王道ロードムービーとしてとても見やすかったです。
2人の冒険の妨害をする敵達も海外アニメで頻繁に見掛ける主人公側の見せ場重視のポンコツタイプの敵で誰でも安心してして観れると思います。
・タングについて
今作の重要キャラクターである、自律稼働型人工知能ロボットのタングが終始可愛いです。背景とも上手く馴染んでいるVFXが素晴らしかったです。
・演技
演技については、今作は俳優陣の皆さん全員が自然体で演じている印象を受けました。今作の優しい世界観には合っていたと思います。
・VFX
近未来の世界観がVFXで見事に再現されていて脱帽です。ドラえもんを実写化をしたらこんな感じになるんだろうなぁと実感させられました。
総評
とても分かり易く優しい超王道感動系SF冒険譚。
タングと二宮くんコンビが終始可愛かったです。
主役以外は良かったのに!
二宮さんが持つ雰囲気は、塩と砂糖を入れ間違えて料理を台無しにしてしまった感がある。
せっかく優秀な脇役を揃えたのに・・・
スクリーンで観る満島ひかりさんが一段とキレイだったので、救われている。
終盤になると可愛く見えるTANG?
筋書きが読めそうなストーリーでしたが予想外の感動を得られる秀作。二宮和也君のダメ男っぷりが良い味付けになって物語が進行します。
ネーミングの由来や回想シーンを謎解きとして楽しむこともできます。
ほのぼのハッピーなエンディングを
是非映画館で🎦
72
癒されました。
ほのぼのほっこりしつつも適度にハラハラドキドキして、感動もしたので大満足でした。
個人的に、あまり情報を詰め込まれすぎると理解が追い付かなくて集中できないので、本作は子どもでも見れるような分かりやすさで楽しめました。
タングが本当に可愛くて、健とのコンビがとても愛おしかったです。当たり前なんだけど、撮影中動いているタングが居なかったなんて…と思うくらい。
エンドロールも最高に素敵だったので、是非最後まで見てほしいです。
テンポ早めだけどエンドロールまで見てほしい
ロボットなはずなのに人間物語のような愛情深い作品だなと感じました。
淡々とテンポが早く展開が進むので寝ずに最後まで見れると思うし幅広い年齢層が鑑賞できると思いました。
エンドロールまでちゃんと見てほしいです!
コレでいい感じだよ。素直に見れば良作。オススメ。感動❗️飽きさせない。【ただし、深みは全然ない】
一年くらい前か?「ロン 僕のポンコツ・ボット」とテーマ展開が丸かぶり。
ただこの作品のイギリスだか西欧の小説 と「ロン」どちらが元祖かはわからない。
「ロン 僕のポンコツ・ボット」が好作品であったのと同様
本作も「オトナの屁理屈、深みの追求しなければ極めて良い作品だ。」
確かに、深み は無いが、その分「誰でもこの作品の主張が理解できる」ということ、表裏一体。
ただ「ロン」が気の毒に公開直後週末なのに「ガラガラ」だったのに対し
本作は「元 嵐 の二宮くんが主役」故にそこそこ盛況である。
ただ写真がテーマだった「浅田屋」と比べると確実に集客力が落ちている。
まあ二宮くんもいい歳だし、嵐も過去の話になりつつある前兆は仕方がない。
松潤とか、ガラスの学歴頼みの桜井さんよりは、遥かに演技が上手いから
コレからが「俳優 二宮くん」としての正念場だろう。
しかし 三木監督、2人いるけど、こっちの三木監督、多作で器用だ。
この作品も「深くは無いが、感情移入しやすく」ターゲット観客を確実に陥落させている
中国の深圳(イヤイヤ大都市、経済特区なんだろけど、こんなマイナーな都市よく出したね!)
福岡、宮古島の描写
深圳、福岡=VFXだかの特殊効果の都市描写の煌びやかさ
宮古島=基本自然の撮影(一部特殊効果ありか?)
のそれぞれの描写が素晴らしい。
典型的なドラマ展開(最初は無関心、見捨てる→だんだん情がうつって来て、最後土壇場クライマックス)
というのはオーソドックスすぎる展開。
(情を持つロボット)タングもかわゆい。
ただ父親の死に医師として臨んだ描写の表現は稚拙。お粗末。
その分満島ひかり(未だに、吉田修一 妻夫木君の「悪人」の性悪な福岡の少女のイメージが・・鉄鍋餃子)
との再出発の爽快さがカバーしている。
良い作品だ。観て損はない
ただ「医師でプー太郎は非現実的、ただし、研修医と小児科医は過酷な現状ではある」
武田鉄矢と小手伸也 どちらも正論でないの???どちらが悪かは決めつけられないでしょ。
という大きな疑問が?
ドローンで宅配、ロボットが接客は近未来というより現在に近い。
ただし「ロボットが学習効果で感情を持つ」にはあと50年以上必要だろね。
「かまいたち」ご苦労様。いいいんじゃないの「そのまま」のキャラで・・自然体で
笑いはプロ だけど、俳優としては素人な訳だから・・
コーヒー難民
弁護士の妻と暮らすニート夫が家を追い出され、ポンコツロボットと共に旅をする話。
医師免許は持っているらしいけれど就職の面接にもいかず主夫業もしないポンコツ旦那が、ある日裏庭に迷い込んで来たポンコツロボットを追い払う様に妻に言われて巻き起こっていくストーリー。
表は住宅街なのに裏庭!?に始まって、ちょっと大袈裟なロボットだったりホログラムなネオンだったりにちょっと大袈裟でお子様向け感を感じたし、TANGもかなり子供っぽい設定だし…ていうか、相当早い段階で自我を持った凄いAIなんじゃ?と気付きそうだけどw
優しい物語で愉しめはしたけれど、主人公にしても嫁さんにしてもTANGにしても、抱えているものは結構雑なフリで早めに臭わせるし、それぞれの機微もかなり急展開だしで、TANGのキャラクターが良くてなんとかなった感じかな。
自分を包む愛に気付けば世界は変わる
監督の『三木孝浩』は原作ありモノ、
とりわけ少女漫画を底本にした映画化については
そつなくこなす、所謂「職人」の印象。
直近ではやや異種な、《夏への扉 -キミのいる未来へ-》のように
SFの名作を元にした一本もあり。
とは言え、カテゴリーとしては{恋愛映画}がほぼほぼで
本作のように少し捻った関係性を描くのは《くちびるに歌を(2015年)》以来と
久方ではなからろうか。
あ、次作の《アキラとあきら》も、男女の恋愛ものじゃあなかったか(笑)。
しかし総覧すれば、各作の出来は玉石混交、
良作と駄作の振れ幅が激しい側面もこれあり。
で、まぁ今回、やや不作に振れているかな、との概観。
原作の『Deborah Install』による《A Robot in the Garden》は
イギリスが舞台と聞いている。
それを、日本に移植したらしいが、どうも冒頭のシーンから
何とも言えぬ違和感がある。
宅配用のドローンや自動運転車が行き交う近未来の設定は許容。
アンドロイドが人間と共存、いやどちらかと言えばサーバントして在ることについても。
しかし、西洋的なスタイルをまるっと移植したような、
主人公夫妻の生活環境には決定的に違和感あり。
家宅そのものと、出会いの場となる「庭」についても同様。
もっとも、件の「庭」は、
その設定が必須である理由が、最後のシークエンスで明らかになりはするが。
自分を見失ってしまった青年『健(二宮和也)』が
記憶を失ってしまったロボット『TANG』と出会って以降は
巻き込まれ型のロードムービー。
謎の組織が現れたり、『TANG』の生みの親との邂逅があったりと
文字通り奮闘の後、主人公(達)は過去の頚木から解放され再生する。
とは言え、そこまでの過程を構成するパーツが既視感満載で
2015年との比較的最近の出版年から、過去作の影響をどうにも覚えてしまうきらい。
また『二宮』クンの演技も、何時もながらの自然さが無く、
やや『健』の内面を捉え切れていない表現。
とりわけ、前半~中半部については、
それらのウィークポイントが強く出て、
イマイチ物語り世界に没入できない。
ところが、終盤の一連のシークエンスが極めて秀逸。
演技のキレも復活し、幾つかの伏線も綺麗に回収され、
バラ撒かれていたピースが収まる場所にピタリと嵌る。
愛情の存在が心の中を温かくし、
ひたすらな多幸感に包まれる。
ただこれはおそらく、脚本ではなく、
原作の手柄と思えるのだな、未読だけど。
とは言えこれはやはり、イギリスの風景の中で見たかった一本。
とりわけ主人公を、若い頃の『マイケル・J・フォックス』が演じていたら、
素晴らしい作品になったろう、叶わぬ希望ではあるが。
ロボットはかすがい
落ちこぼれニートとポンコツロボットのドラマでそれなりに面白いんだけど、現場の方の感覚がなんかズレているような作品でした。映像や美術はハリウッド映画の借り物感たっぷりでCGも安手だし、何よりも脇役や悪役の設定がすごくチープで、役者のレベルも低すぎます。悪役二人が関西弁のコメディリリーフと言うのはすごい違和感があるし、深圳のロボット学者も学者らしい活躍もなく、出てきた意味がわかりません。舞台があちこち変わるので見た目は派手だけど、展開はご都合主義でシラケます。全体的にそこそこの出来なんだけど、ディテールが気になってイマイチでした。それでも、最後に家に帰ってからのシーンは盛り上がるし、タングはかわいいけどね。『ウォーリー』みたいだけど。役者では二宮和也のニート感振りはいいとして、ファンの人には悪いけど演技が一本調子かな。一方、満島ひかりの演技は引き込まれるものがあり、出番が少ない割には彼女が一番うまかったです。
二宮...健???
さっき見たのが三木監督作品の「コンビニエンス・ストーリー」。そして、次に見たのが三木監督作品の「TANG タング」。同名でも、正反対な監督2人ですけど笑
という訳で、やってきました、三木孝浩監督monthの2本目です。最近、見たい映画があまりなくて、「今夜、世界からこの恋が消えても」から2本しか挟んでいませんので、時の経ちが早く感じます笑 もう2週間も前か。本作は、ジャニーズ屈指のヒットメーカー(?)、二宮和也主演の映画ということでチェック。それこそ、同監督の「夏への扉」こそ良かったものの、あまりこういうSFものは好きじゃないんですよねぇ。ということで、そこまで期待していませんでしたが、想像以上に心癒されましたわ...。
まぁ、正直なところ「コンビニエンス・ストーリー」とは真逆で、ミスキャスティングな気がします。もちろん、二宮和也の好演は光っているし、満島ひかりや市川実日子もめちゃくちゃいい。SixTONESの京本大我のナルシストっぷりもなかなか上手くて、前半30分はかなりの満足度。
しかしながら、途中から「おろっ?」と思う人が多くて、ちょっと違和感。予告でも薄々感じてはいたけれど、やはり気になる。それは、かまいたち・小手伸也・武田鉄矢。かまいたちは、トップクラスで好きな芸人なんだけど、明らかに浮いている。なんか、三木監督っぽくないなぁと。こういう使い方、しないんだけど。小手伸也も...なんか違う。武田鉄矢は...もっと違う。演出のせいなのかなんなのか、2人ともすっげぇ薄っぺらく見える。魅力ゼロのキャラクター。愛せない。
しかしながら、その分TANGの魅力はこれほどまでかと思うくらいに詰まっている。こんなにも、愛おしくて応援したくなるキャラクターってのはそうそういない。ストーリーに物足りなさを感じる一方で、TANGの言動や行動に心癒され、満たされました。★3.5のうちの4分の3はTANGにあげたい。この映画のいいところは間違いなく、このロボットの活躍です。
個人的には、福岡に来たというのが嬉しかったですねぇ笑 うっすらと見えた福岡タワーは、まさにサプライズ。ほとんど面影はないですけど、そこだけは確認できました。あと、中国の...どこだっけ。あそこの映像も綺麗で美しかったですね。ほかのロボットのビジュアルや、過去の振り返りの映像のぼやけ方もいい感じ。細かい所にこだわりをもって作っている。本作の三木′sポイントはそこですね。
まあ、だけど三木監督の映画では一番ハマらなかったかも...。結構子ども向けのような作りで、割と退屈。原作があるから仕方ないかもしれないけど、ストーリーにほとんど捻りがないのが残念。癒されたから良し!か!
あと、二宮和也が演じるのが健というのは、たまたまですか?わざとですか?笑笑
心が通じ合えば、ロボットでも「最高の友」である
観終わった後、ある意味、観客の心の豊かさを試されている気持ちになりました。
決断ができないダメ夫の健(二宮 和也)が、妻から見放され、偶然出会ったタングというロボットと旅に出る物語です。
冒頭で話した「心の豊かさが試されている」理由について説明します。
まず、ロボットのタングは、人間のような表情を出す事はできません。タングのセリフや行動で、タングの心情を読み取る事になります。
タングがコーヒーを持って来る場面があります。ここがツボにはまります。ここでタングの心を読み取る事ができれば、没入できるでしょう。
次に健の心の変化です。健はある悩みを抱えています。タングに対する態度も徐々に変わってきます。この辺りの心の変化が読み取れれば、感動へと導く事ができると思います。
夜景や風景もとても美しく、心が洗われます。
妻も心の変化が表れます。
近年、映像の美麗さを売りにした洋画に対して、「映画は心で観るんだよ」と三木監督が投げかけたお手本のような作品だと思います。
ロボットを通して、人間のやさしさを鮮やかに描き出す!
三木孝浩という監督は、人を美しく描くことにおいて天才だと思う。
TANGというロボットを映しながら、そこに人間の内面のやさしさをも映し出してしまう。
カメラのとらえる光は、"この世界は美しい"と言わんばかりにまばゆく、そして光輝く。
中国の描写は美化し過ぎな面もあり、お笑いタレントのキャストはかなり安っぽい。
しかし、すべてが完璧にはいかないと考えると、そこは大きな問題ではないだろう。
これからも、三木監督には脚本やキャストなどで奇をてらったりせず、 純粋に人の心を描いていってほしい。
ロボットかと思えば人間を描き、デジタルかと思えばアナログ。この映画はそんな映画だ。
ぜひ、劇場でご覧ください!
一家に一台TANG!と思える愛らしさでした。
感情の変化に合わせてTANGの歩き方が変わってて、終わりに近づくにつれて愛おしく感じられました。好奇心とか喜怒哀楽に素直に生きる大切さみたいなものをTANGから学んだ気がする。ニノの泣きの演技は単純な悲しみとか悔しさじゃなくて、複雑さを含めて表現されているのが繊細でもらい泣き(うるっと)した。ほとんどCGとのことでしたが、俳優の皆さんの想像力に委ねられる撮影だったと思うと凄みが増します。
タングかわいい!
物語にはたいした期待をせず、京本大我を見に行きました!!
求めすぎなければ全然十分面白いです!
かまいたち好きなので、たまに出てくる二人の場違い感も楽しめた。
合う人には合う、合わない人には合わないのかな?
何故こうなっちゃうんだろ
原作未読で映画見ました
映画見終わった直後の感じでは星3.5くらい
役者さんの演技の質がバラバラだったり、色々と過不足なものも多く、ファミリー映画にも大人が見て感動出来るドラマにも振り切れて無い印象
ストーリーもいかにもで、なんとなく既視感あるし
で、あまりにも気になったので原作のあらすじをネットで調べたらコレが凄く面白そう
主人公とTANGの関係からして全然違う
もっと原作に近ければ面白い映画になったと思うのに何故こんなふうに変えちゃったんだろ
「公開日」
今年87本目。
公開日夜の回。miletが一番好きな歌手なので「Always You」最高でした。AI、ロボット物だと昨年の「ロン僕のポンコツ・ボット」「アイの歌声を聴かせて」が秀逸すぎて邦画の「すばらしき世界」と合わせて昨年のBest3です。
この2作が凄かったので今作も純粋なロボット物で期待して行きましたが良かったです。
かまいたちいいじゃない。
京本大我がPHP9月号にインタビュー記事載っていたので旬でいいなあと。
まあまあ
三木監督の2022年夏の作品第二弾ということで観てきましたが、皆さん書かれている通り、夏休みの子供向けの映画だと思いました。
ストーリももっと派手な大冒険を期待していたのですが、子供が見ても分かる内容でだけあって凝った内容では無く、かなりあっさりした感じでした。
ただ、大人が見てもつまらないという内容ではなく、そこそこ楽しめました。
TANGの目はよく語る
ニノは、やっぱり上手いね。やはりこういう感じで終わるのか、と冷めた気持ちで終盤を迎えたが、あやうく涙がこぼれそうなくらいに気持ちを持っていかれてしまった。
無職って言っても、おぼっちゃまで医師の免許を持っていて、妻はやり手の弁護士。この設定じゃ乗れないよね。あっちこっち移動するから、旅行気分にはなれるけど。
TANGの感情が、光と音を主体として表現されるんだけど、これがよく伝わる。ブリキのオモチャの質感で、かわいいしぐさ
をするTANGを見て、SF的なツッコミをするのは、野暮ってもんでしょ。
ややチグハグな感じ
普通に楽しめるといえば楽しめる。かわいいし、少し友情みたいなものに感動するし。
ただまぁいつのまにタングにそんなに心許したのか、、奥さんにも捨てられ寂しかったのか、笑?
奥さんも優しすぎるし、、他のメンバーもキャラがよくわからんって感じでした。。かまいたちはね、途中でコント挟んでるだけだったしね、笑。世界観が訳分からん感じになってましたね。
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